電気を安全に扱うための基礎となる第二種電気工事士レベルの理論や法規を学びます。スイッチ・コンセントの配線方法やケーブルの加工方法、工具の取扱の実習を行います。
令和6年度生産システム技術科のご案内
コース概要
設備機器には必ず機械的、電気的なトラブルがつきものです。そんなとき、他の電気技術者を呼んでこなくても自ら対処できればあなたの人的価値は
ぐ~んとあがるはず!!そんなあなたのために、機械と電気の基礎を順に
学び、自動化システムの設計から運用までの知識を身につけるお手伝いを
します。
訓練期間
6ヶ月
1ヶ月ごとの訓練内容
1.電気の基礎
2.有接点シーケンス制御・電気系保全
工場内の機械やコンベアなどを制御・操作するためのリレーやタイマーと呼ばれる機器を配線して制御する有接点シーケンス制御と回路および機器の故障不良の診断をする保全実習を行います。
3.制御盤製作
機械や生産ラインを制御・操作するための各種電気機器を納めた制御盤の設計仕様書の作成から加工、配線、引き渡しまでの一連の流れを制御盤の製作を通して学びます。また、制御盤の点検・修理方法についても実習を行います。
4.機械系保全
機械設備の予防保全と機械要素(ボルト・ナット・ベアリング・歯車等)について学びます。空圧・油圧機器のオーバーホール作業(分解・組立・清掃など)および旋盤加工の実習を行います。
5.PLC制御
専用の工業用コンピュータ(プログラマブル・ロジック・コントローラ。通称PLC)にプログラムを入力して制御するPLC制御について実習を行います。
6.自動化システム製作
ベルトコンベアなどの駆動機器を活用した模擬的な製造ライン(材料などの搬送装置)を製作することで、制御プログラム設計等実際の工場で活用できる技術を学びます。
修了生の前職と修了後の職種
前職 | 修了後の職種 |
---|---|
ホテルフロント(32歳) | 電気工事業 |
家庭教師(38歳) | 設備保全(電気系) |
清掃業(23歳) | 設備保全(機械系) |
修了生の主な就職先
訓練修了時に取得できる資格
なし
任意に取得する資格
訓練コースに関連する分野の資格です。
*ただし、合格を保証するものではありません。
受験資格等の詳細につきましては、各実施機関へお問合せください。