電子情報技術科について
ソフト開発やロボット制御などの回路設計まで幅広く履修
コンピュータを使って何ができるのか？
どんなものを動かし、どのようにコントロールできるのか？
まずは自分たちでコンピュータに向かい、電子回路づくりに挑戦する実践教育・体験重視型のカリキュラムが大きな特徴です。
プログラミングに必要な専門知識や応用例を学び、さらにインターネットを活用した通信技術や信号処理の技術についても理解を深めます。また、電子回路や電子デバイスの機能・応用についても学習します。ソフトとハードの両面から複合的に学べるカリキュラム構成で、短期間に密度の高い学習内容を提供する環境を整えています。
多様な産業で活躍するコンピュータエンジニアの育成
ソフトとハード、双方の技術をバランスよく習得したエンジニアのニーズが高まっています。自動車産業や精密機器メーカー、家電業界、電子部品メーカー、そしてインターネット関連業界など、その活躍の場はますます広がっています。当学科は、このような社会のニーズに応えられる人材の育成を目標の一つとして開設されました。
実社会で応用できる専門知識と技術を習得するために、少人数制の授業を実施。実習カリキュラムでは、複数人体制によるきめ細かな指導・アドバイスが可能です。また、各種資格取得をサポートする体制も整え、意欲的な学生を支援しています。
設備紹介
組込みシステム開発実習室
この教室では、電子CADを使った回路設計、組込みOSを利用したプログラミング、インターフェース回路の製作、通信プログラミングなど、電子情報技術者に必要な複合技術を学びます。
アナログ･ディジタル回路の製作および計測実習室
主にハードウェアに関する実験や計測、ハンダ付けによる回路製作を行う教室です。各種測定器やハンダごてなども整備しています。
加工室
設計した電子回路の基板をNC加工機で製作します。また、筺体の製作・加工のための様々な機器も整備しています。