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溶接技術科(訓練期間6ヶ月)のご案内

訓練の概要(訓練により習得できる技能)

金属加工分野へ従事するために必要な機械図面の基礎からCAD操作及び溶接技術に関する技能及び関連知識を習得します。

訓練全体(6ヵ月間)の目標人材像(訓練目標)

  • 鉄鋼材の加工および被覆アーク溶接作業ができる。
  • 機械板金作業および炭酸ガスアーク溶接作業ができる。

訓練課題例

訓練課題例

訓練課題例

訓練課題例

訓練課題例

総訓練時間

  • 657時間

訓練到達目標

1.「被覆アーク溶接」

被覆アーク溶接作業に従事するための技能と関連知識を習得します。


【関連する業種】
建築、造船、設備保全など


被覆アーク溶接

2.「半自動溶接」

半自動溶接(炭酸ガスアーク溶接)作業に従事するための技能と関連知識を習得します。

【関連する業種】
建築、造船、車両製造など


半自動溶接

3.「TIG溶接」

TIG溶接作業に従事するための技能と関連知識を習得します。

【関連する業種】
プラント、航空機器、厨房機器、医療用機器など

TIG溶接

4.「金属加工基本」

測定作業、ボール盤作業、研削作業、ガス溶接・溶断作業等に関する技能・知識を習得します。

金属加工基本

5.「CAD・荷役」

2次元CADによる機械図面作成方法及びものづくりに必要な板金展開CADの基本知識、及びクレーン・玉掛け作業必要な知識と技能を習得します。

CAD・荷役

6.「機械板金・プレス作業」

機械板金加工・プレス機械作業に必要な知識と技能を習得します。

【関連する業種】
産業用機械、車両製造、建築、厨房機器など


機械板金・プレス作業/運搬作業

訓練期間中に取得できる資格

ガス溶接技能講習修了証(鹿児島労働局長登録教習機関 第13-1 有効期間満了日令和11年3月30日)

ガス溶接は、可燃性ガス、酸素を使用する金属の溶接、溶断、加熱の業務に必要な資格です。

玉掛け技能講習修了証(鹿児島労働局長登録教習機関 第13-3 有効期間満了日令和9年8月8日)

玉掛け作業とは、クレーン・移動式クレーン等を使用して荷を運搬する時に、ワイヤーロープ等のつり具を用いて行う荷かけ、及び荷はずしの作業のことです。つり上げ荷重が1トン以上のクレーン等を使用する場合の玉掛け作業は労働安全衛生法第61条及び同第76条に基づく玉掛け技能講習を修了した者でなければなりません。

アーク溶接特別教育修了証

特別教育を修了すると、被覆アーク溶接、半自動溶接、TIG溶接など、電気を使った溶接業務に従事できます。

自由研削といし特別教育修了証

研削といしとは、加工物を研磨したり切断したりする機械工具の一種です。特別教育を修了すると、研削といしの取替え試運転業務ができます。

クレーン運転の業務に係る特別教育修了証

クレーンとは動力で荷を吊り上げ、吊り荷を水平方向に運搬する(人力、動力どちらでも可)ことが可能な機械装置です。特別教育を修了すると、吊り上げ荷重5トン未満のクレーンの操作ができます。

粉じん作業特別教育修了証

粉じん作業に従事する者は、粉じんに係る疾病と健康管理、粉じんの発散防止、呼吸用保護具の使用方法、作業場の換気の方法等について特別教育を修了することが法令で義務づけられています。

任意に取得できる資格

訓練期間中に受講生の皆さんが習得した技能を活かして任意に受験して取得できる資格の一例です(※ただし、合格を保証するものではありません。詳細につきましては、各実施機関へお問い合わせください。)。

  • 溶接技能者評価試験(被覆アーク・半自動・TIG)(一般社団法人日本溶接協会)

受講要件

過去の溶接の経験

  • 特に必要ありません。

事前に習得していることが望ましいスキル

  • 特に必要ありませんが、CAD活用の訓練はパソコンを使用しますので、パソコンを使用したことのある方(マウス操作、キーボード入力など)は、さらに訓練効果が期待できます。

