ネットワークの基本技術であるTCP/IPを学び、スイッチやルータ等を用いた実習によりVLANやルーティング等の設定方法を習得します。
ITサポート科
【2022年7月 リニューアル】
訓練目標
ものづくり分野のIT人材をめざして!
TCP/IPやLinuxの知識・技能を身につけて、ネットワークおよびサーバ構築技術を習得します。また、JavaおよびHTML等の基礎を学び、WebやAndroid端末を活用するシステム開発を行います。

訓練実施状況
- ITサポート科リーフレット (1.02 MB)
- 訓練の概要(訓練により習得できる技能)
- 訓練に関する職種と仕事内容
- 就職実績(第1期~第3期生)
- ITサポート科との相性(こんな方に向いている!)
- 任意に取得できる資格
訓練の概要(訓練により習得できる技能)
訓練では、ルータ等のネットワーク機器に触れて設定をしたり、コンピュータにLinuxをインストールするところからはじめて、DNSやWeb等のサーバを構築します。
プログラミング言語はJavaを基礎から学び、データベースと連携させたWebアプリやAndroidアプリの開発をします。
さらにIoTについても学び、これらの技能・技術を活用して総合システムの開発等を行います。
訓練全体(6ヶ月間)の目標人材像(訓練目標)
- Javaプログラミング技術を身につけて、アプリ開発等のプログラマを目指します。
- ネットワークとLinuxの知識・技能を身につけて、インフラエンジニアを目指します。
1ヶ月ごとの訓練目標
1.「ネットワーク」

2.「サーバ構築 / データベース」
Linuxの基本操作を学び、各種サーバ構築技術を習得します。また、Webアプリに必須のデータベースとそれを操作するSQLを習得します。

3.「Javaプログラミング」
企業の業務システム開発やWebアプリ開発、Androidアプリ開発等に幅広く利用されているJava言語のプログラミング方法を習得します。

4.「Webアプリ開発」
HTMLやCSS等のWebページ作成の基本を学び、さらにサーブレット/JSPによるデータベース連携やWebアプリ開発に関する技術を習得します。

5.「Androidアプリ開発」
JavaによるAndroidアプリの開発方法を学びます。アプリの見た目(ビュー)の開発方法、非同期処理やバックグラウンド処理等を習得します。

6.「IoT / システム開発」
現実のモノの状態(温度、ドアが開いている等)をネットワークを通して取得する「IoT技術」について学びます。後半の訓練では6ヶ月間の総まとめとして、オリジナルのシステム開発を行います。

総訓練時間
- 666時間(6ヶ月コース)
- 744時間(導入講習付き7ヶ月コース)
訓練に関する職種と仕事内容
訓練により就職可能な主な仕事
- プログラマ / SE
- Webアプリ開発
- Androidアプリ開発
- ネットワークエンジニア
- サーバエンジニア
- テストエンジニア
就職率
88.1%(令和3年度実績)
就職実績(第1期~第3期生)
- プログラマ / SE:33名
- ネットワーク/サーバエンジニア等:4名
- テストエンジニア:1名
- テクニカルサポート:2名
- 社内SE等:3名
- 非IT系:8名
ITサポート科との相性(こんな方に向いている!)
- パソコンやITが大好き
- プログラミングに大変興味がある
- 論理的な思考(ロジカルシンキング)が得意
- コツコツと作業を進めるのが得意
- コミュニケーション能力が高い
任意に取得できる資格
訓練期間中に受講者の皆さんが習得した技能を活かして任意に受験して取得できる関連資格の一例です。
(※但し、IT系の仕事では資格は必須ではありません。資格試験の詳細につきましては、各実施機関へお問い合わせください。)
・ITパスポート ・基本情報技術者
・OCJP(Java認定資格) ・LinuC(Linux技術者認定資格)