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3D CAD活用科のご案内

パソコンで「ものづくり」 想像をカタチに!

6か月コースと7か月コース(ビジネススキル講習付きコース)があります。

3次元CADの訓練イメージ
射出成形機の取扱いの訓練イメージ

訓練の概要(訓練により習得できる技能)

3次元CAD技術をコアの技術と考え、3次元CADの操作スキルの習得を目指します。また、その周りを固める技術・技能として、機械製図・2次元CAD技術・金属加工技術・3Dプリンタを使ったラピッドプロトタイピング技術(RP技術)・射出成形金型関連技術を学んでいきます。

訓練全体(6か月間)の仕上がり像(訓練目標)

  • 2次元CADによる機械図面の作成と、3次元CADによるモデリング及びアセンブリができる。
  • マシニングセンタによるプログラミング及び加工ができ、CAMによるNCデータの作成ができる。

カリキュラム内容(ひと月ごと)

機械製図及び2次元CAD作業(8月、2月)

・ 機械製図の基礎知識
・ AutoCAD基本操作
・ AutoCADによる図面作成

機械製図及び2次元CAD作業

3次元CAD基本作業(9月、3月)

・ SOLIDWORKS基本操作
・ SOLIDWORKSによるモデリング・アセンブリ・図面作成

3次元CAD基本作業

3次元CAD応用作業(10月、4月)

・ SOLIDWORKSによる金型設計

3次元CAD応用作業

NC機械加工作業(11月、5月)

・ 工作機械の取扱い(旋盤・フライス盤)
・ マシニングセンタの基礎知識・操作

NC機械加工作業

CAD/CAM作業(12月、6月)

・ CADデータから機械加工機用プログラム作成

CAD/CAM作業

応用課題(1月、7月)

・ 3次元測定機の取扱い
・ プラスチック製品用の金型製作
・ 射出成形機の取扱い

応用課題

募集日程等

6か月コース

 入所月  定員  募集期間  選考日 訓練期間 
8月  20名  5月27日(月)

6月28日(金)
7月10日(水)  8月1日(木)

令和7年
1月31日(金)
 2月 20名  11月25日(月)

12月26日(木)
令和7年 
1月15日(水)
令和7年
    2月4日(火)

7月30日(水)
 

※ 各定員につきましては、ビジネススキル講習(7月入所又は1月入所)の入所者数により、変更となる場合があります。

7か月コース(ビジネススキル講習付きコース)

入所月  定員  募集期間  選考日 訓練期間 
7月 5月1日(水)

6月4日(火)
6月14日(金)  7月4日(木)

令和7年
1月31日(金)
 1月 10月28日(月)

11月29日(金)
 12月11日(水) 令和7年
 1月7日(火)

7月30日(水)
 

※ 7か月コースの各入所月定員は、建築CAD・リフォーム技術科及びビル管理技術科と合わせて最大15名です。

  • ビジネススキル講習とは

    コミュニケーションスキルやパソコンの基本操作(Word、Excel)、ビジネスマナー等の習得を目指します。将来の働き方(キャリア・ビジョン、キャリア・デザイン)について考えるとともに、働くために必要なスキルを身につける講習です。
    講習期間は入所から約1か月間で、その後、実践的な訓練を6か月間行います。

受講要件

過去の機械関連の経験

  • 特に不要

事前に習得していることが望ましいスキル

  • 機械の専門的知識や技能は必要ありません。6ヶ月で機械の製図~加工~射出成形までと幅広く習得していただきます。
  • 訓練内容にパソコンを使った訓練があります。
  • パソコンの基本的操作説明の訓練は行いませんので、自信のない方はご自身で練習しておくと訓練をスムーズに受講することができます。
    (パソコンの基本的操作とは・・・パソコンの起動と終了、ファイルを開く、保存、コピー、フォルダの作成、ファイルの整理、カット&ペーストなど)
  • ものづくりの訓練では、加工機の訓練で立ち作業がありますので、健康上の不安をお持ちの方は事前にご相談ください。

各訓練科共通要件

  • 受講を希望するコースに関する職種への就職を希望しており、就職意欲の高いこと
  • 訓練を受講することに熱意があり、他の受講者と協調性をもって受講できること
  • 受講・修了することに支障がないこと(健康状態・安全面・受講態度など)

※ 受講希望者が多数の場合、上記の条件を満たしていても受講できないことがあります。

受講料

無料
※ テキスト代等(約8,000円)については、実費負担となります。

受講生の入所前の職種と修了後に就職した職種の例

目指す仕事

  • CADを利用して産業機械や部品等の開発・設計・製図をする仕事
  • 要求される図面をもとに工作機械を用いて様々な部品を作製する仕事
  • 射出成形金型を用いてプラスチック製品をつくる仕事
受講前の職種 受講後の職種
海運業(事務職) 機械設計
サービス業(清掃員) 機械設計
サービス業(仲居) 機械設計
小売業(陳列) 機械CADオペレータ
 

