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3D CAD活用科(訓練期間6ヶ月)のご案内

学んだ技術・技能を企業で発揮しよう

訓練の概要(訓練により習得できる技能)

3D CAD活用科の訓練は、3元CAD技術をコアの技術と考え、3次元CADの操作スキルの習得を目指しています。

また、その周りを固める技術・技能として、機械製図・2次元CAD技術・金属加工技術・3Dプリンタを使ったラピッドプロトタイピング技術(RP技術)・射出成形金型関連技術を学んでいきます。

訓練全体(6ヶ月間)の仕上がり像(訓練目標)

  • 2次元CADによる機械の図面作成と、3次元CADによるモデリングができ、射出成形金型の設計ができる。
  • マシニングセンタによるプログラミング及び加工ができ、CAMによるNCデータの作成ができる。
訓練課題例
訓練課題例

総訓練時間

  • 658時間

訓練到達目標

1.機械製図及び2次元CAD作業

2次元CADの基本的操作スキルを使って、機械図面を読図・トレースするための技能を習得することを目指しています。

機械製図及び2次元CAD作業

2.3次元CAD基本作業

ソリッドモデリング・サーフェスモデリング・アセンブリモデリング等のいろいろなモデリングを行うのに必要な技能を習得することを目指しています。

3次元CAD基本作業

3.3次元CAD応用作業

射出成形金型に関する知識を習得し、3次元CADによる金型モデリングに必要な技能を習得することを目指しています。

3次元CAD応用作業

4.NC機械加工作業

機械加工に関する基礎知識を習得し、マシニングセンタによるNC機械加工に必要なプログラミング・段取り作業・NC加工の技能を習得することを目指しています。

NC機械加工作業

5.CAD/CAM作業

3次元CADでモデリングした形状をマシニングセンタで削るために必要なプログラムをCAMシステムを利用して、作成するのに必要な知識と技能を習得することを目指しています。

CAD/CAM作業

6.応用課題

5ヶ月間の訓練の総括として、図面作成・3次元CADによる金型モデリング・マシニングセンタ加工等の訓練で学んだ知識で金型を作成し、成形品を作ります。

また、実際の射出成形機による射出成形実習や3次元測定機を使った測定実習を行います。

応用課題

受講要件

過去の機械関連の経験

  • 特に不要

事前に習得していることが望ましいスキル

  • 機械の専門的知識や技能は必要ありません。6ヶ月で機械の製図~加工~射出成形までと幅広く習得していただきます。
  • 訓練内容にパソコンを使った訓練があります。
  • パソコンの基本的操作説明の訓練は行いませんので、自信のない方はご自身で練習しておくと訓練をスムーズに受講することができます。
    (パソコンの基本的操作とは・・・パソコンの起動と終了、ファイルを開く、保存、コピー、フォルダの作成、ファイルの整理、カット&ペーストなど)
  • ものづくりの訓練では、加工機の訓練で立ち作業がありますので、健康上の不安をお持ちの方は事前にご相談ください。

各訓練科共通要件

  • 訓練に関連する職種への就職を希望している方
  • 訓練を受講することに熱意を有している方
  • 訓練の内容を理解するために必要な基礎学力を有している方
  • 訓練受講・修了に支障がないこと(健康状態・受講態度等)

※受講希望者が多数の場合、上記の条件を満たしていても受講できないことがあります。

受講料

無料です。ただし、教科書代(約9,000円)については、実費負担となります。

受講生の入所前の職種と修了後に就職した職種の例

製造業や設計業の経験が全く無かった方でも、下記のようなCADや設計に関連する職種に就職されています。

関連就職を果たした方の多くは、前向きな受講態度と資格取得などのチャレンジを行い、新しい仕事に対する準備を行っていた方です。
(雇用情勢等により必ずしも関連就職できるとは限りませんので、ご了承願います。)

(前職)       (修了後の職種)
・不動産管理    →  CAD製図
・知的障害者支援  →  自動車部品設計
・小売業      →  板金部品設計

訓練に関する職種と仕事内容

一般的な職種名

機械加工工(機械技術) 、CADオペレータ(設計補助) 、射出成形工

機械加工工(機械技術)の仕事

■工作機械を用い、多種多様な金属材料に、切る・削る・穴を開ける・溝を掘る・ 磨き上げるなどの加工を施し、金属材料を価値の高い製品へと変化させるのが機械加工工です。

■試作品のような少量少品種の加工の場合は、人の手で操って加工を行う汎用工作機械を使用します。大量に同じ部品を加工する場合や、より複雑な形状を加工する場合は、加工を自動で 行うNC工作機械を使用します。

