設立目的と沿革
設立目的
近年、科学技術諸分野の発展には実に目覚ましいものがありますが、その柱となったエレクトロニクス、情報、エネルギー、材料、 バイオテクノロジーなどに加えて、 21世紀に入っては地球環境との調和にも配慮した技術が求められるようになってきています。 特にエネルギーや材料分野では地球資源の有限性が強く意識されるようになり、極く最近の東日本大震災を契機に、 再生可能エネルギーなど新しいエネルギー利用の仕方とそれに関連する諸問題の解決が強く求められています。 また、人口の高齢化に伴い医療・福祉分野においても、従来を越えた高度なエレクトロニクス、メカトロニクス技術や それを支える新材料などの開発が喫緊の課題となっています。そして最近の技術革新の特徴は、次々と勃興する先端技術の進展が非常に速く、 従来のマスメディアに加えネットワークを介した情報の共有化などによって産業社会全体に急速な変革をもたらしていることにあります。
このような限られた地球上で持続性のある社会の構築が求められる背景の中で、産業界ではこれら急速な技術革新に対応できるような、技術全般に対応できるような、技術全般に関わる基礎的知識と適応性豊かな実践力を兼ね備えた人材が求められています。
本校はこのような産業社会の要請に応えるため、職業能力開発促進法に基づき、工学的基礎理論の上に立って「自らものづくりができる」、さらに「高付加価値化、新分野展開に対応できる」創造性豊かな情報化時代の実践技術者を「専門課程」と「応用課程」の2つの課程で養成し、地域産業社会、広くは我国の産業の発展と社会に貢献することを目的として設立されました。修了生は日本、世界の「ものづくり」の分野で実践技能者として活躍しています。2021年度からは応用課程に生産ロボットシステムコースが新設され、新しい「ものづくり」に関わる実践技能者の養成を行っていきます。
本校はこのような産業社会の要請に応えるため、職業能力開発促進法に基づき、工学的基礎理論の上に立って「自らものづくりができる」、さらに「高付加価値化、新分野展開に対応できる」創造性豊かな情報化時代の実践技術者を「専門課程」と「応用課程」の2つの課程で養成し、地域産業社会、広くは我国の産業の発展と社会に貢献することを目的として設立されました。修了生は日本、世界の「ものづくり」の分野で実践技能者として活躍しています。2021年度からは応用課程に生産ロボットシステムコースが新設され、新しい「ものづくり」に関わる実践技能者の養成を行っていきます。
沿革
1985年4月 | 職業能力開発促進法に基づき、「北海道職業訓練短期大学校」の設置が決定する |
1986年4月 | 「北海道職業訓練短期大学校」開校 (設置科)生産機械科、金属成形科、自動車科、電気科、印刷技術科、室内造形科 |
1989年4月 | 学科再編(設置科)生産技術科、エネルギー機械科、制御技術科、電子技術科、情報処理科、応用情報処理科、住居環境科 |
1992年4月 | 学科再編(設置科)生産技術科、産業機械科、制御技術科、電子技術科、情報処理科、情報技術科、建築科 |
1993年4月 | 職業能力開発促進法に基づき、校名を「北海道職業能力開発短期大学校」に改称する |
2000年4月 | 応用課程を新設し、校名を「北海道職業能力開発大学校」に改称する (設置科)生産機械システム技術科、生産電子システム技術科 生産情報システム技術科、建築施工システム技術科 |
2009年4月 | 専門課程 電子情報技術科を新設 |
2012年4月 | 専門課程 電気エネルギー制御科を新設 |
2014年4月 | 応用課程 生産電気システム技術科、生産電子情報システム技術科を設置 |
2016年4月 | 開校30周年 |