電気設備技術科では、電気設備各種の配線施工法、モーター制御、屋内配線設計及びCAD活用技術、エアコン据付施工法、有接点シーケンス制御、コンピュータに関する技能・技術を習得します。
また、企業実習を通して電気工事の現場を体験することで、より実践的な技能・技術を習得します。
電気設備技術科(社会人基礎講習付きコース)(訓練期間7ヶ月)のご案内
訓練の概要
訓練の様子
訓練目標
電気設備工事の施工、保守管理及び屋内配線設計ができるとともに基本的なITスキルとCAD技能を習得する。
総訓練時間
745時間(社会人基礎講習81時間含む)
1ヶ月ごとの訓練目標
1.「社会人基礎講習」
コミュニケーション能力、ビジネスマナー、就職活動の心構え、面接の受け方、パソコンの基本操作について学びます。
事前に受講することで、実践的な訓練にスムーズに移行できます。
2.「シーケンス制御」
電動機(モータ)や遮断器(ブレーカ)といった電気機器の知識や有接点シーケンス回路の設計、配線といった制御技術を習得します。
※有接点シーケンス制御とは、リレーと呼ばれる機器によりオン・オフを切り替える制御で、信号機やエレベータ、エスカレータ等の制御に用いられます。
3.「情報活用技術/CAD活用技術」
パソコンの基本操作、文書作成ソフト及び表計算ソフトの使用方法を習得します。
また、CADを用いた建築平面図及び屋内配線図の作成技術を習得します。
※CADとは、パソコンで図面を描くためのツールで、これまで手描きに頼っていた製図作業や図面作成を短時間で正確に処理できます
4.「電気工事(基本)」
電気設備理論や電気測定法といった電気の基本、電気工事で使用する機器(コンセント等)の接続技術を習得します。
※実習では、ケーブル配線の基礎として、一般家庭の電気設備工事の縮小版を製作します
5.「電気工事(応用)」
電線を保護するための管工事の手法や、スイッチと照明が離れているときに用いられるリモコン配線技術等を習得します。
また、家庭用のエアコンの工事の据付等の技術も習得します。
6.「企業実習」
実際に企業の現場に出向き、これまでに施設内訓練で習得した知識や技能を「どのように活用するか」を体験します。
※自分の能力の再確認、新たな知識や技能を習得できるため、就職への近道となります。
7.「フォローアップ訓練」
企業実習を経験して、不足していた知識や技術を習得します。
受講料
受講料 無料
テキスト代 5,000円程度
その他 15,000円程度 作業服、手袋、安全靴、工具、保険等が必要なります。
目指せる仕事
電気設備の設計・施工
電気設備工事・空調機器据付工事
CAD製図の業務
消防設備保守・点検
電気通信工事
設備保全・管理
就職率
87.0%(令和5年度実績)
修了生の就職先企業
有限会社中里電業
協和電気株式会社
桜庭電気株式会社
東北通信装機株式会社
株式会社サプライ
株式会社アペック 等
目指せる資格
第一種電気工事士 第二種電気工事士
お問い合わせ
ポリテクセンター青森(青森職業能力開発促進センター) 訓練課
TEL
017‐722‐1771
FAX
017‐777‐1187