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滋賀職業能力開発短期大学校では、日頃の教育訓練の成果を活かして、対外的な競技大会に多数参加し優秀な成績を収めています。

令和6年度

建築設計競技 学生グランプリ2024 事前審査通過し、滋賀県立美術館で実施される本審査に出場!

建築設計競技 学生グランプリ2024にて住居環境科2年生の替地楓子さんと仲井陽菜さんの提案「Memory of Brocante ~ 「もの」に宿る記憶 ~」が事前審査を通過し、滋賀県立美術館で実施される本審査に出場しました。


出展した学生のコメント
これから増えていくであろう「リノベーション」という課題でコンペに向き合うことができ、良い建物を再生するためにできることや、建物の伝えていく方法について深く考えるきっかけになりました。これらは、これから建築に向き合う上で大きな糧になると思います。

担当指導員からのコメント
学生たちが参加した住宅の設計競技である木の家設計グランプリの今回のテーマは、「住み続けられる家・古き良きものの再生」でした。学生たちは、この課題に対し、総合制作実習の古民家調査で訪れた湧き水の里、滋賀県米原市醒井に現存する旧醒井郵便局を対象として、課題テーマに取り組みました。洋館と和館を併せ持つこの建物は独自の雰囲気を持っており、現在も地域の方々に親しまれています。


親しみある建物を引き継いでいく手法として、大切な物を引き渡すときのフランスの文化「Brocante」という慣習に着目し、大切な建物の引き継がれ方を提案しました。提案には、 残したいと考える洋館の一部に地域に開かれた場所が提案されています。これは、家族だけでなく、建物を訪れ、その魅力的な雰囲気を味わった方々にも、建物を引き継ぎたいという気持ちが育まれてほしいという願いが込められています。単に保存していくのではなく、どのように親しまれてきたのかという歴史も含め、理解し愛着を持った方々の中で引き継ぎができれば、さらに価値が深まっていくのではないかという考え方です。
今回の課題を通して、学生たちは、単に保存していくだけではなく、どのように引き継がれていくことが建物にとって幸せなのかを深く考え提案しました。この機会に、悩んだこと・考えたことを今後の人生にも活かしていってもらいたいと思います。
滋賀県には、数多くの歴史ある家屋が存在します。壊して新しく建てるだけでなく、長く住み続けられる工夫や知恵を考え続けてもらいたいです。

八幡掘まつりに参加しました

令和6年10月12日~26日に開催された八幡堀まつりにて、当校の住居環境科の学生が、ワークショップを開きました。八幡堀まつりは近江八幡観光物産協会主催の、八幡堀や近江商人の町並みの情緒や風情を、夜にも楽しむことの出来る様、1998年から開催されている祭りです。
八幡堀まつりの中で、当校は「自分だけの竹灯りワークショップ」を主催しました。小学生を対象としたモノづくり体験教室で、竹にドリルで穴をあけ、それによってデザインを作っていくものです。制作された作品は八幡堀まつりに合わせて白雲館内に展示されました。
また、住居環境科の学生により制作された竹やぐらが八幡堀の近くに展示されました。色とりどりにライトアップされた竹やぐらは、来場した方々を楽しませました。
過去に制作された竹灯り作品は、滋賀職能大の校内にも展示していますので、ぜひ足をお運びください。


ヨシ灯り展にて県知事賞を受賞しました

令和6年9月21日・22日に開催された西の湖ヨシ灯り展に、当校の住居環境科の学生が作品を出展しました。西の湖ヨシ灯り展とは、水・土・空気を浄化する琵琶湖畔に自生する貴重なヨシの価値を再発見することを目的として、西の湖マルシェにて開催される展示会です。ヨシを材料とした造形作品を展示し、夜にはライトアップされ、西の湖を美しく彩りました。
今年の作品(下記写真左)は三角錐が並び立つような異国情緒あふれるもので、明るい場所で見ても美しい作品ですが、ライトアップされた時には、その美しさが際立ちます。緻密に編まれたヨシの隙間から、漏れ出るライトの光は幻想的で、見に来たお客さんを楽しませました。
昨年の近江八幡市長賞に引き続き、今年は滋賀県知事賞を受賞することができ、学生たちの進歩を見せることができました。


