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ICT生産サポート科(ビジネススキル講習付)(訓練期間7か月)のご案内

訓練の概要(訓練により習得できる技能)

 事業所内におけるネットワーク構築や、生産関連システムの開発・保守に必要な幅広い技術を習得します。
 ICTを活用し企業の生産性向上をサポートする人材を目指します。

訓練目標

 生産現場で使用される機器制御や通信端末制御、サーバプログラムなどのアプリケーション開発、および通信機器や端末、管理サーバなど工場内の通信環境の構築・運用に必要な技能と知識を習得します。
 さらに企業のICT化を推進する人材の育成を目的とした、ネットワークやサーバ、データベース、プログラミングなどICTの基礎技術と関連知識を習得します。

総訓練時間

  • 749時間

訓練内容

1.工場内ネットワーク構築

 生産工程で稼働するPLCを工場内ネットワークに接続するための技術、および基礎となるネットワーク構築に関する技能及び関連知識を習得します。

2.サーバ構築技術

 PC-UNIXやWindowsサーバの基本操作と構築に関する技術と関連知識を習得します。

3.データベース基礎技術

 リレーショナル型データベースを用いたデータの永続化について習得します。また各種管理システムを構築する技術と知識を習得します。

データベースシステム構築技術

4.プログラミング技術

 プログラミング技術と関連知識を習得します。さらにオブジェクト指向によるデータの整理技術や再利用可能な技術についても習得します。

5.機器制御・通信端末制御技術

 プログラミング技術を用いて各種機器や通信端末を制御する技術を習得します。

通信端末デバイス制御プログラミング(Android、MRuby)

6.サーバプログラム開発実習

 サーバ側プログラミング技術を使用して、生産管理システムの開発技術を習得します。

受講要件

過去の経験の必要性

  • 特に必要ありません

事前に習得していることが望ましいスキル

  • 簡単なパソコン操作(文字入力、簡単な文書作成)ができること。パソコンの経験が少ない方でも、意欲的、主体的に取組んで頂ければ習得できる内容だと思います。

各訓練科共通要件

  • 訓練に関連する職種への就職を希望している方 
  • 訓練を受講することに熱意を有している方
  • 訓練の内容を理解するために必要な基礎学力を有している方
  • 訓練受講・修了に支障がないこと(健康状態・受講態度等)

受講料

無料です。ただし、教科書代(約23,000円)については、実費負担となります。

受講生の入所前の職種と修了後に就職した職種

未経験の方でも、下記の関連する職種に就職されています。
(前職)     (修了後の職種)
美容師    →   プログラマー
住宅営業   →   プログラマー
携帯電話販売 →  ソフトウェア開発

訓練に関する職種と仕事内容

主な職種と仕事内容

  • ネットワーク技術者
  • サーバ技術者
  • モバイルプログラマ
  • 組み込みプログラマ
  • Web系技術者

職種との相性(こんな方に向いている)

  • 自主的、主体的に行動できる方
  • 物事に集中できる方
  • 考えることが好きな方

訓練により就職可能な主な仕事

  • ネットワーク、サーバ、システム開発・構築、コンピュータ制御などの分野への就職を想定しています。

求人票に記載されている職種名

システムエンジニア、ネットワークエンジニア、プログラマー、ヘルプデスク業務、コールセンター業務、ユーザーサポート業務、インストラクター、営業 等

就職後の仕事例(求人票より)

  • システムエンジニア:Webアプリの開発、モバイルアプリの開発、ネットワーク・サーバ構築
  • ネットワークエンジニア:各種情報インフラの運用や保守、ヘルプデスク業務等
  • コールセンター業:パソコン、周辺機器、ネットワークに関する設定・トラブルに対するサポート

就職率

95.7%(令和4年度実績)
※就職率は訓練終了後3か月時点での実績値です。

修了生の主な就職先(近年の実績)

