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建築施工技術科(企業実習付き)

訓練目標

住宅のリフォームに関する知識・技術・技能を身につけて、小型移動式クレーン/玉掛け技能講習と
鉄筋/型枠の施工訓練をし、設計提案並びに施工管理ができる能力を習得します。

訓練実施状況

訓練の概要(訓練により習得できる技能)

 訓練は、建築分野における技術職を目指した内容です。住宅の構造や法規等の基本知識、パソコンを利用した文書・建築図面の作成技術、リフォーム工事の見積り等を習得し、木工事と各種建築施工(タイル・塗装・鉄筋・型枠施工)の施工法とそれに関わる知識、小型移動式クレーン運転・玉掛け技能などの建築資材の搬入に必要な技能・技術と関連知識を習得します。施設内訓練後、約1ヶ月間の企業実習を行い、現場における実践的な技能・技術を習得します。
(住宅施工関係の訓練を受講する前に1ヶ月間、必要な基礎的能力等を橋渡し訓練するコースもございます。)

訓練全体(6ヶ月間)の目標人材像(訓練目標)

  1. 住宅の法規・構造および図面を理解し、コンピュータを利用した文書・図面の作成ができる。
  2. 建築構造躯体の作業ができ、現場の技術が習得できる。

図面課題

訓練課題例

型枠実習

1ヶ月ごとの訓練目標

1.「建築知識と施工図」

 建築一般構造と呼ばれる建築知識を習得します。

 前提知識を踏まえ、図面の読図と製図による手描きの技術・技能を身に付けます。また、法規・積算・構造など建築を学ぶ上で大切な要素を習得します。

住宅構造・法規と申請業務

2.「RC造躯体工事実習」

 鉄筋コンクリート構造は、型枠・鉄筋の二種類の要素が混ざった構造です。実際の現場ではこの二種類を分業し、建物を建築します。それらの工程を知ることで技術や施工管理の知識を習得します。また、各施工図作成などを行い、実際に模擬家屋の作成をします。

RC造躯体工事実習
RC造躯体工事実習

3.「荷役機械運転技術」

小型移動式クレーンと玉掛けの技能講習を実施します。資材の搬入や移動などに必要な資格になります。
また、丸鋸の特別教育などの関連資格取得も目指します。

荷役機械運転技術

4.「木工事実習」

 木造で模擬家屋を建てていきます。

 大工道具の使い方や加工技術などの技能を習得し、木造住宅における墨付け内容を指導していきます。また、金物や基礎についての基本を抑えていきます。

構造部材加工組立

構造部材加工組立

5.「企業実習」

 前半4ヶ月の実習を経て、実際の現場で実践的な知識・技術要素を習得します。

6.「フォローアップ」

 企業実習で学んだ知識の確認や、今後の目標や活動などを振り返る訓練を実施します。

総訓練時間

  • 667時間(6ヶ月コース)
  • 748時間(導入訓練付き7ヶ月コース)

就職率

91.7%(令和4年度実績)

訓練により取得可能な資格

小型移動式クレーン運転技能講習修了証

沖縄労働局長登録教習機関 第75-2号 有効期間満了日 令和6年(2024年)3月31日

 ・小型移動式クレーンとは、走行とクレーン操作(動力で荷をつり上げ、つり荷を水平方向に運搬すること)が可能な建設機械のうち、つり上げ荷重5トン未満のものを示します。

小型移動式クレーンの運転は、労働安全衛生法第61条でつり上げ荷重が1トン以上5トン未満の運転業務については、小型移動式クレーン運転技能講習を修了した者でなければ当該業務に就いてはならず、就かせてはならないこととされています。

本技能講習は訓練中に実施し、修了試験合格者に技能講習修了証が当センター所長名で交付されます。

玉掛け技能講習修了証

沖縄労働局長登録教習機関 第69号 有効期間満了日 令和6年(2024年)3月31日

 ・玉掛け作業とは、クレーン、移動式クレーン等を使用して荷を運搬する時に、ワイヤーロープ等のつり具を用いて行う荷かけ、及び荷はずしの作業のことです。つり上げ荷重が1トン以上のクレーン等を使用する場合の玉掛け作業は、労働安全衛生法第61条によって、玉掛け技能講習を修了した者でなければ当該業務に就いてはならず、就かせてはならないこととされています。

本技能講習は訓練中に実施し、修了試験合格者に技能講習修了証が当センター所長名で交付されます。

建築積算士補

公益社団法人 建築積算協会

 ・建築積算士とは、建築物の設計図書等に基づき、建築数量基準等を中心とした適正な積算技術により、数量調書の作成及び工事費の算定並びにこれらに附帯する業務に関する知識及び技術を公益社団法人建築積算協会が認定する資格のことです。沖縄県等発注の公共建築工事において、積算業務担当者は、建築積算士もしくはその上位資格である建築コスト管理士でなくてはならなしとされており、建設業界では認知されている資格です。当センターは建築積算士補認定校となっており、訓練を受講し、資格認定試験に合格すると建築積算士補として登録することができ、建築積算士試験の一次試験が免除されます。

丸のこの特別教育

 ・携帯用丸のこ盤を使用して作業を行う者に対する安全教育は現場作業において必要とされています。厚生労働省が定めた「建設業等において「携帯用丸のこ盤」を使用する作業に従事する者に対する安全教育実施要領」(平成22年7月14日付け基安発0714第1号「建設業等において「携帯用丸のこ盤」を使用する作業に従事する者に対する安全教育の徹底について」別添1。以下「実施要領」という。)(別添1)に基づき、実施することとなりました。

足場の特別教育

 ・「足場の組立て等の業務に係る特別教育」(以下「特別教育」という。)は、平成27年7月10日付け27高障求公発第119号「労働安全衛生規則等の改正について」に基づき、実施することとなりました。

個人で任意に受験する資格

訓練期間中に受講者の皆さんが習得した技能を活かして任意に受験して取得できる資格の一例です。受験手続きの説明や合格できる技能レベルへの到達は訓練中十分可能です。(※但し、合格を保証するものではありません。詳細につきましては、各実施機関へお問い合わせください。) 【例】 ・CADトレース技能審査      ・福祉住環境コーディネーター ・建築CAD検定          ・建築積算士 ・建築大工技能士等         ・その他の建築関連資格

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