訓練に関する職種と仕事内容

一般的な職種名

  • 機械加工工(機械技術)
  • CADオペレータ(設計補助)
  • 射出成形工

機械加工工(機械技術)の仕事

  • 工作機械を用い、多種多様な金属材料に、切る・削る・穴を開ける・溝を掘る・ 磨き上げるなどの加工を施し、金属材料を価値の高い製品へと変化させるのが機械加工工です。
  • 試作品のような少量少品種の加工の場合は、人の手で操って加工を行う汎用工作機械を使用します。大量に同じ部品を加工する場合や、より複雑な形状を加工する場合は、加工を自動で 行うNC工作機械を使用します。
  • NC工作機械は、自動加工させるために、その動作を指令するNCプログラムが必要です。
  • 機械加工工には、期限内に、決められた数量に製品を、精度よく加工するために知識と技能が要求されます。

CADオペレータ(設計補助)の仕事

  • 顧客の計画や仕様を満足するように、設計者の指示のもと、図面の作成や修正を行うのがCADオペレータの仕事です。
  • CADで作られたモデルや図面は、製造の現場だけでなく、見積もり、調達、解析、保全など幅広い分野で利用されます。
  • CADオペレータには、パソコン操作やCADの操作技能が必要となりますが、設計の補助者としての仕事になれば、さらに、設計者との図面を使った意思疎通が行えるようになる必要があります。
  • 図面を使った意思疎通には、専門用語の知識や、図面に表れる設計者の意図を読み解くスキル、機械加工などの図面の周辺に広がっている技術の知識の習得が大切です。
  • 最近では、3次元CADを活用した設計を行う企業も増えています。

射出成形工の仕事

  • プラスチック製品を製造する技術の一つに射出成形技術があります。
  • 射出成形によって生み出される製品は、日用品・家電製品・自動車部品と多方面に広がっています。
  • 射出成形を行うには、製品を生み出す金型、金型を搭載して成形を行う成形機などが必要で、日本の金型製造技術は世界トップクラスです。
  • 射出成形関係の仕事に必要な知識は、金型の構造や設計知識、製品をうまく成形するための成形条件の知識やプラスチック材料の知識などです。

職種との相性(こんな方に向いている。)

全般的には“ものづくり”に興味があり、些細な事でも丁寧に作業できる方。

性別は全く問いません。

  • 機械加工工(機械技術):現場作業が好きで、機械を使った“ものづくり”に興味があり、グループ作業で協調性を発揮できる方
  • CADオペレータ(設計補助):パソコンを使った仕事や細やかな作業が好きで、“ものづくり”に興味があり、コミュニケーションを取ることが得意な方
  • 射出成形工:射出成形に関する基本的な知識があり、良い成形品を数多く生み出すために、地道な作業をすることが得意な方

訓練により就職可能な主な仕事

  • CADシステムを利用した設計製図に関わる業務
  • NCプログラムの作成業務
  • CAD/CAMシステムによるNCプログラム作成業務
  • NC工作機械を使用した部品加工業務
  • 機械部品製造・検査業務
  • 射出成形業務

求人票に記載されている職種名

CADオペレータ、設計補助、技術管理事務、機械設計製図、CADサポート業務
NCオペレータ、CAD/CAMオペレータ、マシニングオペレータ
NCプログラマー、機械加工技術者、NC工作機械オペレータ、金属加工、射出成形
生産技術、機械技術者、生産技能職、製造職、生産技術職、測定技術

就職後の仕事例(求人票より)

  • 汎用旋盤、汎用フライス盤による機械加工作業
  • マシニングセンタによる機械部品、各種金型加工作業
  • CADシステムを利用した製図作業
  • 建設業経理事務全般
  • 成形工

就職率

  • 84.8%(令和5年度)
  • 90.3%(令和4年度)

賃金情報

修了生の採用時の賃金(給与総支給額)実績

  • 平均18万円から20万円

訓練で習得した職業能力の就職先での活用状況

機械製図、2次元CAD、3次元CAD、マシニングセンタ

訓練修了時に取得できる資格

自由研削用といしの取替え等の業務に係る特別教育

労働安全衛生法第59条第3項及び労働安全衛生規則第36条で研削といしの取替え、取替え時の試運転業務等を行う業務に労働者を就かせるときは、事業者が「安全衛生特別教育規程」に基づく安全または衛生のための特別の教育が義務づけられています。

本特別教育は、訓練中に実施し、修了時に特別教育修了証が当センター所長名で交付されます。

目指せる資格(任意に取得できる資格)

CAD利用技術者試験

汎用系のCADシステムを利用し、主として2次元図面のトレース業務に従事し、半年以上の就学・就業経験を有する者を想定して行います。
CADシステムによる製図業務に特化した、操作能力と知識を必要とし、社員としてはもちろん、派遣業務や在宅業務を目指す方が合格者像です。

コンピュータサービス技能評価試験(表計算部門3級)

表計算ソフトを用いて、コンピュータの操作方法を学習した方々やコンピュータを活用した各種のサービスを行う方々を対象に、その操作能力を評価する試験です。

※ 資格試験は任意に取り組むものであり、合格を保証するものではありません。
※ 資格試験の各条件等は抜粋です。詳細は必ずHP等で確認してください。

就職後のスキルアップ

就職後は、当センターで実施しています短期間の在職者向け職業訓練(能力開発セミナー(有料))を受講したり、就職先の実務経験を活かして、国家資格である技能検定に挑戦するなど、さらにスキルを向上させることができます。

当センターでは、就職後においても新たな職業能力の習得やこれまでの職業能力の更なる向上に係る相談・支援を行っていますのでお気軽にご相談ください。

お問い合わせ先

ポリテクセンター大分 【訓練課 受講者係】

TEL

097-529-8615

FAX

097-522-0170

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