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住宅リフォーム技術科(訓練期間6か月)のご案内

訓練の概要(訓練により習得できる技能)

■木造建築の施工に必要な技能と知識を"イチ"から学べ、実習を通じて実践的な技能を身に付けられます。
■建築系CADによる図面作成の技能をしっかり学べます。女性にも人気のあるコースです。
■現場の施工管理や、顧客へのプレゼンテーションを想定した、Word、Excel操作の実習を盛り込んでいます。パソコン操作の基礎から学べます。
■建築の設計、施工、販売、リフォーム分野への就職を目指せるコースです。

訓練全体(6か月間)の目標人材像(訓練目標)

  • 木造住宅の改修に必要な構造、法規、各種申請について理解し、図面作成ができる。
  • 木造住宅の構造部材、内装の施工及び改修ができる。

小屋梁加工作業

3次元CAD作成

総訓練時間

  • 665時間

訓練到達目標

1. 住宅構造・法規と情報活用

住宅の構造や法規、図面の読み方といった建築に関する基本的な知識と、建築分野における情報活用方法を習得します。

住宅構造・法規と情報活用

2. 住宅図面作成技術

コンピューターによる建築図面の作成を通して、2次元CAD操作に関する技能と、住宅の設計や施工の基礎知識を習得します。

住宅図面作成技術

3. 住宅改修計画と建築3次元シミュレーション

住宅改修計画、各種申請業務、福祉住環境整備に関する知識と、建築3次元CAD操作やプレゼンテーション手法を習得します。

住宅改修計画、建築3次元シミュレーション

4. 構造部材加工技術

木工事に関する工具の取扱いと構造部材加工組立に必要な軸組作成に関する知識と技能を習得します。

構造部材加工技術

5. 模擬家屋建築と内装施工

四畳半2間の模擬家屋を建築することによって、木材加工から建て方、開口部周りの施工、内装仕上げまでの一連の流れに沿った知識と技能を習得します。

模擬家屋建築と内装施工

6. 内装材の改修、外装施工

和室から洋室へと室内の改修を行うことによって、内装材の改修に関する知識と技能を習得します。また外装の施工に関する技能も習得します。

内装材の改修と外装施工

受講要件

過去の経験

  • 特に必要ありません

事前に習得していることが望ましいスキル

  • 建築、住宅、インテリア、家具、木などに興味のある方であれば、特に不要です。

各訓練科共通要件

  • ①訓練に関連する職種への就職を希望していること
  • ②訓練を受講することに熱意を有していること
  • ③訓練の内容を理解するために必要な基礎学力を有していること
  • ④訓練受講・修了に支障がないこと(健康状態や受講態度等)

※受講希望者が多数の場合、上記の条件を満たしていても受講できない場合があります。

受講料

無料です。ただし、教科書代(約15,000円)については、実費負担となります。

受講生の入所前の職種と修了後に就職した職種

(前職)     (修了後の職種)
・土木作業員   → 大工
・営業・事務員  → 建設コンサルタント
・不動産業事務員 → 建築設計
・製造業事務員  → 建設現場管理
・作業員     → 介護事業(住宅改修部門)
・配送員     → 製材業(作業員)
・保育士     → 建築業(エクステリア関係)
・宿泊業     → 建築・不動産業

訓練に関する職種と仕事内容

一般的な職種名

施工管理(現場監督)、施工(木造大工、内装工)、不動産売買仲介業、住宅営業、建築設計補助、建築CADオペレーター

住宅建築の仕事は

お客様への提案(プレゼンテーション)から、図面の作成・施工まで、お客様の“夢”を“かたち”にする仕事です。
バリアフリーなど、生活の変化によって生まれるお客様の悩みやご要望から、リフォームも視野に含めた「生活に合わせたすまい」を計画・提案し、施工していきます。

施工(木造大工・内装工)の仕事は

図面をもとに、木材を加工・組立後、内部・外部を施工することで、一棟の家が出来上がります。
木造大工は、木材の加工・組立・内外装の下地を作る仕事。内装工は、床・壁・天井といった内装の仕上げを行う仕事になります。
技能を得た職人として実際に家をかたちづくる仕事は、ものづくりの楽しさを実感できます。

職種との相性(こんな人におススメです!)

