電気工事に必要な電気の知識・法規を基本から学び、工具や測定器の取扱い方、電気図面の読み方、スイッチやコンセントなどの器具の配線方法などを習得します。
電工テクノ科(管理コース)のご案内
- 訓練の概要(訓練により習得できる技能)
- 受講要件
- 受講料
- 受講生の入所前の職種と修了後に就職した職種の例
- 訓練に関する職種と仕事内容
- 就職率
- 修了者の主な就職先
- 訓練で習得した職業能力の就職先での活用状況
- 任意に取得できる資格
- 就職後のスキルアップ
訓練の概要(訓練により習得できる技能)
●電気設備配線工事や工場などの生産ラインの制御に使用されるシーケンス制御、消防設備に関する技能・技術を習得します。また、各分野で共通の技能として、CADソフトを使った住宅平面図・屋内配線図の作成、文書作成ソフト、表計算ソフトを活用して資料の作成を行い、パソコン全般の基本スキルもあわせて習得します。
① 電気設備配線工事
電気工事士が行う各種配線工事の技能や、それに付随して知っておくべき知識を習得します。また、高圧受電設備についても学習し、電気工事の技能・技術および、点検・施工技術を持った技術者として就職を目指します。
② シーケンス制御
ベルトコンベアなどの工場の生産設備おける制御手法であるシーケンス制御を習得します。また、実際の制御盤のメンテナンス技術も行うことで、製造現場へ即戦力としての就職を目指します。
③消防設備
消防設備の一つである自動火災報知設備の工事・整備・点検に必要な知識技能について習得します。消防設備士として就職を目指します。
訓練全体(6ヵ月間)の目標人材像(訓練目標)
- 電気設備の点検ができるようになります。
- シーケンス制御の点検ができるようになります。
- 自動火災報知設備の施工・整備・点検ができるようになります。
総訓練時間
- 667時間
訓練の流れ(7、1月生は1、2、3、4、5、6の順で4、10月生は4、5、6、1、2、3の順で実施します)
1.「電気工事基本」
2.「電気工事実践・空調設備」
住宅や工場などの各種電気工事の施工や、検査方法などを習得します。また、家庭用エアコンの据付工事なども行います。
3.「消防設備・高圧受電設備」
火災の発生を自動で感知し、建物内にいる人に知らせる自動火災報知設備の施工方法を習得します。また、高圧受電設備(キュービクル)の各種機器や配線図・測定法についても学びます。
4.「有接点シーケンス制御・給排水制御」
ベルトコンベアなどの工場の生産設備における自動化制御(シーケンス制御)の手法について、図面の読み方や配線・点検方法、モータや給排水設備の制御技術などを習得します。
5.「電気保全・制御盤製作」
電気設備における点検や故障発見などの電気保全技術を習得します。また、盤加工、シーケンス制御装置の取付などの制御盤の製作技能を習得します。
6.「情報活用・電気配線図作成」
どの職種でも必要とされているパソコンスキルである文書作成、表計算ソフトの基本操作、2次元CADを使用した屋内電気配線図のパソコン上での作図方法を習得します。
受講要件
事前に習得していることが望ましいスキル
- パソコンの基本操作(文字入力、ファイル操作、印刷操作、マウス操作)ができることが望ましい。
各訓練科共通要件
- 訓練に関連する職種への就職を希望している方
- 訓練を受講することに熱意を有している方
- 訓練の内容を理解するために必要な基礎学力を有している方
- 訓練受講・修了に支障がないこと(健康状態・受講態度等)
受講料
無料です。ただし、テキスト代(約4,000円)・作業服作業帽等(約5,000円)については自己負担です。
受講者の入所前の職種と修了後に就職した職種の例
未経験の方でも、下記のような関連する職種に就職されています。
(前職) (修了後の職種)
・アルバイト → 配電盤・制御盤組立 、電気工事
・品質管理 → 生産設備立ち上げ・管理
訓練に関する職種と仕事内容
一般的な職種名
①電気工事作業者
②設備管理
①電気工事作業者の仕事
