建築に関する基本知識や高齢者、障がい者のための住環境改善計画・提案方法を習得します。
- 建築構造や計画、法規
- 住宅の改修計画
高齢者・障がい者へ生活環境の改善提案ができるように関連する知識と技能・技術を習得し、福祉業界及び建築業界への再就職を目指します。
高齢者・障がい者の住宅改修提案は、建築業界と福祉業界の職種のコミュニケーションが取れないとうまく進みません。そこで福祉住環境サービス科は、その架け橋となれるように、福祉分野(保健・福祉制度・福祉用具・介護の仕方)と建築分野(建築法規・プランニング・CAD)について学びます。
訓練課題例
658時間
建築に関する基本知識や高齢者、障がい者のための住環境改善計画・提案方法を習得します。
住環境改善計画
社会福祉制度や福祉用具サービス計画書作成に必要な知識を習得します。
高齢者体験
介護の基本に関する知識・技能と高齢社会に対応する住環境整備の知識を習得します。
リフトによる介助
2次元CAD(JW_CAD)を使用した建築図面の作成方法を習得します。
建築図面の作成
大工道具の使用方法や内装工事(床・壁・天井)に関する技能や知識を習得します。
内装工事
バリアフリーリフォームに必要な施工や3Dマイホームデザイナーを使用したパース作成を習得します。
3次元CADによるパース作成
特に必要ありません。
「住宅図面作成(CAD)」では、パソコンを使用していきます。
そのためパソコン操作に慣れているほうが、訓練効果が期待できます。
しかし、パソコンの操作が初めての方でもワードやエクセルなどの基本操作から訓練していきますので問題ありません。
無料です。
ただし、教科書代(約24,000円(作業着代含む))については、実費負担となります。
人と関わる仕事がしたい方に向いています。介護はもちろんのこと福祉用具のアドバイスや営業、バリアフリー改修に係る打ち合わせや施工時に関連する方と話をする機会が必ず出てきます。コミュニケーション能力が高い人、協調性のある方は溶け込みやすいです。
令和3年度 87.5%
令和4年度 96.9%
令和5年度 91.7%
訓練期間中に皆さんが取得した知識・技能を活かして任意に受験して取得する資格です。
※但し、合格を保証するものではありません。
高齢者や障害者が安心して自立した生活を送るために、住環境の整備充実と改善を提案することを目的としています。 建築にとどまらず、福祉や医療、福祉用具などの知識を持つことから、利用者の日常生活の基本動作や質の向上、介助力の軽減を図りながら、住宅のバリアフリーはもとより、福祉用具、介護用品、家具などの商品開発や販売などといった就職先が想定されます。
2級:各専門職と連携して具体的な解決策を提案できる能力
3級:福祉と住環境の関連分野の基礎知識 (※訓練では2級程度の内容を行っています。)
高齢社会において、在宅で自立した生活を望む高齢者や障害者を具体的に支援していく福祉住環境コーディネータの評価は高く、建築や医療福祉関連など各方面での活躍が期待されています。
全国建築CAD連盟が実施する検定試験。図面の正しい理解力とCAD入力技術に的を絞り、多様化するCAD環境の実践力を図るための検定試験です。あらゆる図面がCAD化された建築業界へ就職を考えている人に役立つ試験です。(※当センターも開催場所に認定されております。)
2級:CAD技能の他に建築の知識が必要。
3級:建築図面の参考図をもとに完成図を一定時間内に正しくトレースする
就職後は、当センターで実施している短期間の在職者訓練コース(有料)を受講したり、就職先の実務経験を活かして、各種資格や技能検定に挑戦するなど、さらにスキルを向上させることができます。 当センターでは、就職後においても新たな職業能力の習得やこれまでの職業能力の更なる 向上に係る相談・支援を行っています。お気軽にご相談下さい。