基礎構造,建築図面等に関する技能及び関連知識を習得します。また建築系CADの基本操作から各種図面の作成方法、既存図面の修正方法など技術を習得します。
住環境設備科(企業実習付きコース)のご案内
訓練の概要(訓練により習得できる技能)
住環境設備科では、建築の構造に関する基礎知識からはじまり、建築CADの基本操作を習得した後、図面作成や図面の修正方法の技術を習得します。基礎知識をもとに内装施工実習を行い実践的に訓練を進めます。
続けて住宅には欠かすことのできない住宅設備(電気設備・給排水設備・空調設備)について関連する技能を技術を習得していきます。多岐に渡る知識、技能・技術を習得して、建築業界、住宅関連事業での就職を目指します。
訓練全体の目標人材像(訓練目標)
- 住宅改修を行う上で理解しておくべき、内装施工などができる。
- 住宅改修を行う上で理解しておくべき、設備施工の知識がある。
総訓練時間
- 708時間
1ヶ月ごとの訓練目標
1.「建築構造(基礎)と建築CAD」
2.「工具取扱い基本と内装施工」
手工具と電動工具の安全に関する内容を理解し使用方法の技術を習得した後、内装施工に関する知識・技能を習得します。
3.「住宅設備施工(電気・給排水)」
電気設備及び給排水設備の概要を理解し、設備施工に関する技能を習得します。
4.「住宅設備施工(空調)」
空調設備の概要を理解し、空調機器の施工に関する技能及び関連知識を習得します。
5.「企業実習」
施設内訓練(1~4)と企業における現場実習を通して体系的な知識・技能・技術を習得し、より実践的な職業能力の向上を図ります。
6.「フォローアップ」
企業実習における課題や問題点について解決し、実務における問題解決の手法を習得します。
受講要件
過去の当該訓練分野の経験
- 特に不要
事前に習得していることが望ましいスキル
- CAD等の訓練にてパソコンを使用しますので、パソコンを使用したことがある方(起動・終了・入力)は、さらに訓練効果が期待できます。
各訓練科共通要件
- 公共職業安定所に求職の申し込みを行っており、職業訓練に関連する職種への再就職を希望している方
- 職業訓練受講及び修了に支障のない方(健康状態等)
- 公共職業安定所の受講指示等を受けることができる方
受講料
- 無料です。ただし、教科書代(約10,000円程度)については、実費負担となります。
- また、作業服、安全靴も必要となります。お持ちのものがあれば、新規に購入する必要はありません。
受講者の入所前の職種と修了後に就職した職種の例
新コースのため、事例はございません。
建築業界、設備関係、住宅関連事業での就職を目指します。
訓練に関する職種と仕事内容
主な職種
- リフォームアドバイザー(営業)
- 住宅営業
- 内装工
- 多能工
- 設備工事の業務
- 住宅設備機器の営業・販売・施工
将来こんなをしたい方におススメ!
- 住宅についての幅広い知識を生かして営業やアドバイザーになりたい
- 住宅設備関係のお仕事に興味がある
- 内装工事に関するお仕事に興味がある方
訓練により就職可能な主な仕事
- 住宅の内装工事に関する仕事
- 住宅設備の施工
- 建築の知識を生かした営業やアドバイザー
求人票に記載されている職種名
- 内装工、多能工、リフォームアドバイザー、住宅営業、配管工
就職後の仕事例(求人票より)
- 内装施工(クロス施工)
- リフォーム営業(リフォームアドバイザー)
- 設計補助(CADによる図面作成補助)
- 建築施工管理見習い
- 住宅設備工事
就職率
- 新コースのため、データはございません。
修了生の声
- 未経験の分野でも基礎から学ぶとこができます(令和4年度住宅リフォーム科修了生)
- 訓練を受講してプラスになることはあっても、マイナスになることは絶対にないと思うので受講を考えているのなら受講してよいと思います(令和4年度ビル設備サービス科修了生)
賃金情報
- 平均基本給13万円から18万円
指導員からのひとこと
住宅を建てるために必要な知識や技術は多岐にわたります。住環境設備科では、木造住宅の基本的な構造を学び、その知識を生かしCADを使用した図面作成などを行います。また住宅設備に関する知識や技術を習得することで就職先の幅を広げることができます。
訓練修了時に取得できる資格
- 丸のこ等取扱作業者安全衛生教育
- 足場の組立等の業務に係る特別教育
任意に取得する資格
訓練期間中に受講者の皆さんが習得した技能を活かして任意に受験して取得できる資格の一例です。(※但し、合格を保証するものではありません。詳細につきましては、各実施機関へお問い合わせ下さい。)
- 特にありません
就職後のスキルアップ
就職後は、当センターで実施しています短期間の 在職者向け職業訓練(能力開発セミナー(有料)) 受講することで、さらにスキルを向上させることができます。 当センターでは、就職後においても新たな職業能力の習得やこれまでの職業能力の更なる向上に係る相談・支援を行っています。お気軽にご相談下さい。お問い合わせ先
ポリテクセンター宮城(宮城職業能力開発促進センター) 訓練課
TEL
022-362-2454
FAX
022-364-2651