機械製図の作図法や規格について理解し、CAD製図の基礎知識及び作図技術について学びます。
▶ 機械製図規格
▶ 2次元CADの基本操作
CAD/CAM技術科(プラスチック金型設計・製作コース)
どんな科?
私たちの身の回りにある多くのプラスチック製品は金型を用いて大量生産されています。金型はCADを使って設計し、CAMで加工プログラムを作成、工作機械で金属を削って作られています。当コースではCAD/CAMシステムを活用し、プラスチック製品の設計から製作に至る一連のものづくりの流れに沿って、知識及び技能を学びます。
こんな人におすすめ!
デジタルツールを用いた金型の設計製作を行います。
- ものづくりに興味がある方
- PC作業が得意な方
- 精密な作業が得意な方
- グループやチームでひとつのことを成し遂げたい方
目次
訓練の概要
受講要件
- 訓練に関連する職種への就職を希望されている方
- 訓練を受講することに熱意のある方
- 訓練の内容を理解するために必要な基礎学力のある方
- 訓練受講・修了に支障ない方(健康状態や受講態度など)
(「受講者選考」については「 応募から訓練開始までの手続の流れ 」をご覧ください。)
定員・訓練期間等
定員
▶ 20名
訓練期間(6ヶ月間)
▶ 9月開講 令和6年9月2日~令和7年2月27日(土日・祝日を除く月~金)
▶ 3月開講 令和7年3月3日~令和7年8月27日(土日・祝日を除く月~金)
訓練時間
- 9時10分~15時20分
訓練で使用するアプリケーションなど
- AutoCAD®・SOLIDWORKS®・Mastercam®
訓練全体(6ヶ月間)の流れ
1.機械製図及びCAD基本
2.3次元CAD基本
3次元CADシステムによる機械部品作成に関する技能及び関連知識について学びます。
▶ 3次元CADの基本操作
▶ モデリング技術
3.3次元CAD応用
3次元CADシステムによる金型設計、アセンブリ技術及び関連知識を習得したのち、CADデータの活用方法について学びます。
▶ 3次元CADの応用技術
▶ 金型設計技術
4.マシニングセンタ作業
フライス盤作業の基本的な知識及び作業方法を習得したのち、マシニングセンタのプログラミング、加工方法について学びます。
▶ 切削加工の基礎知識
▶ フライス盤作業
▶ 加工プログラムの作成について
▶ マシニングセンタ作業
▶ 金型部品の製作
5.CAM応用
CAMシステムによる加工工程の検討及び、加工プログラムの作成方法について学びます。
▶ CAMシステムの基本操作
▶ 加工工程の検討
▶ 加工プログラムの作成と加工
6.金型組立仕上げと製品の成形
金型組立及び、製品の成形技術について学びます。
▶ 精密測定技術
▶ 金型組立技術
▶ 製品の射出成形作業
費用等
受講料
- 無料
テキスト代
- 約5,000円
各自で準備するもの
▶ 作業服(上着のみ) ▶ 作業帽 ▶ 安全靴
(詳細は「 費用について 」をご覧ください。)訓練後に目指せる仕事・就職率
就職率
▶ 82.6%(令和4年度)
訓練後に目指せる職種
▶ CADオペレータ ▶ CAD/CAMオペレータ ▶ マシニングセンタオペレータ ▶ 金型製造
修了生の就職先
- 大阪精工株式会社(業種:生産用機械器具製造業)【職種:機械設計補助】
- 株式会社三木製作所(業種:生産用機械器具製造業)【職種:CADオペレータ】
- ヤマトミシン製造株式会社(業種:生産用機械器具製造業)【職種:マシニングセンタオペレータ】
- 株式会社奥野機械製作所(業種:生産用機械器具製造業)【職種: 開発技術者(機械設計)】
- 株式会社日光電機製作所(業種:精密機械部品製造)【職種:マシニングセンタオペレータ】
ハローワーク求人検索ワード
▶ CAD ▶ CAM ▶ CAD/CAM ▶ マシニングセンタ ▶ 金型
修了生の声/指導員からのメッセージ
修了生の声
大阪精工株式会社 自動化システム部 (前職:製品の仕上げ作業)
職業訓練指導員からのメッセージ
取得できる資格(目指せる資格)
任意に取得できる資格
訓練で習得した技術を活かして、任意に受検して取得できる資格の一例です。
ただし、合格を保証するものではありません。また、資格の詳細については各実施機関へお問い合わせ下さい。
- CAD利用技術者試験
- 機械・プラント製図3級
就職後のスキルアップ
当センターでは、各種 在職者向け職業訓練 を用意しておりますので、お気軽に 事業課 までご相談ください。
お問い合わせ先
指導課 受講者係
TEL
06-6383-9711
FAX
06-6383-0961
kansai-poly02@jeed.go.jp