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【はじめての】CAD/機械加工科 (正式名称:テクニカルオペレーション科)

どんな科?
  • 様々な機械に使用される部品を製作するための機械加工の訓練とCADを用いた機械図面の作成の訓練を行います。
  • 作図から加工まで、ものづくりの一連の工程が理解できるようになることを目標にした訓練内容になっているので、機械系CADオペレーターやマシンオペレーター等への就職を目指す方に最適なコースです。


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訓練の概要

訓練期間・訓練時間

訓練期間

  • 6ヶ月(導入講習付きコースの場合7ヶ月)

総訓練時間

  • 6ヶ月訓練の場合、668時間 7ヶ月訓練の場合、758時間

訓練時間

  • 平日9:00~15:25
※土・日・祝日、年末年始は休みです。
※補講や就職説明会等で16:20まで訓練を行う日があります。

訓練により習得できる技能

  • CAD/機械加工科では、旋盤及びフライス盤加工と、NC機械のプログラミング及び加工ができ、 また、機械製図を理解し、CADシステムにより様々な機械図面を作成することができる知識及び技能を習得します。

訓練全体(6ヶ月間)の目標人材像(訓練目標)

  • 汎用旋盤・フライス盤加工を基に、NC旋盤、マシニングセンタのプログラム作成と機械操作ができる技能及び知識を取得する。
  • 機械製図の基礎を理解し、手書きによる製図、またCADシステム(2次元、3次元)による製図、部品形状、組立形状の作成を習得する。
訓練課題例

課題例1
課題例2

訓練内容

機械製図(約1ヶ月)

  • 機械図面の読み書きに必要な機械製図の規格(JIS)や、ねじや歯車などの関連規格等図面作成に必要な技能を習得します。
機械製図の訓練

2次元CAD(約1ヶ月)

  • 2次元CAD(使用ソフトAutoCAD)を使用して図面を作成するために必要な知識・技能を習得します。
2次元CADの訓練

3次元CAD(約1ヶ月)

  • 3次元CAD(使用ソフトSolidWorks)を使用し、3次元形状のモデルの作成方法、組立方法、図面の作成方法を習得します。
3次元CADの訓練

普通旋盤とフライス盤作業(約1ヶ月)

  • 測定器の使用方法や工作機械の基礎である普通旋盤、フライス盤の機械操作や切削理論に関する技能を習得します。
  • 普通旋盤作業:円筒形状の部品加工作業
  • フライス盤作業:角物形状の部品加工作業
フライス盤作業の訓練

NC旋盤作業(約1ヶ月)

  • 回転軸など円筒状の製品を機械加工する主要機械であるNC旋盤作業について学び、プログラミング手法、機械操作や段取りについて習得します。
NC旋盤作業の訓練

マシニングセンタ作業(約1ヶ月)

  • 平面加工、穴あけ加工、溝加工などを機械加工する主要機械であるマシニングセンタ作業について学び、プログラミング手法、機械操作や段取りについて習得します。
マシニングセンタ作業の訓練

受講要件

関連業種の経験

  • 不要です。初心者の方、未経験の方が専門的な知識・技能が習得できるように、訓練は基礎的なことから始めます。

事前に習得していることが望ましいスキル

  • 特に必要ございません。

各訓練科共通要件

  • 再就職を強く望んでいる者であって、職業訓練を受講することに強い意欲を有している方。
  • 離職者訓練コースの内容を理解し、就職を希望する職務と入所希望訓練課との整合性がある方。
  • 職業訓練の安全性の確保及び訓練に支障をきたさないような健康状態である方。
  • 職業訓練を受講する上で必要な、集合訓練における協調性のある方。
※上記の条件を満たしていても受講できない場合があります。

テキスト代

概ね18,000円 (導入講習付きコースの場合+約1,400円)

訓練後に目指せる主な仕事、就職率

就職率

82.4%(令和3年度実績)