製造業の製造管理や生産管理、情報通信系エンジニア、OA事務、コールセンターオペレータ

賃金情報

修了生の採用賃金実績(前職の経験等の諸条件に応じて異なる場合があります)

15~25万円

訓練で習得した職業能力の就職先での活用状況

 ネットワーク構築、各種サーバ構築、JavaやMRubyによる機器制御、多機能通信端末デバイスの制御、システム開発といった職業能力を職業訓練で習得し、ネットワークエンジニア、ソフトウェア開発、ソフトウェアのテスト・評価、ヘルプ・サポート関連、およびIT系営業等の就職先で活用することを想定しています。

訓練修了時に取得できる資格

なし

任意に取得できる資格

訓練コースに関連する分野の資格です。
(ただし、合格を保証するものではありません。受検資格等詳細につきましては、各実施機関へお問い合わせ下さい。)

IT※パスポート試験(独立行政法人 情報処理推進機構)

 現代の社会では、ITが生活の隅々まで浸透しています。1Tを日常的に活用することで、私たちの仕事や暮らしはとても便利なものとなりました。今なおITは成長を続け、新しい情報技術を取り入れた社会へと発展を遂げています。こうした中、国民一人ひとりが働く上でも生活する上でも、ITを正しく使いこなす術(すべ)や正確な知識を身につけてこそ、その効果が最大限発揮され、望ましいIT社会の実現に向かうと期待されます。
 これからの社会では、全ての人が、「読み、書き、計算力、英語力」とともに「IT力」が、最低限身に付けておいて欲しい基礎的素養となるでしょう。
 ここで、職業人(になろうとする人)一人ひとりに求められるIT力とは、パソコンの操作ができる・パソコンを使ってデータの処理ができるレベルに留まらず、
 ITを正しく理解し、業務に積極的に活用し、付加価値を生み出していけるか
 職場内の課題を把握・分析し、そして解決するためにITをどのように活用すれば有効かを理解しているか
 ITを安全に利用するための知識や、企業のコンプライアンス向上に資するための知識を備えているか
 などの視点から、ITの基礎的知識を身につけておくことが求められます。こうした時代のニーズに応えるため、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)で、職業人が共通に備えておきたい、ITに関する基礎知識を測る「ITパスポート試験」を平成21年4月からスタートしました。日本のITリテラシー向上とIT人材の裾野拡大のため、ITパスポート試験は、これから職業人になろうとする学生、入社後間もない若年層の方々を始め、広く国民一人ひとりからの積極的な挑戦を期待しています。((独)情報処理推進機構HPより)
 詳細は、
ITパスポート試験紹介サイト まで

※IT
(Information Technology)は、情報技術。インターネット、通信、コンピュータなど情報に関する技術。

オラクル認定Javaプログラマ(オラクル社)

 オブジェクト指向プログラミングの基本的な知識や、Javaアプリケーション開発に必要とされる基本的なプログラミング知識を有することを評価する資格です。難易度によって「Bronze」、「Silver」、「Gold」の3つのグレードがあります。

Ruby技術者認定試験(Rubyアソシエーション)

 Rubyベースでシステム開発を行ううえで必要な基礎的な知識と応用力を持つことをアピールすることができます。難易度によって「Silver」、「Gold」の2つのグレードがあります。

シスコ技術者認定(シスコシステムズ社)

 ネットワークエンジニアとしての技能を認定する試験です。CiscoルータやCatalystスイッチに関する技術力だけでなく、基礎的なネットワーク技術を持っていることの証明にもなります。難易度によって「エントリー」、「アソシエイト」、「プロフェッショナル」、「エキスパート」、「アーキテクト」の5つのグレードがあります。

就職後のスキルアップ

 当センターでは、就職後においても新たな職業能力の習得やこれまでの職業能力の更なる向上に係る相談・支援を行っています。お気軽にご相談下さい。

お問い合わせ先

ポリテクセンター島根(島根職業能力開発促進センター) 訓練課

TEL

0852-31-2309

FAX

0852-21-3059

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