応用課程への進学制度
修了後は応用課程(2年制)へステップアップ可能
実学融合とは理論と技能・技術をそれぞれ切り離して学ぶのではなく、それらを有機的に結びつけて学ぶ教育訓練システムです。
実践技術者育成を目的とした「専門課程」(2年制) と、さらに技能・技術を深め生産現場のリーダーの育成を目的とした「応用課程」(2年制)があります。 これらのシステムは、 企業ニーズに的確に対応した実践的教育訓練でプロフェッショナルを育成します。
専門課程は短大卒相当、応用課程は大卒相当で卒業できます。
さらに学びを深める実学融合の教育訓練システム
応用課程とは、技術・技能の応用力や企画・開発力の総合的なものづくり能力を身につける2年間の教育訓練課程です。
より高度な技能・技術や知識を身につけたい学生は、本校の専門課程を修了後、推薦入試(書類審査及び面接)または一般入試(専門実技に関する筆記試験及び面接等)により、職業能力開発大学校の応用課程へ進学することができます。
専門課程では生産現場で必要とされる技術者としての技能・技術を身につけるのに対し、応用課程では企画設計から生産工程の構築などの実習を通し、創造力・企画開発力、問題解決やプレゼンテーションのスキルを身につけた生産管理部門のリーダーとなれる技術者を目指します。
主な進学先としては、北陸職業能力開発大学校(富山県魚津市)、関東職業能力開発大学校(栃木県小山市)、東北職業能力開発大学校(宮城県栗原市)をはじめ全国10カ所にある職業能力開発大学校へ進学しています。
大学校への進学は全体の20%
大学校の応用課程へ進学することも可能で、毎年約20%の学生が進学しています。応用課程修了後は大卒と同じ扱いとなり、職種やスキルの可能性が広がっていきます。就職先は民間だけではなく、職業訓練指導員になることもできます。また、条件によっては大学院への進学も可能です。
北陸職業能力開発大学校について
本校から多くの学生が進学先として選択するのが北陸職業能力開発大学校です。
応用課程として生産システム技術系(生産機械システム技術科、生産電子システム技術科、生産情報システム技術科)の学科があります。
北陸職業能力開発大学校のサイトへ ⇒
関東職業能力開発大学校について
本校の住居環境科の学生が進学先として選択するのが関東職業能力開発大学校です。
応用課程として居住・建築システム技術系(建築施工システム技術科)の学科があります。
関東職業能力開発大学校のサイトへ ⇒
応用課程学生の声
- 新潟職能短大を選んだ理由は?
- 私は高校で製図や加工について学習した際に興味を持ち、大学に進学してさらに詳しく学び、技術を身につけたいと考えていました。その際に、新潟職能短大のカリキュラムを見て、自分のやりたいことと一致していたため選びました。
- どうして応用課程に進学しようと思いましたか?
- まず、企画開発から製作までの流れを詳しく学びたいと考えていました。また、私はグループ活動の経験が浅いと思っていたため、応用課程のグループで行う課題学習に魅力を感じました。
- 応用課程では何を学んでいますか?
- 応用課程の1年生では主に標準課題というグループ活動で、産業用ロボットを活用した空気圧FAシステムの設計・製作から評価について学んでいます。
- 将来はどんな仕事に就きたいですか?
- 将来はFAシステムの機械設計の分野で働きたいと考えています。大学校で学んでいるFA化への設計方法などを活用した仕事に就きたいです。
- 高校生へのメッセージをお願いします。
- 専門課程では、それぞれの学科で基礎から学べるため、高校での学科を気にすることなく入校できると思います。また、2年次から1年間かけて行う総合製作実習では、ものづくりの楽しさを感じることができると思います。
- 新潟職能短大を選んだ理由は?
- 高校生の頃に理系の大学を調べていた時に見つけ、実習が多くて自分のスキルが身につくと思いました。学費が安くて就職先も豊富だと聞いて決めました。
- どうして応用課程に進学しようと思いましたか?
- 入校当初から進学は決めていました。専門課程でプログラムや回路を学んで楽しいと思い、進学希望がより強くなりました。
- 応用課程では何を学んでいますか?
- 1年生の前半は座学中心に勉強していきます。実習はロボット操作や簡単な回路制作などがあります。1年生の後半では標準課題があります。こちらの標準課題はマイコンを中心とした開発実習で、要件定義から実装テスト、評価、発表まで行います。
- 将来はどんな仕事に就きたいですか?
- 将来、学んだことを生かして、IT業界でプログラマーか情報インフラエンジニアとして働きたいと考えています。
- 高校生へのメッセージをお願いします。
- 新潟職能短大は実習がとても多いので、普通科高校出身でもスキルがとても早く身につくと思います。ものづくりやプログラミングに興味があるならぜひ進学を検討してくださいね!
- 新潟職能短大を選んだ理由は?
- 工業高校では学びきれなかった内容を、より深く身につけたかったからです。特に、環境エネルギーに対して興味があり、新潟県内で力を入れていたのが新潟職能短大と知り、選びました。
- どうして応用課程に進学しようと思いましたか?
- 知識・技能などをさらに増やしたかったことや、環境に関することをテーマにした課題実習があり進学しました。
- 応用課程では何を学んでいますか?
- 電気コースとロボットコースがあり、私は電気コースを専攻しています。主にパワーエレクトロニクスをベースとして、モータの利用技術やエネルギーの運用方法など学んでます。
- 将来はどんな仕事に就きたいですか?
- 学んだ知識・技能が活かせる職業訓練指導員を考えています。
- 高校生へのメッセージをお願いします。
- 新潟職能短大はものづくりの学校ですが、先生が一から丁寧に教えてくださるので、誰でも安心して学べます!!少しでも、ものづくりに興味のある方やどの大学に行くか悩んでいる方は是非オープンキャンパスに参加してみてはどうでしょうか?
- 新潟職能短大を選んだ理由は?
- 中学生の頃から建築に興味があり、建築学科のある大学に進みたいと考えていました。そして、普通科高校出身の私が、短大卒業後に大学へ進学することで、在学中に二級建築士を取得できる本校を選びました。
- どうして応用課程に進学しようと思いましたか?
- 在学中に二級建築士の資格を取得するためと、施工図や施工管理について学ぶために進学しました。建築の仕事に就く上で、実際の現場の知識も習得したいと考え、進学を決めました。
- 応用課程では何を学んでいますか?
- 施工管理を主に行っています。1年生の前期では、木造の模擬家屋を建築し、家の建て方やグループワークの技術を習得することができます。
- 将来はどんな仕事に就きたいですか?
- 将来はハウスメーカーに勤めたいと考えています。新潟職能短大で学んだ基礎と設計の知識と、応用課程で習得した施工管理の技術で、お客様に喜んでいただける住宅を提供したいです。
- 高校生へのメッセージをお願いします。
- 新潟職能短大は、一般の大学よりも年間の休みが少ないですが、夏休みなどの長期休みは十分にあり、高校の延長で学校生活を過ごすことができます。少しでも興味があればぜひオープンキャンパスに来てください。