■NC工作機械は、自動加工させるために、その動作を指令するNCプログラムが必要です。

■機械加工工には、期限内に、決められた数量に製品を、精度よく加工するために知識と技能が要求されます。

CADオペレータ(設計補助)の仕事

■顧客の計画や仕様を満足するように、設計者の指示のもと、図面の作成や修正を行うのがCADオペレータの仕事です。

■CADで作られたモデルや図面は、製造の現場だけでなく、見積もり、調達、解析、保全など幅広い分野で利用されます。

■CADオペレータには、パソコン操作やCADの操作技能が必要となりますが、設計の補助者としての仕事になれば、さらに、設計者との図面を使った意思疎通が行えるようになる必要があります。

■図面を使った意思疎通には、専門用語の知識や、図面に表れる設計者の意図を読み解くスキル、機械加工などの図面の周辺に広がっている技術の知識の習得が大切です。

■最近では、3次元CADを活用した設計を行う企業も増えています。

射出成形工の仕事

■プラスチック製品を製造する技術の一つに射出成形技術があります。

■射出成形によって生み出される製品は、日用品・家電製品・自動車部品と多方面に広がっています。

■射出成形を行うには、製品を生み出す金型、金型を搭載して成形を行う成形機などが必要で、日本の金型製造技術は世界トップクラスです。

■射出成形関係の仕事に必要な知識は、金型の構造や設計知識、製品をうまく成形するための成形条件の知識やプラスチック材料の知識などです。

職種との相性(こんな方に向いている。)

全般的には“ものづくり”に興味があり、些細な事でも丁寧に作業できる方。

性別は全く問いません。

  • 機械加工工(機械技術):現場作業が好きで、機械を使った“ものづくり”に興味があり、グループ作業で協調性を発揮できる方
  • CADオペレータ(設計補助):パソコンを使った仕事や細やかな作業が好きで、“ものづくり”に興味があり、コミュニケーションを取ることが得意な方
  • 射出成形工:射出成形に関する基本的な知識があり、良い成形品を数多く生み出すために、地道な作業をすることが得意な方

訓練により就職可能な主な仕事

  • CADシステムを利用した設計製図に関わる業務
  • NCプログラムの作成業務
  • CAD/CAMシステムによるNCプログラム作成業務
  • NC工作機械を使用した部品加工業務
  • 機械部品製造・検査業務
  • 射出成形業務

求人票に記載されている職種名

CADオペレータ、設計補助、技術管理事務、機械設計製図、CADサポート業務
NCオペレータ、CAD/CAMオペレータ、マシニングオペレータ
NCプログラマー、機械加工技術者、NC工作機械オペレータ、金属加工、射出成形
生産技術、機械技術者、生産技能職、製造職、生産技術職、測定技術

就職後の仕事例(求人票より)

  • 汎用旋盤、汎用フライス盤による機械加工作業
  • マシニングセンタによる機械部品、各種金型加工作業
  • CADシステムを利用した製図作業
  • 建設業経理事務全般
  • 成形工

就職率

92.6%(令和3年度)
97.1%(令和2年度)

賃金情報

修了生の採用時の賃金(給与総支給額)実績

  • 平均18万円から20万円

訓練で習得した職業能力の就職先での活用状況

機械製図、2次元CAD、3次元CAD、マシニングセンタ

訓練修了時に取得できる資格

自由研削といしの取替え業務にかかる特別教育修了証

労働安全衛生法第59条第3項及び労働安全衛生規則第36条で研削といしの取替え、取替え時の試運転業務等を行う業務に労働者を就かせるときは、事業者が「安全衛生特別教育規程」に基づく安全または衛生のための特別の教育が義務づけられています。

本特別教育は、訓練中に実施し、修了時に特別教育修了証が当センター所長名で交付されます。

任意に取得できる資格

CAD利用技術者試験

汎用系のCADシステムを利用し、主として2次元図面のトレース業務に従事し、半年以上の就学・就業経験を有する者を想定して行います。

CADシステムによる製図業務に特化した、操作能力と知識を必要とし、社員としてはもちろん、派遣業務や在宅業務を目指す方が合格者像です。

コンピュータサービス技能評価試験表計算3級

表計算ソフトを用いて、コンピュータの操作方法を学習した方々やコンピュータを活用した各種のサービスを行う方々を対象に、その操作能力を評価する試験です。

※ 資格試験は任意に取り組むものであり、合格を保証するものではありません。
※ 資格試験の各条件等は抜粋です。詳細は必ずHP等で確認してください。

就職後のスキルアップ

就職後は、当センターで実施しています短期間の在職者向け職業訓練(能力開発セミナー(有料))を受講したり、就職先の実務経験を活かして、国家資格である技能検定に挑戦するなど、さらにスキルを向上させることができます。

当センターでは、就職後においても新たな職業能力の習得やこれまでの職業能力の更なる向上に係る相談・支援を行っています。

お気軽にご相談ください。

お問い合わせ先

ポリテクセンター大分 【訓練課 受講者係】

TEL

097-529-8615

FAX

097-522-0170

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