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江津市をはじめ地域に愛される学校に

地域の方へ

写真:学校航空写真

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島根職業能力開発短期大学校は、平成5年の設立から、地域の皆様に支えられながら歩みを進めてきました。
ものづくりを通じて、江津市をはじめとする地域の住民、企業、教育機関の方々と協力しながら、地域活性化のため、様々な活動を行っています。
これからも地域の皆様に必要とされる学校づくりを行ってまいります。

「隕石大明神」移転に当校が貢献!

「“ほこら”(令和5年度総合制作作品)」が完成し引き渡しました

 島の星山は874年に隕石が落下したとされることが名の由来で、万葉歌人・柿本人麻呂が歌に詠んだことでも知られ、高角山、星高山とも呼ばれています。これまで星の島山の中腹にある冷昌寺そばに建てられた“ほこら「隕石大明神」”に隕石が保管されていましたが、“ほこら”の老朽化が進んでいることや、山頂への登山者を増やすことを目的に、地元からの要望で新しい“ほこら”を製作し山頂に移転したいとの要望をうけ、今年度の総合制作実習で取り組んだものです。
 完成した“ほこら”は、令和6年3月6日に関係者とともに山頂に「隕石大明神」を移転し、その模様は新聞にも掲載されました。

倒木巨大スギを机やいすに!地域に貢献!

「地域の要望にもとづき、江津市の天然記念物に指定された
樹齢800年の倒木スギで机やいす等を制作し設置しました」

 江津市の天然記念物に指定されていた高倉山八幡宮の樹齢800年以上経過した御神木のスギは、幹の空洞化が進み2022年8月に土砂災害に見舞われ倒木しました。地域住民の方からの相談を受け、この御神木を使用し御神木の面影が伝わるベンチやテーブルなどを制作することにより存在を語り継いでいただきたいという思いで、今年度の総合制作実習に取り組みました。
 令和6年3月8日に、机といす2脚は高倉山八幡宮へ、ベンチとカウンター・積み木は地域のコミュニティ交流センターへ、テーブル月の椅子は地元企業にそれぞれ設置させていただきました。
 この日はマスコミの取材もあり、翌日の新聞に掲載されました。

島根職業能力開発短期大学校は江津市と包括連携協定を締結

協定締結式は令和5年7月11日に江津市役所特別会議室にて執り行われ、当校からは菅和雄校長、林聡職業能力開発部長が、江津市からは、中村中市長、河野裕光経済部門参事、大石勤教育委員会事務局参事が出席しました。
今回の包括協定は、江津市と当校が包括的な連携のもと、双方が有する人的、物的資源を有効活用することにより、産業分野における人材育成など、地域の課題解決に取り組み、地域社会の発展に寄与することを目的としています。

中村江津市長(左)と菅校長(右)


翔江祭!

翔江祭は、創立2年目の1994(平成6)年以来続いている学園祭で、学生自治会主催により例年10月の土曜日に開催されています。詳しくはチラシをご覧ください。

2023(令和5)年度は、10月28日(土)に開催しました。

翔江祭



翔江祭では、学生による模擬店の他にも、こどもが参加可能なものづくり体験教室である、「ものづくりフェスタ」が当校の職員や近隣施設方々の協力で開催されました。詳しい内容は、チラシの2枚目をご覧ください。

学園祭の様子

ものづくり体験教室の様子

写真:子供向けものづくり体験教室の様子
写真:子供向けものづくり体験教室の様子

学園祭の模擬店など

写真:出店でお客さんを相手にする学生の様子
写真:子供向けものづくり体験教室の様子

受託研究・共同研究

地域の企業・関係機関と連携し、当校が有するものづくり力を活かして、企画から設計・製作を行っています。

県産材木を用いた東屋等の企画・設計・製作
-歴史遺産の情報発信強化と環境整備-

当校がある江津市二宮町のまちづくり協議会との共同で、恵良地区における万葉ビュースポットに休憩できる東屋を設置。
万葉ロマンの里にふさわしい、文化財や自然環境に調和した新たな構造物を企画から設計、製作まで取り組みました。

写真:東屋を制作する学生たちの写真

レーザ加工機を用いた非金属材料の最適加工に関する研究
-機械加工による甲冑製造ノウハウの構築-

隣接する浜田市の開府400周年推進室との共同で、イベントで使用する甲冑の製造を行いました。
浜田市が甲冑のデザインと各種材料を選定・提供し、当校で加工に適したデザインの修正、CAMデータの製作及び形状・材質に適した効率的かつ高品位な加工条件や加工方法を検討し、甲冑モデルデータを開発しました。

写真:甲冑の写真

地産材活用による全国植樹祭カウントダウンボードの制作

第71回全国植樹祭島根県実行委員会との共同で、全国植樹祭の開催に向けて、開催理念や基本方針を広く周知啓発するための記念事業を実施するにあたり、カウントダウンボードを製作しました。序幕イベントでお披露目するとともに、島根県内の各所で展示され、気運の醸成や植樹祭PRに活用されています。

写真:カウントダウンボードの前で笑顔の学生たちの写真

ものづくりで地域貢献

受託研究・共同研究の他にも、地域の皆様から寄せられた「こんなものをつくってほしい」というご要望にお応えして、まちづくりやイベントで活用する作品を数多く製作しています。

スタンディングテーブルの制作

毎年夏に開催される江の川祭りに使用するスタンディングテーブルを作成しました。
学生によるデザインワークで、鼓をモチーフにしています。当日は、これにイルミネーションを設置し、会場を彩りました。

写真:祭り会場に設置されたスタンディングテーブルの写真

お堂の建屋の施工

「都野津新四国八十八か所」のお堂の建屋施工を毎年1カ所ずつ行っています。学生が設計から施工まで全て行い、学校で学んだ技術を全て注ぎ込んだ、こだわりの詰まったお堂です。

写真:お堂を建てる学生たちの写真

医療用フェイスシールドの製作

新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、医療従事者の方が使用するフェイスシールドを製作しました。シールド部分はラミネートフィルム、柄の部分はレーザー加工機で製作しました。

写真:医療用フェイスシールドの写真

中学校キャリア教育

地域の中学校からの依頼により、将来の進学・職業選択の参考となるよう、キャリア教育を行っています。

写真:中学生向けキャリア教育の様子
写真:中学生向けキャリア教育の様子

高校との連携

進路学習の一環として、当校にお越しいただき、学校紹介や校内見学を行っています。

写真:高校生に学校の説明を行う様子
写真:学校のロビーで記念写真をする高校生の様子

地域への貢献

住居環境科の村上 輝さんは、コンビニエンスストアのアルバイト中に、高額な電子マネーを購入しようとした高齢者の応対の中で、不審に思い購入理由を聞き、だまされている可能性が高い思い、高齢者を説得するとともに警察に通報したことにより、特殊詐欺を未然に防げたとして、江津警察署所長様より令和5年3月8日に感謝状が贈られました。

写真:〇警察署感謝状