伝統的な技能と技術を受け継ぎながら、新しい住宅への要求に応えていく探求心やチャレンジスピリットのある方、建築に興味がある方が向いています。

訓練により就職可能な主な仕事

  • 家を建てる会社で建築大工をする仕事
  • 内装仕上げをする会社で壁紙(クロス)工事をする仕事
  • 住宅販売をする会社で住宅設計補助をする仕事
  • 住宅販売をする会社で施工管理をする仕事
  • 土地を売買する会社で不動産売買をする仕事

求人票に記載されている職種名

建築大工、建築内装工、不動産営業、建築CADオペレーター、現場作業員(建築工事)、建築施工管理、家具・建具製造工、木材製材加工

就職後の仕事例(求人票より)

  • 建築大工
  • 住宅の営業、リフォームの営業、不動産の営業
  • 建築設計補助
  • 建築現場での作業(主に内装工事、外装等)
  • 内外装材製材
  • 施工管理技術者

就職率

92.0%(令和4年度実績)

修了者の主な就職先

  • 久大建材株式会社
  • 新興建設株式会社
  • いなばハウジング株式会社
  • 有限会社瀬戸商店
  • 株式会社ウッズカンパニー
  • 株式会社ヤマタホールディングス
  • アイフルホーム鳥取店
  • 株式会社マツモト工務店
  • 株式会社エール
  • イコー合同会社

※平成30~令和4年度修了生

賃金情報

修了生の採用時の賃金実績(前職の経験等の諸条件に応じて異なる場合があります)

  • 15万円から20万円程度

訓練で習得した職業能力の就職先での活用状況

訓練を修了すると、建築に関する基礎的な知識、図面作成技術、一連の建築大工の作業、道具及び機械類の手入れ・使い方、継手・仕口の墨付け及び加工、木造建築物の作業の進め方(部材刻み、組立、内装の下地、仕上げ)を習得できます。
これらの基本の知識と技能を活用して、就職先企業でベテラン技能者のOJTによって技能を向上させ、それぞれに関連する技能検定・資格試験を受検します。
就職後は、就職先の仕事内容によって異なりますが、3か月もすれば訓練で習得した技能・技術とベテラン技術者の指導で、就職先が期待する仕事が出来るようになります。

任意に取得できる資格

訓練期間中に受講生の皆さんが習得した技能を活かして任意に受験して取得できる資格の一例です。受験手続きの説明や合格できる技能レベルへの到達は訓練中十分可能です。(※但し、合格を保証するものではありません。詳細につきましては、各実施機関へお問い合わせください。)

建築CAD検定試験

試験は3級から准1級まであり、CADシステムを使って建築図面を作成する実務試験です。
年4回の受験機会があり、4月、7月、10月、1月の日曜日に行われます。(ただし、准1級は年1回の10月のみの開催)認定校である当センターでは4月、10月に受験できます。

建築CAD検定に関する情報を見る

福祉住環境コーディネーター

高齢者や障害者に対して住みやすい住環境を提案できるアドバイザーです。 医療、福祉、建築について知識を身に付け各種の専門家と連携を取りながらクライアントに適切な住宅改修プランを提示します。試験は7月と11月の試験期間内にIBT(各自のコンピューターを使用して受験する方式)とCBT(テストセンターのコンピューターで受験する方式)によって実施されます。3級、2級、1級と3段階になっています。主催は東京商工会議所です。

福祉住環境コーディネーターに関する情報を見る

就職後のスキルアップ

就職後は、当センターで実施しています短期間の在職者向け職業訓練(能力開発セミナー(有料))を受講したり、就職先の実務経験を活かして、国家資格である技能検定に挑戦したり、各種資格試験等を受験したりするなど、さらにスキルを向上させることができます。当センターでは、就職後においても新たな職業能力の習得やこれまでの職業能力の更なる向上に係る相談・支援を行っています。お気軽にご相談ください。

お問い合わせ先

ポリテクセンター鳥取 【訓練課】

TEL

0857-52-8802

FAX

0857-52-8784

E-Mail

tottori-poly03@jeed.go.jp

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