現場に近い形で、グループで協力して製品を作り上げます。今まで培った技術と技能を応用して課題実習に取り組みます。コミュニケーションスキルやマネジメント手法を実践しながらものづくりの一連の流れを習得します。

従来の産業用ロボットは、安全上、柵などで隔離された状態でしか作業させることができませんでした。人と一緒に作業する協働ロボットは、人やモノに接触したときや一定以上の力が加わったときに停止するというシステムがとられています。 しかし、人と協働するにあたって顔や目の付近にロボットの先端部が接触してから止まるのでは、取り返しのつかない事故が発生している可能性があります。 本研究ではロボット先端付近に取付けられたセンサ部が、ロボットの先端部の進行方向に向くことで、人や物までの距離を検出し減速や停止信号を出すことで、協働ロボットに係る安全を確保する装置及びシステムの開発を企業との共同研究で行いました。

ポリテクならチームワークが身につく！
ポリテクでは、座学で得た電気の基礎知識をもとに実習を通して電子回路の作成やシーケンス制御、産業用ロボットの制御などを学んでいます。 また、多くのグループワークを行うことによって他人と協力する大切さやチームで目的を達成した時の楽しさ、社会で働くうえで必要な知識等を身に付けることが出来ます。 ポリテクだからこそ経験できたことも多く、一社会人としても技術者としても周りから頼られる存在になりたいという意志が大きくなりました。