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住宅リフォーム技術科 (訓練期間6ヶ月)のご案内

訓練の概要(訓練により習得できる技能)

住宅は、さまざまな職種の方たちが携わり完成します。
訓練では、実物大の家を施工します。図面が形あるものになり、達成感が得られます。建築法規や住環境整備の知識からCAD(パソコンで家屋の図面を作る)・木工事・内装の技術まで、リフォームで快適な居住空間を提案する知識、技術が習得できます。

訓練全体(6ヶ月間)の目標人材像(訓練目標)

  • 木造住宅の改修に必要な構造、法規、設計業務について理解し、図面作成ができる。
  • 木造住宅の構造部材、内装に関する施工及び内装改修ができる。

総訓練時間

  • 663時間

訓練到達目標

(1)住宅構造・法規 

建築構造・図面の読み方、建築法規など住宅・建築に関する基礎知識を習得します。

住宅構造・法規の写真

(2)住宅図面作成技術(建築CAD)

建築CAD(パソコンでの家屋の図面を作る)の基本操作を習得し、各種図面の作成、修正に関する関連知識を習得します。

住宅図面作成技術(建築CAD)の写真

(3)福祉住環境整備技術とリフォーム計画

高齢者・障がい者の身体的特徴を考慮した住宅づくりおよびプレゼンテーション技法を習得します。

福祉住環境整備技術とリフォーム計画の写真

(4)構造材加工基本

大工用工具や電動工具の取り扱いおよび住宅施工に必要な知識、加工技術を習得します。

構造部材加工組立の写真

(5)構造部材加工組立と内装施工

家屋の柱、和室の床・壁・天井等の納まりおよびサッシ、サイディング(外壁)の取付方法等を習得します。

内外装施工の写真

(6)内装施工とリフォーム施工

和室の作製後、洋室へのリフォーム施工に関する技術を習得します。また、解体工事も行います。

内装材のリフォーム施工の写真

※入所月によって訓練の順番が変わります。

受講要件

過去の建築分野の経験

  • 特に必要ありません。

事前に習得していることが望ましいスキル

  • 訓練については、全く経験のない方を想定して訓練を行っていますので、特別なスキルは必要ありませんが、簡単なパソコン操作(Word・Excel)ができればより取り組みやすいと思います。

各訓練科共通要件

次の要件をすべて満たす方

  • 訓練に関連する職種への就職を希望している方
  • 訓練を受講することに熱意を有している方
  • 訓練の内容を理解するために必要な基礎学力を有している方
  • 訓練受講・修了に支障がない方(健康状態・受講態度等)
  • ハローワークで相談して、受講の指示等を受けることができる方
  • 当センターが行う選考に合格した方

受講料

無料です。ただし、教科書代など7,000円程度や作業服等、ご自身のものになるものは自己負担となります。

受講生の入所前の職種と修了後に就職した職種

(前職)     →(修了後の職種)

接客(娯楽業)  → 不動産(営業)
接客(娯楽業)  → モデルルームでの接客・商談
営業(卸売業)  → 設計補助
営業事務(卸売業)→ 営業アシスタント
配達・営業    → 施工
デザイン     → リフォーム(営業、施工管理)
建設業      → 外構工事、住宅補修作業、設計、リフォーム提案営業

訓練に関する職種と仕事内容

一般的な職種名

  • 内装工

内装工の仕事

内装工は、内装仕上げ工と呼ばれることもあり、その名の通り建築の最終工程である内装仕上げを行う職業です。建物の室内空間をつくる最終仕上げの工程のため、建物の出来栄えを大きく左右する重要な仕事です。

内装には、石膏ボードの施工・下地処理・クロス(壁紙)貼り、床、天井の仕上げ、塗装仕上げなど、様々な仕事がありますが、それら内装一式を全て請け負う業者もあり、業務内容は企業次第です。

大工と違い、一人前になるまでの期間は3年から4年とされており、しっかりと技能を身に付ければ、比較的若い年齢でも独立することが可能です。

職種との相性(こんな方に向いている)

職人の世界でもありますので、細かい所までこだわりを持って丁寧に、かつスピーディに作業をこなせる方、またいずれの職種にも言えることですが、人の意見を素直に聞き、真摯に取り組める方、そして、ものづくりが好きだという方に向いています。

