本文です
トップへ戻る
グローバルメニューへ

求職者の方へ

CADものづくりサポート科(訓練期間6か月)のご案内

コースの特徴(担当者からひとこと)

★受講要件等は各コース共通事項をご確認ください。

 CADものづくりサポート科は、主に簿記会計(商業簿記・工業簿記)と製図(2次元CAD・3次元CAD)を学びます。CADを使った仕事はもちろんのこと、製造業ではたらく事務員の仕事に就けることを目標としていますが、業種を問わず会計業務や一般事務に就職される方も多くいます。
 一般事務やCADを使った仕事を希望している方に人気が高く、女性も多く受講しています。明るくて意欲的な受講者が多く、資格試験も積極的にチャレンジしています。
 また、20~50代の幅広い年齢層の方が受講されており、世代間を超えて交流を深めています。令和5年度からビジネススキル講習からの受講が可能になりました。

訓練により習得できる技能

  • 機械製図の知識や2次元CAD3次元CADの操作方法
  • 部品図(製品に使用されている部品の図面)や組立図(製品全体の図面)といった図面作成
  • 3次元CADで作成したデータを基に3次元プリンタを使用した部品の試作
  • 総務・会計事務で必要となる簿記会計の知識
  • 財務諸表の作成・原価計算・資産や収益の分析といった経理・会計業務の実務
  • ビジネスソフトを活用した連絡文書・管理表・プレゼンテーション用資料といった書類作成

受講料

無料です。
ただし、教科書代(約11,500円)については実費負担となります。

就職率

78.9%(令和4年度実績)

こんな方に向いている

「ものづくり」に興味がある方
 経理事務に興味がある方

コースの内容(6か月の訓練内容)

訓練をとおして目標としている人材像は・・・

  • CADオペレータや設計補助といった業務ができる人材
  • 経理事務や会計事務をはじめ管理部門のサポートといった業務ができる人材
  • CADを使用した図面の修正や管理もできる一般事務業務ができる人材

専門用語の解説

  • JISとは
     日本産業規格(Japanese industrial Standards)の略称のこと。日本における様々な産業の国内規格が制定されており、機械製図に関する規格もこれに該当。
  • CADとは
     コンピュータ支援設計(Computer Aided Design) の略称のこと。パソコンを使用して製品設計や図面作成をすることができるソフトウェアの総称をいう。
  • AutoCAD(2次元CADで使用するソフトウェア)とは
     オートデスク社(米国)が販売するCADソフトウェアのこと。機械・建築・土木といった様々な分野の図面作製において使用率が高く、有償2次元CADとして国内トップシェアを占めている。
  • SOLIDWORKS(3次元CADで使用するソフトウェア)とは
     ダッソー社(仏国)が販売するCADソフトウェアのこと。3次元CADの中では操作性等の扱いやすさに定評があり、有償3次元CADとして国内トップシェアを占めている。

1か月ごとの訓練目標

1.「機械製図と2次元CAD作業」

 機械図面を読み取るために必要な基本知識及び関連規格を理解するとともに、図面の作成で使用する2次元CADの基本操作に関するスキルを習得します。
※2次元CADソフトは、業界シェアが高く企業で広く活用されているAutoCADを使用しています。

機械製図と2次元CAD作業

2.「機械製造業従事者のための製図」

 2次元CADを活用した機械図面の作成技術に加え、図面を能率的に作図するための応用操作や環境設定に関する知識を習得します。
 また、製造現場で使われている作業工具の役割と使い方の理解及び加工部品の製作をとおして、図面の内容の理解を深めます。
※2次元CADソフトは、業界シェアが高く企業で広く活用されているAutoCADを使用しています。

機械製造業従事者のための製図

3.「3次元CAD作業」

 現在では、製品開発の主要ツールとなっている3次元CADによる図面作成技術を習得します。
 3次元CADによる部品のモデリングから始まり、部品モデル同士の組立と検証・図面の自動作成、3次元プリンタを使用した部品モデルの造形印刷まで行います。
※3次元CADソフトは、業界シェアが高く企業で広く活用されているSolidworksを使用しています。

3次元CAD

4.「財務会計実務」

 商業簿記の規則に従った会計実務に必要な知識を習得します。
 入出金のたびに行われる仕訳作業から始まり、仕訳帳・総勘定元帳・試算表等の作成、
貸借対照表・損益計算書の完成まで行うことで、会社の資産や収益の状況の算出といったスキルを深めていきます。

財務会計実務

5.「製造業のための原価計算」

 工業簿記の規則に従った製造業の会計実務に必要な知識を習得します。
 材料費・労務費・経費の分類から始まり、計算対象に応じた各種原価を加味した損益計算書の作成、原価に対する分析(CVP分析等)や原価低減対策を行うために必要なスキルを深めていきます。

製造業のための原価計算

6.「製造業の経理実務とIT基本」

 一連の経理実務に関する実践的な技能と関連知識を習得します。
 給料や法人税等の算出、固定資産や引当金の処理、親会社と子会社に関連する連結会計の財務諸表の作成といったスキルを深めていきます。
 また、各種ビジネスソフト(Word・Excel・Powerpoint)の基本操作を習得し、連絡文書や管理表及びプレゼンテーション用資料等を作成します。

製造業の経理実務とIT基本

コースの就職情報

訓練の受講で就職可能な主な仕事

  • CADシステムを使用した設計や製図(トレース)に関する業務

    [例]CADオペレータ、機械設計 等
  • 事務的な業務

    [例]会計事務、一般事務 等
  • 製品の試験や管理等に関する業務

    [例]品質管理 等

就職先での仕事例(求人票に記載されている職種等)

CADを用いた仕事

 開発設計やデザインしたものに対して、コンピュータを使って図面を作成する仕事です。製図の読み方・描き方やCADの操作方法等のスキルを身につけることで、製造業の設計補助をはじめCADを使用した図面の修正や管理もできる事務職員としても活躍できます。

経理・会計の仕事

 主に日々の入出金の流れの記録や、会社のお金を管理する仕事です。商業簿記や工業簿記といった簿記会計のスキルを身につけることで、経理事務職員や会計事務職員をはじめ、公認会計士や税理士事務所の補助業務としても活躍できます。

事務の仕事

 パソコンへの入力作業、部外秘の書類作成や処理及び整理、取引先との連絡や来客対応、郵便物の仕分け及び発送といった広範囲に渡って業務を行う仕事です。ビジネスソフト(Word・Excel・Powerpoint)の操作や書類作成及び文書管理といったスキルを身につけることにより、一般事務職員をはじめOA事務職員や営業事務職員としても活躍できます。

賃金情報

15万円以上~(正社員)

受講者の前職と修了後の職種(例)

 

修了者の主な就職先

  • 株式会社旭製作所
  • 中嶋産業株式会社
  • ティエフオー株式会社

コースの受講による資格情報

 訓練修了時に取得できる資格は特にありませんが、受験(任意)により取得できる訓練内容と結びつく下記のような資格があります。

任意に取得できる資格

 訓練期間中に、受講者の方々が訓練受講を通して習得可能な資格の一例となります。資格試験の詳細につきましては、各実施機関へお問い合わせください。
(※ 当科では、資格試験の受験は強制ではなく任意となります。また、訓練受講を通じて合格を保証するものではありません。ご了解ください。)

お問い合わせ先

ポリテクセンター荒尾 【訓練課】

TEL:0968-62-8610

FAX:0968-62-0185

ページの先頭へ
グローバルメニューへ戻る
本文へ戻る