図面の読み方、フライス盤という工作機械を用いて、四角形上状の製品を作る技能を習得します。
- 図面の読み方
- フライス盤の使い方
- 六面体加工の加工法
機械部品の技術を学び、約一か月間(21日間)の企業実習を行い、より良い再就職を目指します!
NCプログラミング科はNC加工技術者を目指すための訓練コースです。
《NCとは》
数値制御(Numerical Control)の略称です。昔からある汎用の旋盤やフライス盤は作業者が一つ一つの工程をハンドルやレバーを操作して加工していましたが、NC工程機械はプログラムを機械に転送し、機械に必要な初期設定を行いボタンを押せばプログラムの指示通りに機械が一連の動作を行い加工します。
ものづくりと機械加工は密接な関係を持っています。普段みなさまが使っている自動車・家電製品・携帯電話なども、NC加工で作られた部品を組み立てることで作られています。
マシニングセンタ等の加工機械を存分に使うことができるのも
大きな魅力のひとつです。企業に求められる機械加工の技能を身に付けることで、きっと自信をもって就職活動ができるでしょう。
熊本のものづくりを自分の力で元気にしたい方、ぜひNCプログラミング科に来てみませんか。
《切削加工とは》
金属あるいはプラスチックなどの材料を刃物で削り出して部品の作成を行うことです。
《CADとは》
CADの専用ソフトを用います。意味としてはコンピュータによる設計支援のことをいい、昔は手作業で行っていた製図・設計作業を、パソコンを用いて行うことです。作図・修正などを便利におこなえます。
《CAMとは》
コンピューター支援製造(Computer aided manufacturing)の略称です。CAM専用のソフトを用います。CADで描いたデータをソフトに読み込ませ、加工に必要な工具や条件を入力すると自動でNCプログラムが作成できるものです。
訓練課題例
712時間
図面の読み方、フライス盤という工作機械を用いて、四角形上状の製品を作る技能を習得します。
マシニングセンタの操作方法を学びます。特に、シミュレーションソフトを使いプログラミングを習得し、アルミ等の材料を実際に加工します。
CAMというNC工作機械に加工を指令するプログラムを作成するソフトを用いて、NCデータの作成方法を習得します。
2次元CADの使い方、旋盤という工作機械を用いて、金属材料から円柱状の製品を作る技能を習得します。
実際の生産・製造現場の仕事を経験することにより、実践力を身につけることができます。
企業実習先で行った業務についての疑問点や、今後の課題について取り組み、技能のレベルアップを行います。
4ヶ月の施設内訓練を受講した後、当センターが委託した企業において、企業内でOJTを通した実践的な仕事を体験します。 この実習を通じて、実際の現場での仕事内容を理解し、企業での仕事の対応力が習得できます。相性が良ければそのまま実習先の企業に採用されることもあります。
特に必要ありません。
特に必要ありません。
無料です。
ただし、テキスト・実習服等(約18,000円)については、実費負担となります。
また、職業訓練生総合保険(4,900円/6ヶ月)(5,550円/7ヶ月(ものづくりスタート訓練))の加入が必須となります。
1.機械加工
NC工作機械(マシニングセンタ、NC旋盤)及び汎用工作機械(旋盤、フライス盤)による金属等の切削加工のオペレータ
2.CADオペレータ
2次元CADによる機械部品図や設備図面の入力・作成作業
・「ものづくり」に興味がある方・好きな方
・ 精密加工(1/100mmの世界)に興味がある方・やってみたい方
・ 新しい物事を取り入れる「柔軟性」を持っている方
・「チャレンジ精神」「好奇心」を持っている方
・ 仕事や作業に対して、出来栄え等にこだわりをもって取り組める方
2次元CADオペレーター、NCオペレーター、CAD/CAMオペレーター、CADアシスタント、CADサポート業務、機械設計製図、CAD・マシニングオペレーター、CAD・CAMプログラマー、組み立て仕上げ作業者、品質管理作業者
※上記は令和3年度まで実施していた機械加工技術科の実績になります。
令和2年度 100.0%
令和3年度 100.0%
令和4年度 100.0%
・株式会社ケイエムケイ(機械加工職種)
・株式会社ケイエフケイ小川(機械加工職種)
・株式会社カネヒロ(機械加工職種)など
※上記は令和3年度まで実施していた機械加工技術科の実績になります。
精密機械装置設計 時給1,000円
機械加工 15万円~25万円
加工補助 時給800円
マシニング用CAD/CAMオペレータ 17万円~35万円
※上記は令和3年度まで実施していた機械加工技術科の実績になります。
特にありません。
就職後は、当センターで実施している短期間の在職者訓練コースを受講したり、就職先の実務経験を活かして、各種資格や技能検定に挑戦するなど、さらにスキルを向上させることが出来ます。
当センターでは、就職後においても新たな職業能力の習得やこれまでの職業能力の更なる向上に係る相談・支援を行っております。お気軽にご相談ください。