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ビル管理技術科(訓練期間6ヶ月)のご案内


【NEW!】ビル管理技術科 体験動画



訓練の概要(訓練により習得できる技能)

ビル管理には、電気・空調(ボイラー・冷凍機)・給排水・消防・クリーニングなどの各種管理事項があり、近年ますます複雑・高度な制御監視・管理が行われています。 当ビル管理技術科の訓練では、電気配線工事、シーケンス制御、ボイラー、消防設備、クリーニング、給排水設備、パソコンを利用した文章作成・データ管理及び設備CADなど、ビル設備管理者として求人企業から求められている最低限の専門知識及び技能・技術が習得できます。 また、訓練修了時の仕上がり像を2つ設定し、関連職種に幅広く対応できるようにしています。


訓練全体(6ヶ月間)の目標人材像(訓練目標)

ビル等の建築物の電気設備のメンテナンスができる。
ビル等の建築物の管理作業の基本と給排水衛生設備のメンテナンスができる。
(下記写真の訓練課題例参照)
【訓練課題例】

訓練課題の例1
訓練課題の例2

総訓練時間

  • 668時間
  • 導入講習付きコース 758時間

訓練到達目標

1.電気工事配線作業1

ビル管理の業務の為に必要な電気の理論と、工事・保守の為に必要な知識・技能を習得します。

電気工事配線作業1

2.シーケンス作業

シーケンスによる各種機器の制御に対する知識。シーケンス制御の配線技術を習得します。

シーケンス作業

3.ボイラ取扱作業・防災設備管理作業

ボイラーの構造・取扱他必要な関連知識と4類の消防設備に関する知識を習得します。

ボイラ取扱作業・防災設備管理作業

4. ビル管理基礎作業

ビル管理の全体像の把握とビルの環境衛生に対する知識・各種測定機器操作実習を行います。

ビル管理基礎作業

5. 給排水衛生設備管理作業・情報活用

配管図面の見方・配管接続の知識・技能を習得します。 パソコンによる文章・作図の演習をします。

給排水衛生設備管理作業・情報活用

6. 空調設備管理作業・ビルクリーニング作業

ビルの空気調和とビルクリーニングに関する知識と技能を習得します。

 空調設備管理作業・ビルクリーニング作業

受講要件

関連業種の経験

  • 特に不要(いろいろな物に興味をもって取り組める方)

事前に習得していることが望ましいスキル

  • 機械器具の構造や機械についての知識や簡単な故障を修理できる程度の指先の器用さがあればより取り組みやすいでしょう。

各訓練科共通要件

  • 再就職を強く望んでいる者であって、職業訓練を受講することに強い意欲を有している方。
  • 離職者訓練コースの内容を理解し、就職を希望する職務と入所希望訓練課との整合性がある方。
  • 職業訓練の安全性の確保及び訓練に支障をきたさないような健康状態である方。
  • 職業訓練を受講する上で必要な、集合訓練における協調性のある方。

※上記の条件を満たしていても受講できない場合があります。


受講料

無料です。ただし、教科書代については実費負担となります。


受講者の入所前の職種と修了後に就職した職種の例

(前職)                      (修了後の職種)
製造業、販売、接客サービス     →     ビル設備管理、ビルメンテナンス
物流・運送、企画・新製品計画    →     ビルクリーニング、マンション管理人、警備


訓練に関する職種と仕事内容

代表的な職種名

ビル設備管理技術者、設備管理、設備員、設備職、ビルメンテナンス要員、ビルクリーニング要員

仕事内容

様々なビルの電気、空調、消防、給排水などの設備を調整・管理するのが、ビル施設管理技術者です。一般的に、ビルを巡回訪問して設備管理をする技術者とビルに常駐して設備管理する技術者に分かれます。 ビルを巡回訪問して設備管理をする技術者は、担当エリアを持ち、契約先のビルを巡回訪問して、保守や点検をします。巡回先のビルでは、電気の配電盤や空調設備、消防設備や給排水設備などが正常に作動しているか、五感を使って確認します。設備に異常が認められたり、停電が生じたりするなどの緊急の場合、補修を担当する専門業者に連絡し、連携して設備の復旧に務めます。 ビルの地下などにある中央管理室に常駐してその施設を設備管理する技術者は、各設備の状態を一括して管理します。常駐での設備管理は、コンピュータで自動制御された機械装置の運転状況を制御モニター画面で監視します。そして、定期的に現場を巡回して運転状況を観測し記録し、機器の保守や点検をします。常駐管理は、24時間体制で管理するため、一般的に、技術者は、交代制で勤務します。 国際展示場など多くの人々が集まる施設の中央管理室は、防災センターとしての役割も大きくなります。ビル施設管理技術者は、イベント中に異常が起きないように神経を集中させ、人々の安全と快適な環境を守ります。

職種(ビル設備管理職種)との相性(こんな方に向いている。)

チームで動く仕事であるので、協調性が求められる(和を大事にする人)。さらに、機械相手に機械の構造や理論について科学的・技術的興味を持っている方。機械器具の構造や知識や指先の器用さも要求されます。また、縁の下の力持ちの様な仕事でもあり、地味で目立たない仕事のため、辛抱強さが求められます。

訓練により就職可能な主な仕事

  • ビル設備・保守管理に関する業務
  • ビルクリーニングの業務
  • 空調(ボイラー・冷凍機)設備の業務
  • マンション管理の業務
  • 施設保安警備の業務