訓練により就職可能な主な仕事

訓練を修了すると、機械製図をCADで作成する作業およびNC工作機械のプログラミングとオペレータの作業ができるようになります。この基本技能を活用し、製造業における設計・製図や工作機械を使用している関係業種の様々な就職先企業で活躍できます。
  • CAD/CAMシステムを使用した設計製図
  • 金属加工業・工具販売業において技術営業
  • 金型などのNC加工機を使用した加工及びオペレーション
  • 機械部品組立製造(車両部品・自動機部品等)

求人票に記載されている職種名

  • 機械設計
  • 設計補助
  • CADオペレーター
  • 工作機械オペレーター
  • マシニングオペレーター
  • 機械メンテナンス
  • 機械組立、検査
  • 技術管理事務
  • 技術営業
  • 購買

CADオペレータの仕事内容

さまざまな建物や機械などをつくるには、そのイメージを伝えるためにスケッチや設計図が必要です。 CADとは、コンピュータを使ってデザイン(作図・設計)すること(Computer Aided Design)です。CADを使って、各種の図面を正確に描くのがCADオペレータです。 CADオペレータは、企業の設計部門やデザイン会社などで働いています。CADオペレータは、建築、機械、電気、インテリアなどさまざまな図面を、コンピュータを使って、設計の規格で決められた記号や作図コマンド(入力する記号)を入力して、作図をします。
オペレータはまず、手描きや書き込みのある図面、ラフスケッチなど、CAD化する図面を受け取ります。 次に、CAD化する図面の種類によって、それぞれ決められた記号、コマンドを入力します。オペレータは、設計者の意図を読み取りながら、正確に図面を作成します。CADソフトにはいろいろ種類があり、数種類のソフトを使いこなす必要があります。そして、入力が終わると、図面を印刷してチェックし、完璧な図面にします。

CAD職種との相性(こんな方に向いている。)

"ものづくり"に興味があり、空間(立体)判断力、計算能力がある方。

受講者の入所前の職種と修了後に就職した職種の例

受講者前職修了後の就職先
Aさんファミレスの調理工場で使用される自動機の設計
Bさん建築関係の設計補助電車や造船などの設計補助・総務事務
Cさん銀行員ポンプメーカでの設計
Dさん飲食店(自営)CADオペレータ
Eさんバスの運転手金型製造メーカでの設計
Fさん化粧品販売員機械設計補助

修了生の主な就職先

自動車、機械、金型メーカの製造、設計部門、建設機械部品製造、大手製造メーカグループ企業他

代表的な企業

  • 樋口鋼業(株)(製造機械の設計・製図及び鋼板溶断・溶接・加工等)
  • 極東ブレイン(株) (自動車・航空機・プラント設計・製図等)
  • (株)セック(産業機械の設計製図及び製作管理等)

賃金情報

修了生の採用時の賃金(給与総支給額)の目安
  • 30~50歳代:平均17万円から25万円

任意で取得できる資格

CAD利用技術者試験

CADを使いこなし、製図・設計・デザインをする能力を認定する民間資格であり、2級は筆記試験、1級は実技試験が行われています。受験資格はありませんが、2級はCADシステムの基礎的な知識をもち、半年以上の実務経験者、1級はハードウェア、ソフトウェアの高度な知識をもち、1年以上の実務経験者を想定して出題されます。また、1級、2級の他に、3次元CADや基礎試験という利用技術者試験も有ります。

技能検定 建築図面製作(建築製図CAD作業)

技能検定 機械・プラント製図(機械製図CAD作業)

機械設計技術者試験(3級)


就職後のスキルアップ

就職後は、当センターで実施している短期間の

在職者向け職業訓練(能力開発セミナー(有料))

を受講したり、就職先の実務経験を活かして、国家資格である技能検定に挑戦したりするなど、さらにスキルを向上させることができます。 当センターでは、就職後においても新たな職業能力の習得やこれまでの職業能力の更なる向上に係る相談・支援を行っています。お気軽にご相談下さい。


開講日程

職業訓練に関するお問い合わせ先

ポリテクセンター加古川(訓練課 受講者係)

  • TEL
    079-431-2517
  • FAX
    079-431-2740

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