壁-1GP 2024にて審査員特別賞を獲得しました

当校の住居環境科の学生が、10月5日と6日に開催された「壁-1GP 2024」に参加しました。この「壁-1GP」とは、「木造耐久壁ジャパンカップ」を前身としたイベントで、実物大の木造の耐力壁を設計・加工し、対戦する2体の木造耐久壁の足元を固定した状態で引っぱり、どちらか一方が破壊するまで綱引きのように互いに引っ張り合う対戦を行うものです。耐力のほか、施工性やコストパフォーマンス等を競います。
大会当日、学生たちは準備した材料・設計で勝負に挑みました。結果として、予選一戦目で強豪とぶつかってしまい、無念の敗退となってしまいました。しかし、その一戦の中で見せた壁の粘りと耐久性によって、ものつくり大学の小野先生より、技術賞における審査員特別賞を授与されました。


2024 Ene-1 SUZUKA Challenge KV-40への挑戦~大学・高専・専門学校クラス 第2位~

ホンダモビリティランド株式会社が主催する「2024 Ene-1 SUZUKA Challenge」が7月28日に開催されました。当校では2013年から出場を続けており、今年も1チームが出場しました。本大会は、充電式単3電池40本を動力源とするオリジナル車両を設計・製作し、鈴鹿サーキット国際レーシングコース(1周5.807㎞)のタイムアタックを3回行い、その合計タイムを競うものです。学生達は、車体の設計・製作に加え、ドライバーやピット作業員も務めることになります。
2022・2023年大会では、出場クラス内においてトップのラップタイムを記録しましたが、2回目のタイムアタックでタイヤがバーストし、無念のリタイアとなっています。タイヤの素材の見直しなど、改良と工夫に取り組んできた成果を今年こそ発揮して3回のタイムアタックを完走し、2019年以来のクラス表彰台を目指します。
大会当日は天候にも恵まれ、当校の学生たちは炎天下の中、最終調整を行い、始まった1回目のタイムアタックの記録は8分5秒522と前年度の記録には届かなかったものの、順調な滑り出しを見せました。前年度リタイアした2回目のタイムアタックでは、記録は8分1秒410と非常に良いタイムを記録することができました。そして、最後の3回目のタイムアタックは、ライバルたちが続々と脱落していくなか、当校は8分34秒717という記録で完走を果たすことができました。
今年のEne-1 SUZUKA Challengeでは、当校は総合順位20位、大学・高専・専門学校クラス内順位2位という結果を収めることができ、2019年ぶりのクラス表彰台に立つことができました。また、昨年大会のリタイアから大きく順位を伸ばし完走したことでリベンジ賞を獲得することができ、改良を続けた学生の努力が実った結果で大会は幕を下ろしました。

 
 

令和5年度

2023 Ene-1 SUZUKA Challenge KV-40への挑戦

Ene-1 SUZUKA Challenge KV-40とは、充電式単3電池40本を動力源とするオリジナル車両を設計・製作し、鈴鹿サーキット国際レーシングコース(1周5.807㎞)のタイムアタックを3回行い、その合計タイムを競うものです。 当校は2013年から参戦しており、学生は、出場するための競技規則を満たす設計仕様の電気自動車の製作を通し、電子回路設計・製作・組立調整、C言語によるプログラミング、機械工作などの技術・技能に加えて、モータやその制御回路の技術を習得し、総合的な実践力を身に付けることを目的としています。 また、車体の設計・製作だけでなく、ドライバーやピッ ト作業員も学生が務めます。 10回目の出場となった2023年の大会では、2周目でタイヤがバーストし,完走することができませんでしたが,ラップタイムは7分20秒台と自己最高記録を更新し、大学・高専・専門学校クラスの最速ラップを記録することができました。
2023 Ene-1 SUZUKA Challenge KV-40への挑戦
2023 Ene-1 SUZUKA Challenge KV-40への挑戦

第6回 実践教育訓練学会 建築設計競技で2等「メガソフト株式会社賞」を受賞!

