生活に欠かせない電気を使えるようにするために、電気工事に関する知識と技能を習得します。
- 一般住宅の配線
- 工場などの配管・配線
電気・空調・配管施工と共に、ビルなどの施設を管理・保守・点検できるように幅広く建築設備の知識・技能を習得して再就職を目指します。
電気設備・空調設備・給排水衛生設備及び環境メンテナンスの学科と実技を行い、設備全般の知識と技能を習得します。
また、消防及びCADの知識と技能についても習得します。
訓練課題例
生活に欠かせない電気を使えるようにするために、電気工事に関する知識と技能を習得します。
設備機器の制御に対応できるようにするためシーケンス制御を学習し、制御の知識と技能を習得します。
ビル空調設備の管理と保守診断に関する知識と技能を習得します。
給排水設備(水回り)の施工及びメンテナンスの知識と技能を習得します。
消防設備の保全管理、点検とビル全体における管理システムについて知識と技能を習得します。
パソコンでの文書作成、表計算、CADによる設備図面作成の技能を習得します。
無料です。
ただし、教科書代(約21,000円(作業着代含む))については、実費負担となります。
前職 | 修了後の職種 |
---|---|
接客サービス業 | ビル設備管理 |
営業職 | ボイラー技士 |
土木技術者 | 電気工事士 |
製造業 | 空調設備工事 |
一般事務 | 給排水工事業 |
総務・経理事務 | 給排水衛生設備工事 |
ビルの利用者に快適な環境を提供するために電気、空調、消防、給排水などの設備を管理するのがビル設備管理技術者です。
一般的に、ビルに常駐して設備管理する技術者とビルを巡回訪問して設備管理をする技術者に分かれます。
ビルの中央管理室に常駐してその施設を設備管理する技術者は、各設備の状態を一括して管理します。常駐での設備管理は、コンピュータで自動制御された機械装置の運転状況を制御モニターで監視します。そして、定期的に現場を巡回して運転状況を確認し、機器の点検や保守をします。常駐管理は、24時間体制で管理するため、一般的に、技術者は交代制で勤務します。
多くの人々が集まる施設の中央管理室には、防災センターとしての役割も大きくなります。ビル設備管理技術者は、イベント中に異常が起きないように施設を運営し、人々の安全と快適な環境を守ります。
ビルを巡回訪問して設備管理をする技術者は、担当エリアを持ち、契約先のビルを巡回訪問して、保守や点検をします。巡回先のビルでは、電気の配電盤や空調設備、消防設備や給排水設備などが正常に作動しているか、五感を使って確認します。設備の異常や停電などの緊急の場合は、補修を担当する専門業者に連絡し、連携して設備の復旧に努めます。
ビルの設備管理は2~3名のグループで行います。したがって人とのコミュニケーションをとるのが好きな方はビル設備管理に向いているといえるでしょう。それに加え、機械相手ですので、機械の構造や理論について科学的・技術的興味を持っている方。機械器具の構造や知識や指先の器用さも要求されます。また、地味で目立たない仕事のため、辛抱強さが求められます。作業そのものは軽作業ですので、中高年の方々でも十分こなせる仕事内容です。また、性別は全く問いません。
ビル管理、ビル設備管理、ビルメンテナンス、ビル管理業務、居住施設・ビル等の管理、ビル管理人、オフィスビルの設備管理、マンション管理、ビル設備管理、ビル管理技術員、施設保安警備員、ポンプ場管理、ボイラー技士、電気工事、空調設備工事、給排水衛生設備工事、設備工事、消防設備点検
令和3年度 90.0%
令和4年度 93.2%
令和5年度 90.5%
登録の有効期間の満了日 令和11年3月30日
可燃性ガス及び酸素を用いて行う金属の溶接、溶断又は加熱の業務に関する資格で、空調設備施工において冷媒配管のろう付け作業に必要となる。
注)可燃性ガスとは、プロパンガス、都市ガス、アセチレンガス等
就職後は、当センターで実施している短期間の在職者訓練コース(有料)を受講したり、就職先の実務経験を活かして、各種資格や技能検定に挑戦するなど、さらにスキルを向上させることができます。 当センターでは、就職後においても新たな職業能力の習得やこれまでの職業能力の更なる 向上に係る相談・支援を行っています。お気軽にご相談下さい。