各訓練科共通要件 

  • 訓練に関連する職種への就職を希望している方
  • 訓練を受講することに熱意を有している方
  • 訓練の内容を理解するために必要な基礎学力を有している方
  • 訓練受講・修了に支障がないこと(健康状態・受講態度等)

受講料

無料です。ただし、教科書代(10,500円程度)については、実費負担となります。パソコンで就職活動書類(履歴書や職務経歴書)を作成するために、USBメモリ(1,500円程度)も併せてご購入いただきます。 また、実習訓練では作業服・作業帽・安全靴が必要です。

受講者の入所前の職種と修了後に就職した職種の例

  (前職)    (修了後の職種)
・住宅設備  → 造船
・食料品製造 → 金属製品製造・修理
・販売    → 金属製品製造(溶接)
・自動車組立 → 自動車板金・溶接
・建設業   → 鉄工・建築

訓練に関する職種と仕事内容

一般的な職種名

溶接工

溶接技能者の仕事

 造船所などでの組立作業をはじめ、ビルや橋などの鉄骨建設現場や各種機器の製造などで、製品や構造物を溶接するのが、溶接工です。
 溶接とは、金属材料の接合する部分のすき間に、溶接棒やワイヤを接触させ、そこに熱を加えて、金属材料と溶接棒を同時に溶かしながら、 必要な長さや厚さで接合することです。溶接には、溶接工が溶接棒やワイヤを1本1本操作する手溶接と、ワイヤが自動的に供給される半自動溶接があります。
 溶接工は、まず、溶接する材料によって、溶接機を適切な電流や電圧に調整して、適切な溶接棒やワイヤを選んで、作業をします。 作業時に発生するガスや飛び散る高温の金属から身体を守るため、溶接工は、耐熱の作業服や防塵マスク、強い光から目を守るために遮光メガネを着用します。
 溶接工は、接合部分に空洞やムラが出来ないように注意しながら、溶接棒やワイヤを操作して、作業をします。また、ビルや橋などの建設現場での溶接作業の場合、高所や足場の上などで行われるため、常に安全に気を配ります。

職種との相性(こんな方に向いている。)

「ものづくり」に興味があり、じっくり忍耐強く仕上がりを重視した作業ができる方。性別は全く問いません。

訓練により就職可能な主な仕事

  • 溶接作業による構造物等を製作する業務
  • 切断・溶断による構造物等の解体業務
  • 溶接施工関連の見積もり、工程等の業務
  • 非破壊検査等による施工診断業務

求人票に記載されている職種名

溶接工(被覆アーク・半自動・TIG)、ガス溶接工、ガス切断工、製缶工、板金・組立工、工場内作業員

就職後の仕事例(求人票より)

  • 造船所内電気溶接
  • 鉄骨建物、鉄鋼材の溶接・加工
  • 作業場での設計・溶接加工
  • 作業場での鉄骨材加工後、建築物での組立・溶接
  • 製缶タンク・機械架台等の製造及びアルゴン電気半自動溶接機を使用した溶接作業

就職率

89.7%(令和4年度実績)

修了生の主な就職先

  • (株)相良製作所(鉄骨建築工事)
  • 寿工業(株)(船舶製造・整備業)
  • (株)丸和工業(製缶業)
  • 豊機工(有)(鉄骨工事・機械修理業)

賃金情報

修了生の採用時の賃金(給与総支給額)実績

  • 平均17万円から22万円

訓練で習得した職業能力の就職先での活用状況

就職先の企業では、溶接技能者やその補佐、プレス作業オペレーター、機械オペレーターとして技能・技術の活用が期待されます。

就職後のスキルアップ

就職後はスキルアップのために当センターで実施している 能力開発セミナー(有料) の受講ができます。また、 就職後においても新たな職業能力の開発及び向上に係る相談・支援を行っていますので、お気軽にご相談ください。

お問い合わせ先

訓練課 受講者係
TEL 099-254-3788
FAX 099-254-3758

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