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機械設計製図科のご案内

訓練の概要(訓練により習得できる技能)

2次元CAD、3次元CADを利用した機械製図及び設計手法、機械加工基本(旋盤・フライス盤など)の関連知識及び技能・技術を習得します。

訓練全体の目標人材像(訓練目標)

  • 2次元CADによる図面の作成と、3次元CADによるモデリングができる。
  • 機械設計の基本となる各種力学の基礎知識がある。
    (下記写真の訓練課題例参照)
訓練課題例

訓練課題例

総訓練時間

  • 666時間(4月開講、10月開講)

訓練到達目標

1.「機械製図と2次元CAD」

機械製図と2次元CAD

製図規格、読図法・図形の表し方、機械要素(ねじ、歯車など)、各種機械図面(組立図、部品図など)及び2次元CADの基本操作に関する技能・技術及び知識を習得します。

2.「3次元CAD」

3次元CAD

3次元CADを使用した立体形状作成(ソリッドモデル・サーフェスモデル・アセンブリ・図面化)に関する技能・技術及び知識を習得します。

3.「機械加工作業」

機械加工作業

測定器・手工具の使い方、旋盤・フライス盤による機械加工法に関する技能・技術及び知識を習得します。

4.「3次元CAD応用」

3次元CAD応用

サーフェスモデリング・3Dプリンタによる造形及び検証に関する技能・技術及び知識を習得します。

5.「機械設計基本及び機械要素設計」

機械設計概要

機械設計の基本となる各種力学等及び機械要素の設計に関する技能・技術及び知識を習得します。

6.「3次元CADを活用した設計実習」

3次元CADを活用した設計実習

3次元CADを使用したグループワークによる機械設計実習を通して技能・技術及び知識を習得します。

受講要件

過去の当該訓練分野の経験

  • 特に必要ありません。

事前に習得していることが望ましいスキル

  • CADの授業でパソコンを使用しますので、パソコンを使用したことがある方は、さらに訓練効果が期待できます。
  • 数値計算や三角関数について、にがて意識がなくのぞめることが好ましいです。

各訓練科共通要件

  • 訓練に関連する職種への就職を希望している方
  • 訓練を受講することに熱意を有している方
  • 訓練の内容を理解するために必要な基礎学力を有している方
  • 訓練受講・修了に支障がないこと(健康状態・受講態度等)

受講料

無料です。ただし、テキスト代(約6,000円)、訓練生総合保険料4,900円(任意)、作業服等が必要です。

受講生の入所前の職種と修了後に就職した職種の例

当該訓練分野の経験が無い方でも、下記のような関連職種に就職されています。

(前職)               (修了後の職種)
営業           →       機械設計
一般事務         →       CADオペレータ
土木関連業務       →       金型設計 など

訓練に関する職種と仕事内容

主な職種名

CADオペレータ

CADオペレータの仕事

 顧客の計画や意図を満足するように、設計者の指示のもと、図面や3次元モデルを作成するのがCADオペレータです。
 CADで作成されたデータは、製作現場で活用されるだけでなく、見積り・調達・解析・保全など幅広い分野に役立てられます。
 CADオペレータには、パソコンの操作やCADソフトのコマンドの利用技術が求められるだけでなく、設計者との正確な意思疎通を図るために、図面を正確に読み描きできる技能・専門用語の意味や実際の施工加工に必要となる知識・関連技能技術を習得することが求められます。

職種(CADオペレータ)との相性(こんな方に向いている!)

  • パソコン操作を使った仕事や細かな作業が好きな方
  • “ものづくり”に興味がある方

訓練により就職可能な主な仕事

  • CADオペレータ
  • 機械設計
  • 設計補助

求人票に記載されている職種名

CADオペレータ、機械設計、CAD、設計職、CAD設計、機械技術

就職後の仕事例(求人票より)

  • CADによる図面作成
  • 機械設計
  • CADオペレータ
  • 設計業務補助
  • 機械加工

就職率(修了後3か月までの実績)

85%(令和3年度)

修了生の主な就職先例

  • (有)アミュージングデザインイトウ(機械設計)
  • (株)共和テック(機械設計・製作)
  • 矢崎シスコムプラス(株)(機械設計)
  • (株)エキスパートパワーシズオカ(設計開発)
  • (株)イデア(機械設計)
  • (株)ワイヤーデザインリンク(機械設計開発)

賃金情報

修了者の採用時の賃金(給与総支給額)実績約18万円から

訓練で習得した職業能力の就職先での活用状況

 機械設計製図科を修了することにより、“ものづくり”の一貫した流れの一例を知ることができます。
 機械製図の基礎から加工までという、製品の形状を考察して、実際に加工するまでの各要素を習得しますので、就職先企業で設計から製造までの幅広い分野での活躍が期待できます。
 就職後は、日々の業務を通して、訓練で習得した基礎的な技能・技術を錬磨することで、より上位の職位に就けることができます。

訓練修了時に取得できる資格

なし

任意受験により取得できる資格

訓練期間中に習得した技能等を活かして任意に受検し取得できる資格の一例です。
(※ただし、合格を保証するものではありません。詳細は、各資格の実施機関へお問い合わせください)

  • CAD利用技術者試験((社)コンピュータソフトウェア協会)
  • 技能検定 機械・プラント製図(中央職業能力開発協会)※受検資格要件があります。
  • 機械設計技術者試験(一般社団法人日本機械設計工業会)※受験資格要件があります。

就職後のスキルアップ

就職後も、当センターで実施しています短期間の 在職者向け職業訓練(能力開発セミナー(有料)) を受講することで、さらにスキルを向上させることができます。
当センターでは、就職後においても新たな職業能力の習得やこれまでの職業能力の更なる向上に係る相談・支援を行っています。お気軽にご相談下さい。

お問い合わせ

ポリテクセンター静岡(静岡職業能力開発促進センター) 訓練第一課受講者係

TEL

054-285-7186

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