CADものづくりサポート科(女性専用コース)
訓練の概要
1.科の概要
CADものづくりサポート科ではパソコンを使用したデジタルものづくりに関する知識及び事務関連に関する知識の習得を目標としています。
訓練では、機械製図に関する幅広い知識とCADを用いた機械図面の作成、3次元CADによる立体的な形状作成及び財務会計、原価計算、労務管理について学ぶことができます。
2.6か月で習得する技術等
- 固定資産の管理・減価償却の方法等の財務会計に関する知識を習得します。
- 原価計算・管理・会計処理等の製造業の原価計算に関する知識を習得します。
- 社会保険制度の概要・給与計算・年末調整の実務等の労務管理及び経理実の知識を習得します。
- 機械製図に関するJIS規格の知識、図面の読み方や描き方に関する知識を習得します。
- 基本操作、機械図面の作成、異尺度図面の作成等の2次元CAD製図に関する知識を習得します。
- ソリッドモデリング、アセンブリモデリング等の3次元CADに関する知識を習得します。
3.訓練風景

1.製図基本作業

2.2次元CAD基本作業

3.3次元CAD基本作業

4.財務会計、製造業の原価計算、労務管理(トータル3か月間)
受講に必要な経験・スキル
経験
- 特に必要なし。
スキル
- 特に必要なし。
就職率
- 94.4% 令和3年度速報
修了生の主な就職先
主な就職先業種
- 機械設計業務
- 機械設計補助業務
- CAD/CAMオペレーション業務
- トレーサ業務
- NCプログラマ
- NC工作機械オペレータ
主な就職先企業
- (株)ナダヨシ
- (株)村田木型製作所
- (株)托生
賃金
- 17~20万円(修了生の採用賃金実績:総支給額)
(前職の経験等の諸条件に応じて異なる場合があります)
修了後の職務と仕事内容
- CADシステムを使用した設計製図
- NC加工データの作成業務
- 金型などのNC加工機を使用した加工及びオペレータ
- 機械部品製造(車両部品・自動機部品等)
訓練で習得した職業能力の活用状況
設計製図分野では2次元CADによるトレース、図面の修正、及び3次元CADによる機械部品のモデリング、組立情報の作成(アセンブリ)、 図面化、技術を活用できるようになります。
CAD/CAM分野では実際の加工を念頭に入れた加工データ作成、形状の作成が可能になります。
これらの基本技能を身につけることで、就職後の仕事における土台を作ることができます。
訓練期間中に取得する資格
- 特になし
任意に取得できる資格
訓練期間中に習得した技能を生かして受講者が任意に取得している資格の一例です。
(ただし、合格を保証するものではありません。詳細につきましては、各実施機関にお問い合わせください。)
CAD利用技術者試験(社団法人コンピュータソフトウェア協会)
日商簿記(2級・3級)
2次元CAD利用技術者試験(一般社団法人コンピュータ教育振興教会)
3次元CAD利用技術者試験(一般社団法人コンピュータ教育振興教会)
コンピュータサービス技能評価試験(ワープロ部門)(中央職業能力開発協会)
コンピュータサービス技能評価試験(表計算部門)(中央職業能力開発協会)
お問い合わせ先
ポリテクセンター福岡(福岡職業能力開発促進センター) 訓練第一課
住所
〒806-0049 北九州市八幡西区穴生3-5-1
TEL
093-641-6909
FAX
093-631-6516