求人票に記載されている職種名

ビル設備管理、ビル管理業務、ビルメンテナンス、ビル管理人、ビル管理技術員、ビル清掃員、インテリジェントビル総合管理技術者(清掃・設備管理など)、オフィスビルの清掃・設備管理、居住施設・ビル等の管理、マンション管理、施設保安警備員

就職後の仕事例(求人票より)

  • 設備(電気・空調・給排水防災等)の運転保守管理業務
  • 大型商業施設・ビル・工場関係の設備機器の日常点検業務
  • ビル管理業務(電気、空調、衛生、消防設備及び建物の管理)
  • マンション管理及び清掃(受付業務、巡回指導、メーター検針、共用部分の清掃)
  • 集合住宅・オフィスビル・工場その他構造物等の空調衛生設備工事における施工管理業務
  • 施設(ビル)に常駐して入出管理及び巡回管理業務
  • テナントビル・マンション等管理物件の受付けから維持管理までの総合業務
  • オフィスでの清掃及び簡単な設備管理(フィルター清掃、管球交換、冷暖房切り換え)

就職率

84.8%(令和2年度実績)


修了生の主な就職先

(株)ニチジョー (設備管理等)
太平ビルサービス(株) (設備管理等)


賃金情報

修了生の採用時の賃金(給与総支給額)の目安

  • 平均18万円から22万円

訓練で習得した職業能力の就職先での活用状況

電気配線工事・給排水衛生設備・ボイラー設備保全管理等の知識・技能を習得しますので、第二種電気工事士、二級ボイラー技士、乙種4類危険物取扱者、第三種冷凍機械責任者、消防設備士等の資格を取得して、ビル設備の保守管理の業務に就職しております。


訓練期間中の取得できる資格

ボイラー実技講習修了証

当科の訓練生に対するボイラー実技講習の修了者に対して「ボイラー実技講習修了証」が当センター所長名で交付されます。「ボイラー実技講習修了証」は二級ボイラー技士試験の免状交付申請に必要となります。 ※当センターは、兵庫労働局に登録されている公共の教習機関です。
(ボイラー実技講習:兵労基安登録第4号 登録有効期間満了日:2026年3月23日)


任意に習得する資格

訓練期間中に受講生の皆さんが習得した技能を活かして任意に取得している資格の一例です。
(但し、合格を保証するものではありません。詳細につきましては、各実施機関へお問い合わせ下さい。)

二級ボイラー技士(平均合格率95%:平成26年度)

最も受験者が多く、特級、一級、二級の3種類がありますが、二級の資格をもっていれば、すべてのボイラーを取り扱うことができます。ボイラーは、重油や都市ガス等を燃焼室で燃やしてボイラー内に高温・高圧の蒸気を発生させるので、爆発や破裂の恐れがあります。そのため、ボイラー技士がボイラーの操作、安全運転のための管理、点検、定期自主検査を実施します。病院、工場等などで勤務します。

近畿安全衛生技術センター

第二種電気工事士(平均合格率80%:平成26年度)

電気工事士は従事できる電気工作物の範囲によって、第一種と第二種に分かれています。第二種電気工事士は、暮らしに直結した家庭や商店の屋内外配線の電気工事を行うエキスパートであり、一般の住宅や商店で利用する小型の電動機や電気器具、照明等のための低電圧で比較的受電電力の小さい電気施設の電気工事に従事します。

一般財団法人電気技術者試験センター

第三種冷凍機械責任者(平均合格率70%:平成26年度)

高圧ガス保安法に基づく国家資格で、第一種、第二種、第三種に分かれ、第三種は主に小型冷凍空調機器を備えている施設、冷凍倉庫、冷凍冷蔵工場等において、製造(冷凍)に係る保安の実務を含む統括的な業務を行う方に必要な資格で、1日の冷凍能力が100トン未満の製造施設に関する保安に携わることができます。

高圧ガス保安協会

乙種4・6類消防設備士(平均合格率80%:平成26年度)

消防設備士は消火栓、消火器、火災報知設備、救助袋、スプリンクラー等消防用設備等の設置、維持・管理をします。資格は甲種と乙種の2種類があり、取扱う設備によって、甲種が特類及び1~5類、乙種が1~7類に分けられています。

一般財団法人消防試験研究センター

乙種4類危険物取扱者(平均合格率95%:平成26年度)

「危険物」とは、消防法によって定められた、火災等の災害の発生の予防上危険と考えられる引火性または発火性の物品を指し、危険物取扱者は、それらの危険物を一定量貯蔵したり製造したりする事業所で、監督や取扱い作業に従事します。資格は、甲種・乙種・丙種の3種類に分かれています。甲種は、全ての危険物について取扱いと取扱作業の保安監督ができます。また、乙種は、第1類から第6類まで、丙種は第4類危険物の一部のみ(ガソリン、灯油、軽油等)の取扱いができます。

一般財団法人消防試験研究センター

就職後のスキルアップ

就職後は、当センターで実施している短期間の 在職者向け職業訓練(能力開発セミナー(有料)) を受講したり、就職先の実務経験を活かして、国家資格である技能検定に挑戦したりするなど、さらにスキルを向上させることができます。 当センターでは、就職後においても新たな職業能力の習得やこれまでの職業能力の更なる向上に係る相談・支援を行っています。お気軽にご相談下さい。
 

お問い合わせ

ポリテクセンター加古川(加古川訓練センター)訓練課

TEL

079-431-2517

FAX

079-431-2740

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