電気エネルギー制御科学科紹介

電気エネルギー制御科専門課程 2年制 | 定員 20名

エネルギー問題は地球規模の課題です。電気と制御技術を習得し、さらに太陽光などによる電力制御やモータの効率的な利用といった、先進分野の知識と技術を身につけます。

特色

01電気・電子技術

確かな理論と正確なスキルを習得する
各地の発電所から発電された電気は送電線を伝わって一般家庭に分配されます。 電気を安全確実に伝える配線作業には、単純に電線を繋ぎ合わせるだけでなく確かな理論に裏打ちされた正確なスキルが求められます。すべての電気・電子技術に必要な技能・技術を実学両面で習得します。

02エネルギー技術

環境とエネルギー技術を両立させる
自然の力によるエネルギー供給問題はメディアを通じて関心が高まっており、現在もさまざまな機関で議論が継続しています。
今後はエネルギー制御技術を備えた人材がさらに必要になることが見込まれるため、環境エネルギーに関する各種実験を行い、技術を習得します。

03FA・ロボット制御技術

電動機からロボットまで自在に操る
日常において目にする電気で動くものは、各種デジタル家電はもちろん、自動車や産業ロボットなど様々なものがあります。電気を利用し効率よくものを動かす制御技術は我が国の製造業には欠かすことができません。電気エネルギー制御科では電動機からロボットまで幅広く制御技術を習得します。

カリキュラム

電気エネルギー制御科では、電気・電子技術、エネルギー技術及び制御技術を基礎として、自然エネルギーである風力発電や太陽光発電の電力制御等を学び、 電気自動車やロボットなどで使われるモータの効率的な利用技術、工場の自動化技術及び省エネ化技術を身に付けた実践技術者を目指します。

1年前期
基本的な電気電子理論を中心に、基礎実験・実習を行うことで電 気に関する基礎知識を習得します。
1年後期
一般科目とともに基礎理論を学びつつ、計測実習や制御実習など 徐々に専門科目を習得します。
2年前期
専門的な実験を行うことで応用技術を身につけます。また、制 御プログラミングなど、電子制 御の技術を習得します。
2年後期
2年間で培った経験をもとに様々な作品を製作していき、製作する過程で設計・製作にかかる応用技術を習得します。

シラバス(授業計画)

2年間の授業内容はこちらからダウンロードしてください。

資格

在校中に取得可能な資格
2級電気工事施工管理技士補
2級電気機器組立て技能士(シーケンス制御作業)
2級機械保全技能士(電気系保全作業)
技能士補
第一種電気工事士(試験合格のみ)
第二種電気工事士
修了後の目標資格
電気主任技術者(第三種)
エネルギー管理士(電気管理士)
国家技能検定(技能士補で学科免除される4科目)

知識や技術、技能を身につけた修了生は多くの企業で活躍しています!

実習設備

  • FAシステム実習
  • 制御盤製作実習
  • 風力発電実習装置
  • 太陽光発電実習装置
  • 電気管理実習
  • 風力発電実習装置

総合制作

総合制作実習とは2年次において、電気・エネルギー・制御に関するものづくりを学生主導で進める実習です。企画・設計・製作・評価の各工程はこれからの未来を担う実践技術者に欠かすことのできない経験となります。

最近の総合制作実習テーマ一覧

  • エレベータ装置製作
  • アミューズメント機器製作
  • ソーラーバイシクルの製作
  • 反射神経向上装置の製作
  • メカトロニクス職種への取組と産業用ロボットを活用した模擬製造ライン
  • ヒータ付きスノーダンプの製作
  • エレベータ装置製作
  • ソーラーバイシクルの製作
  • 反射神経向上装置の製作
  • アミューズメント機器製作
  • メカトロニクス職種への取組と産業用ロボットを活用した模擬製造ライン
  • ヒータ付きスノーダンプの製作

受賞歴・大会結果

2024ロボットアイデア甲子園甲信越大会

ロボットアイデア甲子園は、産業用ロボットに対する知識を深めるとともに、新たな産業用ロボットを使用したアプリケーションのアイデアを企画・プレゼンテーションして競う大会です。社会性や実現可能性、独創性などの視点から総合的に評価されます。2024年8月に開催された甲信越大会に、本校電気エネルギー制御科1年生(※当時)の宇内さんが出場し、特別賞を受賞しました。