訓練により就職可能な主な仕事

  • 建築(住宅)施工管理技術者
  • 内装施工技術者
  • 住宅(リフォーム)関連営業
  • 大工
  • インテリアコーディネーター
  • 積算・設計事務員
  • 住宅改修(介護サービス分野)

求人票に記載されている職種名

大工、内装工、家具職人、現場作業員、現場監督、左官工、測量員、設計(補助も含む)、営業、インテリアコーディネーター、CADオペレータ、工務、建築士など

就職後の仕事例(求人票より)

  • 一般木造住宅、アパート等の新築、改修工事における大工作業(外部、内装造作)
  • 建築現場にて木材加工を中心とした大工工事
  • 住宅の新築、リフォーム工事、店舗等の大工工事
  • 一般住宅、店舗、マンション等の内外装工事(軽鉄・下地・ボード貼り及び外壁サイディング貼り等)
  • 住宅、マンション等の天井
  • 壁の工事 ・家屋解体、新築、リフォーム、造園
  • 土木工事、建築工事の現場管理・監督
  • 内装工事に関わる什器や家具の製作、取付 ・建設資材の卸売、販売
  • 一般住宅の新築、リフォーム、土木等の営業 ・注文住宅の設計
  • インテリアコーディネーター
  • 設計補助、CADオペレーター
  • 建築模型の製作

就職率

  • 95.5%(2021年度)
  • 84.3%(2020年度)
  • 85.1%(2019年度)

修了生の主な就職先

  • 株式会社Kouji(内装工事施工、施工管理)
  • 三協住宅サービス株式会社(施工管理)
  • 積水ハウスリフォーム西日本株式会社(住宅リフォームアドバイザー)
  • 株式会社日本ハウスホールディングス(リフォーム営業)
  • 株式会社フクトヨ(現場管理)

訓練で習得した職業能力の就職先での活用状況

6ヶ月の訓練の中では、計画分野3ヶ月、施工分野3ヶ月を実施しておりますので、修了すると、建築に関しての知識・技能の基本を幅広く習得できます。  
前職で建築の設計に携わっていた方が、施工の知識も身に付け、設計の分野でさらに活躍されたり、これまで建築関係の経験がなかった方も、新たな道に進まれています。例えば、住宅営業に進まれた方は、施工実習での自身の経験を活かしてお客様に説明したり、現場の方とコミュニケーションを取ったりしているそうです。監理の道へ進まれた方も、実習で使用経験がある電動工具を使った軽作業を頼まれたりと、幅広く学んだことが役立っているようです。  
仕事内容にもよりますが、就職後しばらくはOJTで先輩や親方から指導を受け、1年程経つと1人で仕事を任される部分も出てきます。

訓練修了時に取得できる資格

フルハーネス型安全帯使用作業者特別教育修了証

  • 厚生労働省では、「高さ2m以上の箇所であって作業床を設けることが困難なところにおいて、墜落制止用器具のうちフルハーネス型のものを用いて行う作業にかかる業務」をおこなう者に特別教育が義務づけられました。
  • 本特別教育は、訓練中に実施し、修了時に特別教育終了証が当センター所長名で交付されます。

携帯用丸のこ盤作業従事者安全教育修了証

  • 携帯用丸のこ盤を用いた作業に従事する者に対し、安全で正しい作業を行うために必要な知識及び技能を付与し、もって職場における安全の一層の確保に資するため、「携帯用丸のこ盤」を使用して行う作業に従事する労働者に対して安全教育を実施するよう通達が出されました。
  • 本安全教育は、訓練中に実施し、修了時に安全教育修了証が当センター所長名で交付されます。

任意に取得する資格

  • 建築CAD検定
  • 福祉住環境コーディネーター
  • インテリアコーディネーター

就職後のスキルアップ

就職後は、当センターで実施している短期間の在職者向け職業訓練(有料)を受講したり、就職先の実務経験を活かして、国家資格である技能検定に挑戦したり、その他各機関が実施する資格試験を受験するなどしてさらにスキルを向上させることができます。また、建築に関する学歴がなくても、実務経験の年数により、建築士の受験資格も得られます。
当センターでは、就職後においても新たな職業能力の習得やこれまでの職業能力の更なる向上に係る相談・支援を行っています。お気軽にご相談ください。

お問い合わせ先

ポリテクセンター岡山 訓練課

TEL

086-241-0940

FAX

086-241-1909

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