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2年制+2年制 実学融合の教育訓練システム
当校のような2年制の“短期大学校”の課程を「専門課程」といいます。
「応用課程」は専門課程を修了した後に進学する“大学校”の2年間の課程で、製造現場のリーダー養成をすることを目的にしています。
大学校は全国に10校あり、近隣には中国職業能力開発大学校(岡山県)や九州職業能力開発大学校(福岡県)があります。
就職する前に多くの実践技術を学びたい方は、当校での2年間の専門課程を修了後、大学校に進学してさらに深く学ぶことが可能です。
応用課程見学会
進学の参考にするため、大学校の見学会を1年次の12月頃に行っており、生産機械技術科と電子情報技術科は中国職業能力開発大学校(岡山)、住居環境科は九州職業能力開発大学校(福岡)へ見学に行きます。
応用課程修了後
大学校の応用課程へは、毎年30%前後の学生が進学しています。
応用課程修了後は、職種やスキルの可能性が広がっています。
さらに民間企業への就職だけでなく、職業訓練指導員になることもできます。
大学院への進学も可能で、有名私立(文部科学省系)の大学院などへの進学実績もあります。
※人事院規則等では、公務員試験(一部)や公務員としての採用時の待遇において、専門課程修了で短期大学卒、応用課程修了で4年制大学卒として扱うと記載されています。
(以下、企業も同等の扱いである場合は記載)
なお、当行に求人をいただく民間企業においても、基本的には同等の扱いとなっています。
進学した先輩の声
山田 創太さん生産機械システム技術科へ進学
私が応用課程への進学を決めた理由は、機械設計技術をさらに深めるためです。現在、課題を通して設計から加工、実際に動かすまでの一連の流れを学んでいます。私はロボットコースを選択しました。課題を通して産業用ロボットの基本的な操作方法やハンドの設計などを行っています。将来、製造現場の自動化が進化していく時代に、学校でロボットに関われることは、大切な経験となっています。
福田 薫さん生産電子情報システム技術科へ進学
専門課程(ポリテクカレッジ島根)で学んだ技能に加え、より高度なものづくり技術を学ぶため、応用課程に進学を決めました。現在は、IoT技術に関連したネットワーク技術とマイコン制御に興味を持って取り組んでおり、将来はIoT技術が生かせる組込みシステム分野への就職を考えております。
吾郷 翔太さん建築施工システム技術科へ進学
就職先の選択肢を広げるために応用課程へ進学しました。応用課程では、グループワークや外部講師からのアドバイスにより、専門課程での学習をさらに探求し、学ぶことができます。また、専門課程で活用してきた設備が、応用課程ではより充実した環境となるため、学習に専念できます。
齋藤 涼太さん普通科出身 生産電子情報システム技術科へ進学
応用課程への進学後は、様々な技術習得のため日々努力しています。標準課題というグループ実習では無線操作可能な小型ロボットを設計、製作していました。私は主にハードウェア担当として、専門課程の時に経験したCAD/CAM技術を応用し、躯体設計・組立てなどでチームに貢献しました。
現在は自分たちのアイデアを具現化するため、ソフトウェアの設計や開発に力を入れて頑張っています。
松浦 亨平さん総合学科出身 生産機械システム技術科へ進学
私は就職先の選択肢を広げるために応用課程に進学しました。
応用課程では今年から始まったロボットコースの課題に取り組んでおり、専門課程で扱っていた汎用フライスとは違い半自動フライスでの加工のため、より高度な部品を加工しています。このような経験ができるのはこの学校ならではだと思っています。
テクノインストラクター(職業訓練指導員)への道
応用課程終了後は、企業への就職だけでなく、テクノインストラクター(職業訓練指導員)になることもできます。
テクノインストラクターとは、職業能力開発施設で、就職やスキルアップに必要となる技能や技術の指導、就職支援などを行っている「職業訓練指導員」の愛称です。
「テクノインストラクター総合情報サイト」では、テクノインストラクターになるための方法や、仕事内容・魅力について動画で紹介しています。さらに、女性テクノインストラクターの活躍や研修制度の情報なども掲載しています。
進学を果たした先輩たちの声
- 「進学して応用課程を修了すると待遇が大学卒業者と同等の扱いとなる。」
- 「大学校へ進学すると大学卒業認定がもらえる。」
- 「進学という選択があるので進路の幅は広いです。」