電気工事作業者は、建物を建設する際、電気の配線を行い分電盤やコンセント、照明器具などを取付けて、電気器具が使える状態にします。他にも設備の修理やメンテナンス、リニューアル工事も行います。天井裏や床下での作業、ビルの場合は、高所や野外作業などの厳しい気象条件の中で行う作業もあり、災害の発生を防ぐための安全法令や基準を守らなければなりません。通常、数人のグループで行われるため、相互のコミュニケーションが重要となってきます。
②設備管理の仕事
工場での仕事は、生産設備の日常運転や定期点検・補修を行い、設備機能を維持し生産性を高めながら製品を作ることが目的とされています。そのためオペレータやメンテナンス作業者、管理者などの様々な職種の人間がコミュニケーションを取りながら、業務に取り組んでいます。また、生産設備はトラブルの起きないように、5S作業を徹底的に行い、トラブル時には24時間体制で復旧に努めなければなりませんので、交代勤務も多い仕事です。
職種との相性(こんな方に向いている。)
・多人数で協力しながら作業ができる方
・身体を動かすことが好きな方
・あきらめずに最後まで作業をやり遂げられる方
訓練により就職可能な主な仕事
- 電気工事の業務
- 設備管理の業務
- ビル管理の業務
- 制御盤組立の業務
- 消防設備工事・点検
求人票に記載されている職種名
- 電気工事士
- 現場作業員(電気工事業)
- 設備管理
- 電気工事
- 内線工事
- 電気機械器具組立修理
- 消防設備
就職後の仕事例(求人票より)
- 電気工事の現場での施工
- 制御盤の組み付け工事
- 消防設備点検業務
就職率
78%(直近3年平均就職率)
修了者の主な就職先
- 小野里電気株式会社(前橋市)
- 株式会社小間工業(富岡市)
- 株式会社アイテク(高崎市)
- 株式会社伊勢崎電設(伊勢崎市)
- 株式会社小野田電設(伊勢崎市)
- 株式会社甲斐防災(高崎市) 等 (再編前の電工テクノサポート科の実績含む)
訓練で習得した職業能力の就職先での活用状況
電気工事の図面の読み描きおよび実際の工事(および補助作業)、シーケンス制御盤の配線作業やチェック作業などの仕事でこれらの基本技能を活用することができます。
任意に取得できる資格
訓練期間中に受講生の皆さんが習得した技能を活かして任意に受験して取得できる資格の一例です。受験手続きの説明、合格できる技能レベルへの到達は訓練中十分可能です。(※但し、合格を保証するものではありません。詳細につきましては、各実施機関へお問い合わせ下さい。)
第二種電気工事士・第一種電気工事士
電気工事士は従事できる電気工作物の範囲によって、第一種と第二種に分かれています。第二種電気工事士は、暮らしに直結した家庭や商店の屋内外配線の電気工事を行うエキスパートであり、一般の住宅や商店で利用する小型のモータや電気器具、照明等のための低電圧で比較的受電電力の小さい電気設備の電気工事に従事します。
また、高圧と呼ばれる受電電力が大きい電気設備の工事には、第一種電気工事士という資格が必要になります。第一種電気工事士は、試験合格とあわせて、一般的に3年以上の実務経験によってはじめて免状が発行されます。
消防設備士第4類甲種・乙種
消防設備士は、建物に設置された消防用設備等の工事・整備・点検業務に必要な資格です。「甲種」は、消防用設備の工事と整備、「乙種」は、整備のみ行えます。「甲種」は受験資格がありますので、詳しくは、消防試験研究センターHPをご確認ください。
消防設備士第4類は、「自動火災報知設備」や「ガス漏れ火災警報装置」「消防機関へ通報する火災報知設備」等の工事や整備を行うための資格です。また、消防設備士4類に関連する消防用設備は、"電気"が関わることが多いため、電気の基礎知識は必須です。
就職後のスキルアップ
就職後も、当センターで実施しています短期間の在職者向け職業訓練(能力開発セミナー)を受講することで、さらにスキルを向上させることができます。
当センターでは、就職後においても新たな職業能力の習得やこれまでの職業能力の更なる向上に係る相談・支援を行っています。お気軽にご相談下さい。
お問い合わせ先
ポリテクセンター群馬 【訓練課 離職者担当】
TEL
027-347-3736
FAX
027-347-6668