第6回 実践教育訓練学会 建築設計競技にて、住居環境科1年生の替地楓子さんと仲井陽菜さんの提案「かばたのある古民家」が2等「メガソフト株式会社賞」を受賞しました。
第3回 オープンキャンパス

左:替地楓子さん 中:小竹校長 右:仲井陽菜さん

第3回 オープンキャンパス

受賞作品「かばたのある古民家」

替地さんのコメント

「家」を通して、そこで暮らす人が豊かになりかつ地域の人とのコミュニティをもつということに大きなこだわりをもって設計競技の課題に取り組みました。 かばたがあることで「なんでも楽で簡単」ではなく「手間をかける」ことを大切にしたいと考えました。結果として、温もりを感じることができる空間を提案することができ、賞も いただくことができて価値ある経験になりました。

仲井さんのコメント

入学して、数ヶ月で人生初の設計競技に参加でき、良い結果を残せたことをとても嬉しく思っています。「地域に根ざす家」というテーマで、先生や友達と試行錯誤を繰り返す日々は行きづまったりすることもあり大変ではありましたが、今思うと実りある充実した日々でした。このような機会を得られたことは、私自身のステップアップに大きくつながったと感じています。今回のこの経験をこれからに生かしていけるよう、より一層頑張ろうと思います。

担当指導員からのコメント

今回、参加した実践教育訓練学会主催である第6回建築設計競技のテーマは、「地域に根ざす家」でした。テーマ概要には、日本の各地に昔から根付いている地域資源を掘り起こし、これからの未来に向けて地域に根ざす家を提案してほしいとメッセージが記載されていました。学生たちは、この課題に対し、対象地域として湧き水文化を現在も引き継いでいる滋賀県高島市針江地区を選択し、その湧き水文化の象徴である「かばた」を取り込んだ家屋を提案しました。素朴な提案であったが、地域に住み続けてこられた人々とこれから地域に住みたいと考える人々がお互いに無理せず自然な交流が促せる工夫が提案できていたと思います。滋賀職能大のキャンパスも滋賀の琵琶湖のほとりに位置しています。学生たちが学ぶ滋賀県には、水に関連した地域資源や街並みが数多く存在する稀な地域です。今回の設計競技で養った地域資源をみる目を今後の研究調査に役立ててもらえれば嬉しいです。

令和4年度

「2022 Ene-1 SUZUKA Challenge KV-40」でデザイン賞受賞!

当校の電子情報技術科2年生3名が「2022 Ene-1 SUZUKA Challenge KV-40」に参加し、クラス最速ラップを記録したものの、最後の3回目のタイムアタック中にタイヤがバーストしてリタイヤとなり惜しくも完走できませんでしたが、特別賞としてデザイン賞を受賞することができました。
第1回 オープンキャンパス
第1回 オープンキャンパス

【担当指導員からのコメント】

今年度は2周目終わった時点で部門1位(今までで初めて)で3周目もバーストするまでは順調でしたので、みんなが今年はいけると思っていました。 それだけに終盤でのバースト、リタイヤはとても残念でした。 学生も悔しかったと思います。 また、大会スタッフや他チームの方々が、木製の車体にとても興味を持って、話かけてくれたり、「どうやって作ったの?」、「美しい車体やね」などと言ってもらったり、学生はとてもうれしかったのではないかと思います。その車体でデザイン賞を受賞したことを知ってみんなとても喜んでいました。 良い経験になったと思います。(外村)

【「2022 Ene-1 SUZUKA Challenge」とは】

ホンダモビリティランド株式会社主催。充電式単3電池40本を動力源とするオリジナル車両を設計・製作し、鈴鹿サーキット国際レーシングコース(1周5.807㎞)のタイムアタックを3回行い、その合計タイムを競うものです。 当校は毎年出場を続けており、学生は、出場するための競技規則を満たす設計仕様の電気自動車の製作を通し、電子回路設計・製作・組立調整、C言語によるプログラミング、機械工作などの技術・技能に加えて、モータやその制御回路の技術を習得し、総合的な実践力を身に付けることを目的としています。また、車体の設計・製作だけでなく、ドライバーやピット作業員も学生が務めます。

令和2年度

みんなのラズパイコンテスト2020

電子情報技術科 1年 (滋賀県立彦根工業高等学校出身)

グランプリ獲得(参加107点) 「小型マルチディスプレイシステム」 2018~2020年度の電子情報技術科の学生ら16人が開発。
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