住宅等の電気工事で使用されている図面の読み描きや法令、ケーブル工事に関する技能及び関連知識を習得します 。
■器工具使用法と電線接続法 ■配線図
■ケーブル配線
電気設備技術科 (訓練期間6か月)のご案内
入所時期:年4回(6・7月生:15名、9・10月生:15名、12・1月生:15名、3・4月生:15名)
※6・7か月コースの定員と合わせて15名となります。
訓練の概要(訓練により習得できる技能)
電気設備技術科では、3か月で電気工事の知識や技能を習得します。模擬家屋を用いた実習や太陽光発電システムを実施するため、深く電気工事分野に関して学ぶことができます。その他1か月でCAD、消防設備に関する技能や知識を取得します。残り2か月で製造ラインを自動化システムに必要な配線・制御技術に関する知識や技能を習得します。制御盤製作やタッチパネルを用いた実習を実施するため、より実践的な技術を学ぶことができます。
訓練全体(6か月間)の仕上がり像(訓練目標)
- 電気設備工事ができる。
- シーケンス制御及び消防設備の設計・施工ができる。
1か月ごとの訓練到達目標
1.電気工事Ⅰ
2.電気工事Ⅱ
ビル・工場等の電気工事で使用されている電線管工事やリモコン工事に関する技能及び関連知識を習得します。
■電線管工事 ■リモコン配線
3.太陽光システム工事・住宅配線
太陽光発電システムの計画・工事に関する技能及び関連知識を習得します。模擬家屋を使用した住宅配線の設計・施工に関する技能及び関連知識を習得します。
■太陽光発電システム(基本、工事) ■住宅配線
4.有接点シーケンス制御
製造ライン等に使用されている有接点シーケンス制御の図面の見方、配線方法に関する技能及び関連知識を習得します。また、制御盤製作ができる技能及び関連知識も習得します。
■有接点シーケンス制御(基本回路、電動機) ■制御盤製作
5.PLC制御
製造ライン等に使用されているPLC制御の図面の見方やプログラミングだけでなく、タッチパネルを使用したプログラム作成等に関する技能及び関連知識も習得します 。
■PLC制御(プログラマブル表示器)
6.消防設備、CAD活用
自動火災報知設備の整備・点検・工事に関する技能及び関連知識を習得します。Jw_cadの操作方法の基本を理解し、設備図作成の技能及び関連知識を習得します。
■消防設備(基本、設計、施工) ■CAD(基本、屋内配線図)
受講要件
各訓練科共通要件
- 訓練に関連する職種への就職を希望していること
- 訓練を受講することに熱意を有すること
- 訓練の内容を理解するために必要な基礎学力を有すること
- 訓練受講・修了に支障がないこと(健康上や受講態度等)
※受講希望者が定員を超える場合は、受講要件を満たしていても受講できない場合があります。
受講料
無料です。ただし、教科書代(令和6年度は約9,000円を予定)等については、実費負担となります。
(ビジネススキル講習については別途テキスト代(令和6年度は約8,000円を予定)も実費負担となります)
目指す職種
- 電気工事士
- 電気保全技術者
- 電気設備図面設計補助
就職率
89.5%(令和5年度実績:訓練修了後3か月の実績)
修了生の過去の就職先
- 前田電気株式会社 / 電気工事士(20代)
- 株式会社サビデンキ / 電気工事士(30代)
- 株式会社テック・ウエデン / 電気通信工事(40代)
- 平成電工株式会社 / 電気工事士(50代)
訓練中に取得できる資格
- 低圧電気取扱業務に係る特別教育
※合格を保証するものではありません。
任意に取得できる資格
※合格を保証するものではありません。受検の案内等、詳細につきましては、各実施機関へお問い合わせ下さい。
※入所時期によっては訓練期間中に受験できないものがあります。受験を希望される方はご相談ください。
- 第二種電気工事士
- 第一種電気工事士
- 消防設備士(甲、乙4類)
- 技能検定3級電気機器組立て(シーケンス制御作業)(中央職業能力開発協会)
就職後のスキルアップ
就職後は、当センターで実施している「在職者訓練(能力開発セミナー(有料))」の受講や、就職先の実務経験を活かして国家資格である技能検定に挑戦するなど、さらにスキルを向上させることができます。また、就職後においても新たな職業能力の習得やこれまでの職業能力の更なる向上に係る相談・支援を行っています。お気軽にご相談下さい。
お問い合わせ先
ポリテクセンター福井 【訓練課】
TEL
0778-23-1011
FAX
0778-23-1013