今の仕事はどのようなものですか?
総合建設業(ゼネコン)にて、建築物の施工管理に携わっています。開発課題で学んだ主なものは何ですか?
自分たちで計画するため、図面作成・施工・施工管理といった工期の予測が難しく、工程管理(所定の時間数の中で納期を守ること)の重要さを学びました。 実際の現場では、鉄筋や型枠等、多くの専門工事職が一つの建物に携わります。図面作成や施工は専門工事種ごとに行い、それを施工管理職が管理するチーム体制を作りますが、この開発課題ではグループ6人で分担し、製作・管理しました。 実際に製作・管理をすることで、多くの職人さんの仕事と苦労を知ることができ、今の仕事への財産となっています。4年間の学びの中で、今の仕事に生かされているものは何ですか?
工事記録写真を撮ることも施工管理の大切な仕事です。工事が進むにつれて見えなくなる部分が増えるため、あとから撮影し直すことはできません。リーダーを担当する実習の日は記録漏れがないように事前に工程を把握し実習に臨んでいたため、 手戻りの生じない仕事ができるよう実習で学んだことが活かされています。 木造・鉄骨造・鉄筋コンクリート造の3工法について、施工と施工管理を学ぶことができました。私自身が直接実施工を行うことはありませんが施工の難しさ、施工・危険の要点を知ることができたため、専門工事職の立場を理解できることも仕事に生かされています。