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ものづくりプログラム科(導入講習・企業実習付コース)

訓練の概要

  • ものづくりをサポートするための生産支援システムを構築する技能・技術を習得します。
  • 生産設備の制御技術、C言語、Java言語、AndroidOSを用いたアプリ開発技術を習得します。
  • ネットワークを通じて生産システムとIoTを連携するための技能・技術を習得します。 
  • 「企業実習」を通じて、現場で必要となる技能・技術を習得します。

カリキュラム内容

1. 生産システム制御開発技術

 プログラミング言語の基礎となるC言語および、Java言語を習得します。両方の言語が、後の実習で必要となるプログラミング技術の基礎となります。

ネットワーク制御の図

2. 工場内ネットワーク構築技術

 TCP/IPを用いた構内ネットワーク構築技術、及びネットワークと連携した生産支援システム・ソフトウェア及びデータベースの構築方法を習得します。

ネットワーク構築中訓練風景

3. 生産支援Webアプリケーション

 サーバ用途としてよく用いられるLinuxを利用する技術を習得します。組込みLinuxボード(Raspberry Pi)を用いてハード・ソフト・ネットワークの連携技術を習得します。

Webアプリケーション開発画面

4. 生産支援サーバ構築技術

 サーバ用途としてよく用いられるLinuxを利用する技術を習得します。組込みLinuxボード(Raspberry Pi)を用いてハード・ソフト・ネットワークの連携技術を習得します。

Linux操作画面とRaspberry

5. 企業実習

 関連企業にて企業実習を行い、現場の業務の流れを体験し実務で必要な技能・技術及びその関連知識を習得します。

企業実習の様子

6. フォローアップ訓練

 企業実習後のフォローアップ(振り返り)として、企業実習の課題や疑問点を整理し、不足の技術を補足し、実務での問題解決の手法を習得します。

フォローアップ訓練の様子

受講条件

  • 過去の経験
     特に必要ありません。
  • 事前に習得していることが望ましいスキル
     特に必要ありませんが、基本的なパソコン操作ができれば取組みやすいでしょう。
  • 訓練受講前にジョブ・カードを活用したキャリアコンサルティングが必要です。
    概ね55歳未満の方向けのコースとなっております。

    各訓練コース共通条件
    ・再就職を強く望んでおり、職業訓練を受講することに強い意欲を有している方
    ・離職者訓練コースの内容を理解し、就職を希望する職種と入所希望訓練コースとの整合性がある方
    ・職業訓練の安全確保及び訓練に支障を来さないような健康状態である方
    ・職業訓練を受講する上で必要な、集合訓練における協調性のある方

※受講希望者が多数の場合は、上記の条件を満たしていても受講できないことがあります。

受講者の声

・自分の手で一つのものを作ることに憧れを抱き、ハローワークにて札幌のハロートレーニングを紹介され、訓練に参加することにしました。IT業界は使用する言語や技術(C言語、Java言語、PHP言語)や、それを使って作成するモノ(制御プログラム、業務システム、Webアプリケーション等)により具体的な職種の方向性がとても多岐に渡っており、どこを選ぶにしても役立つ基礎を広く学ぶことができました。自分で早めにどんな言語や技術で、なにを作りたいのかを定めて、学習を深めることが就職やその後において重要であると思うので、入る前からIT業界をよく調べておくとより有意義になるでしょう。(20代 男性)

修了生の声

 C言語・Javaなどのプログラミング言語、データベースなど多岐にわたる訓練で学んだ技術を、企業実習を通じて実際の業務でどのように使用するか実感することができました。 また、求められる技術や自分に必要なスキルを認識することができました。

担当テクノインストラクターの声

 企業実習では実際のシステム開発に即した模擬開発を行います。また、自分の興味のある分野の実習を行っている会社を選ぶことができます。 授業で教わっていない技術を使うこともありますが、ここで学んだ基礎技術の応用で十分対応できます。私たちは皆さんが満足のいく実習ができるようにサポートいたします。一緒に頑張りましょう。

 導入講習がない6カ月間訓練の、ものづくりプログラム科(標準コース)もございますので、興味のある方は下のリンクから確認よろしくお願いします。

ものづくりプログラム科(標準コース)

修了生の就職事例

ものづくりプログラム科の訓練を受講する方のほとんどがIT業界未経験です。しかし、たくさんの方が訓練受講後、IT業界にエンジニアとして就職しています。 
    〔前職〕            〔再就職先〕
運送業    (男性20代)→ プログラマ    (就職地:札幌)
サービス業  (男性30代)→ ソフトウェア開発 (就職地:東京)
ガス業    (男性20代)→ ソフトウェア開発 (就職地:札幌)
不動産業   (女性30代)→ テスター     (就職地:札幌)

賃金情報

常用雇用 17万~22万円

訓練カリキュラムに関連する資格

  • Java言語プログラミング能力認定試験(サーティファイ情報処理能力認定委員会)
  • 基本情報技術者(独立行政法人情報処理推進機構)

訓練に必要な経費

●受講料 無料 テキスト代:14,000円程度(作業服等は別途)

●作業服等
各自で準備していただきます。
※指定色はありませんが、派手な色合いの作業服は不可です。

●職業訓練生総合保険
7ヶ月訓練:5,550円(2022.4月改定)
企業実習を実施するにあたり、万一、座学又は実習において、訓練に起因する事故等により実習先事業主やその顧客へ損害を与えた場合に備えるために、全員加入していただきます。
また、企業における実習期間中は労働者災害補償保険(労災保険)が適用されます。

使用するアプリケーション

  • 言語:C、Java、PHP、SQL等
  • 統合開発環境(Eclipse、Visual Studio等)
  • OS:Windows10,LinuX(PiOS)

お問い合わせ先

ポリテクセンター北海道 【受講者係】

TEL

011-640-8761

FAX

011-640-8830

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