ICT生産サポート科【DX対応訓練コース】
アビリティ訓練
コースの概要
DX(デジタルトランスフォーメーション)につながるデジタル技術に対応した訓練コースとなります。 企業の生産現場におけるICT(情報通信技術)の活用を推進・サポートできるエンジニアを養成するため、プログラミングを中心として、ネットワーク、データベース、PLCの技術について幅広く習得します。
受講前提条件
ICT(情報通信技術)を活用した企業システムの開発・運用・保守の仕事に興味があり、就職を目指す方。
事前に習得していることが望ましいスキル
パソコンのキーボードによるアルファベット、数字や記号などの文字入力、マウスによる操作、ファイルの作成・コピー・貼り付け・編集等操作ができることが望ましい。
目標
- ネットワーク、HTML、データベースおよびPLCといったデータの取得・蓄積に必要な知識や技術を身につけること。
- Java言語によるWEBシステム開発やスマートフォン/タブレットアプリ開発に必要な知識や技術を身につけること。
内容
- ネットワーク構築(1か月)
コンピュータネットワークを構成する要素と、Linuxの操作・管理に関する技術および関連知識を習得します。
- WEBシステム開発(0.8か月)
HTMLやCSS、JavaScriptといったWEBサイト構築の基本と、Java Servletによる実践的なWEB系システムの開発業務に必要な技術および知識を習得します。 - データベース(DB)システム開発(0.6か月)
リレーショナルデータベースの構築と運用に関する技術および関連知識を習得します。 - PLC制御(0.8か月)
生産設備などの制御に使われるPLC(プログラマブルロジックコントローラ)の基礎と、ネットワークを利用した生産情報の取得や設備の遠隔制御に関する技術を習得します。 - Javaシステム開発(2か月)
Java言語の基本仕様から応用プログラミングまで、実習を通して幅広く習得します。 - Androidアプリケーション開発(0.8か月)
Android系スマートデバイスに組み込むアプリケーションを開発するために必要な関連技術および知識を習得します。

①ネットワーク構築

②WEBシステム開発

③データベース(DB)システム開発

④PLC制御実習

⑤Javaシステム開発

⑥Androidアプリケーション開発
目指す職種
- テクニカルサポート
- ヘルプデスク
- 技術営業
- スマートフォン/タブレットアプリ開発者
- Web系、業務系プログラマ(PG)
- ネットワークエンジニア
- システムエンジニア
就職実績
83.8%(令和元年度~3年度平均)
- プログラマー(29歳 女性)
- ITエンジニア(30歳 女性)
- ラインメンテナンス(20歳 男性)
- 情報サービス(44歳 男性)
- 社内ネットワーク、Web開発(35歳 男性) 他
賃金情報
14~25万円
修了生の声
- 幅広いICT関連の知識を勉強できました。プログラム関連は難しく感じるところもありましたが、今後も継続して勉強していきたいと思います。
- 「なんとなくPC関連の仕事」とあやふやな考えしか持たなかったので、このコースは様々な技術に触れることができ、今後具体的にどういった方向に進むのか考えるいいキッカケになりました。
任意に取得できる資格
- 情報処理技術者試験(ITパスポート試験、基本情報技術者試験)
- LPIC(Linux技術者認定試験)レベル1
- ACE(Androidアプリケーション技術者認定試験ベーシック)
※受験等が必要です。なお、資格試験対策に特化した訓練は実施しておりません。
問い合わせ先
〇企画指導部事業課 TEL:0568-79-0512 FAX:0568-47-0677