一般用電気工作物の設計、工事、試験、検査に関する技能及び関連知識を習得します。
電気設備技術科(訓練期間6ヶ月)のご案内
受講要件(各訓練科共通要件)
- 再就職を強く希望し、職業訓練を受講することに強い意欲を有している方
- 離職者訓練コースの内容を理解し、就職を希望する職務と入所希望訓練科との整合性がある方
- 職業訓練を受講する上で必要な、集合訓練における協調性のある方
- 職業訓練の安全確保及び訓練に支障を来さないような健康状態である方
過去の経験や事前に習得していることが望ましいスキルは特にありません。
受講料は無料です。(テキスト代等は別途自己負担となります。)
電気設備技術科 訓練の概要
屋内配線工事や、電気設備の設計・施工・保守点検に関する専門知識・技能・技術を習得します。また、電気設備を自動制御するための技能・技術(有接点シーケンス、PLC)や、消防設備の施工・保守・点検についても学びます。
電気工事、電気施工管理、施設保安警備、ビルメンテナンス、ビル管理の仕事を目指す方に最適なコースです。
訓練の内容
一般電気設備工事Ⅰ〔4月・10月〕

一般電気設備工事Ⅱ〔5月・11月〕
一般用電気工作物の工事に関する技能及び関連知識を習得します。

消防設備工事〔6月・12月〕
自動火災報知設備の施工・点検に関する技能及び関連知識を習得します。

CAD活用技術〔6月・12月〕
CADを用いて建築平面図及び屋内配線図の作成に関する技能及び関連知識を習得します。

シーケンス制御技術Ⅰ〔7月・1月〕
シーケンス制御の含まれた設備の施工・点検等に関する技能及び関連知識を習得します。

シーケンス制御技術Ⅱ〔8月・2月〕
シーケンス制御及びPLC制御を含んだ設備の施工・点検等に関する技能及び関連知識を習得します。

高圧受変電設備〔9月・3月〕
高圧受変電設備では、基礎知識(結線図、構成機器、機器の役割)と各継電器の試験方法について習得します。

太陽光発電〔9月・3月〕
太陽光発電の仕組み、配線工事に関する知識・技術・保守点検技術を習得します。

資格について
任意に目指せる資格
・第一種電気工事士
・甲4類消防設備士
・第二種電気工事士
・乙4類消防設備士
※訓練内容の中には、上記資格を取得する際に参考となる内容があります。
就職について
主な就職可能分野・業界
・電気設備工事作業者
・電気施工管理
・施設保安警備員
・ビルメンテナンス
・ビル管理業務
訓練修了後の就職の一例
【電気工事士】
建物のスイッチ、コンセントや照明器具の取付けなど、電気を利用するための工事を行います。
【電気技術者】
電気設備や機器の技術開発、安全な運転のための保守・管理などをします。
【ビル設備管理】
オフィスビルや商業ビルなどにおいて、電力設備、空調設備、給排水設備などの運転・調整や管理を行います。
就職率
80.8% (令和5年度実績)
就職後のスキルアップ
就職後は、当センターで実施している短期間の 能力開発セミナー (有料)を受講したり、就職先の実務経験を活かして、国家資格である技能検定に挑戦したりするなど、さらにスキルを向上させることができます。当センターでは、就職後においても新たな職業能力の習得やこれまでの職業能力の更なる向上に係る相談・支援を行っています。お気軽にご相談下さい。
お問い合わせ先
ポリテクセンターいわき 【訓練課受講者係】
TEL
0246-26-1332
FAX
0246-26-1237