第56回技能五輪全国大会「移動式ロボット」職種

技能五輪全国大会は若い技能者(23歳以下)を競う競技です。対象に技能日本一を競う競技大会で、年一回開催されています。毎年約40種目で全国の若い技能者が日本一を目指し競い合います。また、優勝者は技能五輪国際大会への出場が可能になるという、文字どおり技能のオリンピックなのです。
「移動式ロボット」職種は自走可能なロボットを仕様に定められた環境で、課題を正確かつ迅速に実行できるように、ロボットの設計や制御プログラミングの技術を本校から参加した学生チームは、第13回若年者ものづくり競技大会で敢闘賞を受賞し、技能五輪の出場権を得ました。さらに、第56回技能五輪全国大会で「敢闘賞」を受賞しました。
金賞は常勝の企業が獲得しましたが、銀賞・銅賞の受賞はなく、それに次ぐ好成績でした。私どもの全国関連施設の中でも平成21年開催の大会以来の入賞という快挙でした。

第16回若年者ものづくり競技大会 メカトロニクス職種 8位

電気エネルギー制御科 2年生 宗田さん、 1年生 吉澤さん

大会の様子2021年8月4日、8月5日に愛媛県で開催された第16回若年者ものづくり競技大会「メカトロニクス」職種に出場しました。今回は8位と、前回出場した第14回大会よりも順位を上げ ることができました。次回大会は、さらに上位を目指して頑張ります。
※第15回大会は新型コロナウイルスの影響で中止

メッセージ

先生の声

尾形先生シーケンス制御・PLC制御、電気工事

描いていた理想を形に
私たちの生活を支える電気に携わる仕事にも様々な職種が存在します。電気エネルギー制御科では、それらに対応した技術を幅広く身に付けることができます。考えることが好きな人は設計や制御、体を動かすことが好きな人は検査や施工など、自分の新たな特技を知るチャンスは多いかもしれません。総合制作実習では、企画から完成までのものづくりの工程を体験できます。皆さんが理想に描いてきたやりたかったこと、作りたいものを是非一緒に形にしてみませんか?

学生の声

Nさん在校生電気エネルギー制御科生徒の写真

手を動かして体験しながら学べるのがおもしろい
入校のきっかけ・電気エネルギー制御科を選んだ理由は?
高校3年生の時にオープンキャンパスに参加し、学べる内容や学校の雰囲気が自分に合っていると思ったからです。
勉強した中で一番印象に残っていることは?
シーケンス制御です。シーケンス制御の実習では、機械の配線や動力の仕組みについて学ぶのですが、配線をどこか間違えると、点灯させたいランプと異なるランプが点いてしまったそもそも点かなったりします。自分の手を動かして体験しながら学べるところがおもしろいです。
学校の特徴、好きなところは?
授業が丁寧なところ。分からないところがあったときは、先生がマンツーマンでサポートしてくれるので、置いて行かれることがなく安心して勉強できます。

学生の声

Yさん在校生電気エネルギー制御科生徒の写真

普通科出身でも手厚いサポートで授業についていける
入校のきっかけ・電気エネルギー制御科を選んだ理由は?
電気に関することに興味があったからです。
普通科高校出身なのですが、パンフレットに「普通科出身の人も多く、先生のサポートも手厚いので授業に全然ついていける」と書いてあったことが、この学校を選んだ大きな理由の一つです。
勉強した中で一番印象に残っていることは?
クラスメイトとの交流が多く仲が良いので学校生活が楽しいです。休み時間は授業で分からなかったところを教えあったり、休日には、みんなで遊びに行ったりしています。
学校の特徴、好きなところは?
先生方が一人一人丁寧に分かりやすく教えてくれるところです。それでいて学費が安いのも魅力的だと思います。

指導員紹介

尾形 智和
担当教科電気回路Ⅰ・Ⅱ、安全衛生工学、CAD実習、環境エネルギー実験、電力管理実習、電力管理、シーケンス制御実習Ⅰ、FAシステム実習Ⅰ・Ⅱ、自動制御
専門分野シーケンス制御・PLC制御、電気工事
田中 純規
担当教科シーケンス制御実習Ⅱ・Ⅲ、電気機器学Ⅰ・Ⅱ、産業用ロボット制御実習、センサ工学、環境エネルギー実験、空気圧実習/電気・電子機器組立実習、電気機器実験、電気エネルギー概論
専門分野シーケンス制御・PLC制御、電気工事
山本 知輝
担当教科電気設備実習、電気設備応用実習、環境エネルギー実験、電気工学概論、制御盤制作実習、電気・電子計測実習、電気電子工学実験
専門分野シーケンス制御・PLC制御、電気工事
盛高 優太
担当教科電気工学基礎実験、CAD実習、制御プログラミング、電気回路工学Ⅰ、電子工学基礎実験、制御プログラミング実習、自律型ロボット製作実習、自律型ロボット制御実習
専門分野シーケンス制御、電気工事、マイコン制御
藤澤 明雄
担当教科シーケンス制御、環境エネルギー工学、電気数学、シーケンス回路実習、電子回路基礎実験、電気・電子計測、電子回路工学Ⅱ、コンピュータ工学、インターフェース技術
専門分野シーケンス制御・PLC制御、電気工事、マイコン制御