進学制度就職・進路

応用課程への進学制度

修了後は応用課程(2年制)へステップアップ可能

実学融合とは理論と技能・技術をそれぞれ切り離して学ぶのではなく、それらを有機的に結びつけて学ぶ教育訓練システムです。
実践技術者育成を目的とした「専門課程」(2年制) と、さらに技能・技術を深め生産現場のリーダーの育成を目的とした「応用課程」(2年制)があります。 これらのシステムは、 企業ニーズに的確に対応した実践的教育訓練でプロフェッショナルを育成します。
専門課程は短大卒相当、応用課程は大卒相当で卒業できます。

さらに学びを深める実学融合の教育訓練システム

応用課程とは、技術・技能の応用力や企画・開発力の総合的なものづくり能力を身につける2年間の教育訓練課程です。
より高度な技能・技術や知識を身につけたい学生は、本校の専門課程を修了後、推薦入試(書類審査及び面接)または一般入試(専門実技に関する筆記試験及び面接等)により、職業能力開発大学校の応用課程へ進学することができます。
専門課程では生産現場で必要とされる技術者としての技能・技術を身につけるのに対し、応用課程では企画設計から生産工程の構築などの実習を通し、創造力・企画開発力、問題解決やプレゼンテーションのスキルを身につけた生産管理部門のリーダーとなれる技術者を目指します。
主な進学先としては、北陸職業能力開発大学校(富山県魚津市)、関東職業能力開発大学校(栃木県小山市)、東北職業能力開発大学校(宮城県栗原市)をはじめ全国10カ所にある職業能力開発大学校へ進学しています。

大学校への進学は全体の約3割

大学校の応用課程へ進学することも可能で、新潟職能短大では毎年約3割の学生が進学しています。応用課程修了後は大卒と同じ扱いとなり、職種やスキルの可能性が広がっていきます。就職先は民間だけではなく、職業訓練指導員になることもできます。また、条件によっては大学院への進学も可能です。

北陸職業能力開発大学校について

本校から多くの学生が進学先として選択するのが北陸職業能力開発大学校です。
応用課程として生産システム技術系(生産機械システム技術科、生産電子システム技術科、生産情報システム技術科)の学科があります。

北陸職業能力開発大学校のサイトへ ⇒

関東職業能力開発大学校について

本校の住居環境科の学生が進学先として選択するのが関東職業能力開発大学校です。
応用課程として居住・建築システム技術系(建築施工システム技術科)の学科があります。

関東職業能力開発大学校のサイトへ ⇒

応用課程学生の声

北陸職業能力開発大学校生産機械システム技術科
令和6年度専門課程修了
Mさん
経験値を増やして
就職先の幅を増やしたい
応用課程への進学を決めた理由は?
最初は就職希望でしたが、学校生活を送る中でもっと進歩ができると感じたので、経験値を増やして就職先の幅を広げるために進学しようと思いました。
将来の夢は?
学んできたことを生かして機械加工で活躍したいです。具体的には応用課程で学ぶ中で決めていきたいと思います。
北陸職業能力開発大学校生産電気システム技術科
令和6年度専門課程修了
Eさん
シーケンス制御を
もっと学びたい
応用課程への進学を決めた理由は?
プログラムを作成してコンベアやランプなどの機械を動かすPLC制御が楽しく、また、入学後に検定を受けて合格したこともあり、もっと知識を得たいと思ったため進学を決めました。
将来の夢は?
シーケンス制御の仕事がしたいです。
近畿職業能力開発大学校生産電子情報システム技術科
令和6年度専門課程修了
Yさん
より専門的な
プログラマーに
応用課程への進学を決めた理由は?
高校時代タイピング好きの友人たちがプログラミングをしており、そこから興味を持ちました。課題をこなしていくようなプログラミングが楽しくて好きになり、さらに学びたいと思ったからです。
将来の夢は?
コードを組むのが好きなので、プログラマーになってアプリ開発がしたいです。
関東職業能力開発大学校建築施工システム技術科
令和6年度専門課程修了
Dさん
建築施工管理で
即戦力となるために
応用課程への進学を決めた理由は?
施工管理についてより詳しく勉強したいと思ったからです。設計と施工管理で迷っていましたが、新発田市内の建設会社ヘインターンシップに行った際、現場を見学し、施工管理の仕事に興味をもちました。さらに能力を上げて即戦力になりたいと考え、進学を決めました。
将来の夢は?
施工管理の仕事がしたいです。