- コミュニケーション基本、自己理解、自分の強み弱み表現などと履歴書・職務経歴書の作成、並びに本訓練受講のための基礎的な知識および技能を習得します。
機械・メンテナンス科(企業実習付コース) 【テクニカルオペレーション科/短期デュアルコース】
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機械のメンテナンスに関すること、機械部品の補修工作に関することを学び、
機械加工、保全分野への就職を目指します。- ものづくりの現場では、設計から加工に至るまで幅広い知識を持った技術者が求められています。このコースでは、こうした職種に就くための基礎的な技術を身に着ける訓練を行います。
- より実際の製造現場に近いかたちで訓練を行うことで、これまで全く経験したことのない方でも、ものづくりの世界へ飛び込む自信をつけてもらうことを狙いとしています。
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担当指導員から
- 当科ではものづくりの現場に必要な機械のメンテナンスに関すること、および機械部品の補修工作に関することについて学びます。ものづくりの好きな方、ぜひお待ちしています。
訓練の内容
訓練期間・訓練時間 等
訓練期間
- 7ヶ月間 (土日・祝日、指定された日を除く月~金)
訓練時間
- 9時00分~15時15分 (昼休み:11時45分~12時30分)
訓練期間中に数日程度16時10分まで訓練を実施する日があります。
訓練に使用するアプリケーションなど
- AutoCAD
訓練の流れ
- 最初の1ヶ月でヒューマンスキルの向上を目指した内容と本訓練の受講のための基礎的な知識・技能を習得します。
- 本訓練では製造業の業務に従事しようとする方を対象として、機械製図の図面の読み方・描き方から機械要素の保全に関する技能および関連知識、また、機械の主な構成部品に生じた欠陥に対する補修工作に関する知識・技能を習得します。
- また、約1ヶ月間の企業実習があり、現場における技術・技能を習得できます。
1ヶ月目:導入訓練
就職に向けてヒューマンスキルの向上を目指します。また、本訓練に向けて、基礎的な知識・技能を習得します。
2ヶ月目:機械製図/2次元CAD
機械製図(製図一般、関連規格、機械要素)およびに2次元CADの取扱いと図面作成に関する技能及び関連知識を習得します。
- JIS機械製図、図の表し方
- 寸法記入、寸法公差とはめあい
- 表面性状、幾何交差
- パソコンCADの概要、システム操作
- CADを用いた図面作成、編集
3ヶ月目:機械保全
機械要素の保全技術、油空圧機器の保守点検に関する技能及び関連知識を習得します。
- 測定器の使用
- 機械要素(ねじ、歯車、軸受)
- 機械保全のための分解・組立
- 空気圧技術
- 油圧技術
4ヶ月目:補修工作実務
機械の主な構成部品に生じた欠陥に対する補修工作に関する技能および関連知識を習得します。旋盤やフライス盤を使用します。
- ボール盤作業
- 旋盤の概要、機械操作
- 外径加工、穴あけおよび内径加工
- フライス盤の概要、機械操作
- 六面体加工、エンドミルによる切削
5ヶ月目:NC工作機械
NC旋盤やマシニングセンタを使用して、加工作業に関する技能と関連知識を習得します。
- NC旋盤の概要
- マシニングセンタの概要
- NCプログラミング
- 工具の形状補正、複合固定サイクル
- プログラムのチェック、実加工
6ヶ月目:企業実習
今までの訓練で習得した技能を生かして、各企業の生産現場や施設管理などにおける実習を通して実践的な内容を習得します。
- 実習は協力企業内にて実施します。
7ヶ月目:フォローアップ訓練
企業実習において生じた課題や疑問を解決し、就職に向けた技術のブラッシュアップを行います。
- 6ヶ月間の訓練内容内容をふり返り、フォローアップ訓練を行います。
受講要件
各訓練科共通要件
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以下の要件をすべて満たしている必要があります。
受講希望者が多数の場合は受講要件を満たしていても受講できないことがあります。- 訓練コースに関連する職種への再就職を希望されている方
- 訓練内容を理解するとともに受講熱意のある方
- 訓練内容を理解するために必要な基礎学力のある方
- 訓練コースを最後まで修了できる見込みの方
訓練の進行を妨害したり、訓練担当職員の指示に従わずに当センターの秩序を著しく乱す等の行為があった場合は、退所していただくことがあります。 -
企業実習付コースのみ、以下の要件も必要になります。
- 概ね55歳未満の方
- ハローワークでジョブカードを活用したキャリアコンサルティングを受けた方
受講料等
受講料
- 無料です。
経費
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教科書代 7,000 円程度
参考に記載していますので変更になる場合があります。合格手続き時に正確な金額をご連絡します。
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職業訓練生総合保険/7ヶ月コース 5,350 円程度
企業実習中の事故や損害賠償責任に備えるために加入していただく必要があります。
入所後必要なもの
- 作業服(長袖、長ズボン)
- 作業帽(キャップ形状のもの)
- 安全靴
- USBメモリ
- ファイル(テキスト、資料等を綴じるために使用)
訓練後に目指せる主な仕事、就職率
訓練後に目指せる主な仕事
- 旋盤工
- フライス盤工
- NC旋盤工
- マシニングセンタオペレータ
- 検査工
- 保全工
訓練後に目指せる主な仕事の内容(一部)
旋盤工
- 汎用旋盤を操作して切削加工を行います。図面をもとに円筒形状の金属に外形加工や内径加工等を行って、精度の高い機械部品を製造します。
フライス盤工
- 汎用フライス盤を操作して切削加工を行います。ブロック形状の金属に図面をもとに溝加工や穴あけ加工等を行って、精度の高い機械部品を製造します。
NC旋盤工、マシニングセンタオペレータ
- NC旋盤、マシニングセンタを使って、金属加工を行います。加工する品物に応じて、加工プログラムを作成してNC装置に入力し、切削工具の登録や材料の取り付け等の段取り作業を行った後に、製品を加工します複雑形状の部品や大量生産品が加工対象です。
検査工
- 加工された製品の検査を行います。 キズの有無や動作確認、ノギス、マイクロメータ等を用いた寸法測定等で検査し、製品としての合否を判定します。
就職率
令和2年度
100%
(2020年度)令和元年度
80.0%
(2019年度)
取得できる資格 (もしくは目指せる資格)
訓練修了時に取得できる資格
- 特にありません
任意に目指せる資格
- 特にありません
就職後のスキルアップ
就職後は、当センターで実施しています短期間の 在職者向け職業訓練(能力開発セミナー《有料》) を受講するなど、さらにスキルを向上させることができます。
当センターでは、就職後においても新たな職業能力の習得やこれまでの職業能力の更なる向上に係る相談・支援を行っています。お気軽にご相談下さい。
訓練コースの内容についてのお問い合わせ先
ポリテクセンター埼玉【訓練第一課・受講者第一係】
TEL
048-882-4138FAX
048-882-4166