「ポリテクセンター大阪港」港湾荷役科修了生の方に
お話をお伺いしました。
埠頭ジャスタック株式会社
船内沿岸作業員
八木 春介 様
(2018年3月修了)
利用者が語る「ポリテクセンター大阪港」
修了生の声
修了生の声(埠頭ジャスタック株式会社)


担当している業務内容や仕事のやりがいについて教えてください
当社の荷役作業で扱う貨物はコンテナだけではなく、梱包されていない状態の石炭や粉末等の「ばら貨物」と呼ばれるものもあります。この「ばら貨物」を大型のクレーンバケットがすくいやすくなるよう重機を使って運搬したり、貨物船のバランスを考慮して積荷を整えたりするなどのアシストをする船内沿岸業務を担当しています。
運搬するモノの性質や、その日の天候に応じて作業の工夫が必要にはなりますが、その分、効率よくアシストできた時の喜びは格別です。
「ポリテクセンター大阪港」の訓練を受講して仕事に役立っていることは?
クレーンや重機などの実習が本当に役立っています。
特に、現在の業務では、運搬する貨物により色々な重機を乗り換えて作業をしなければいけません。その際に必要となる重機それぞれの操作感や細かい技術が身についたのは、「ポリテクセンター大阪港」時代に、実践に近い形での実習を経験し、知識や技能のベースを作ることができたからだと感じています。
「ポリテクセンター大阪港」での思い出は?
実社会で役立つ資格を取得したいと思い受講を決めましたが、商業高校出身ということで学習面に不安がありました。しかし、受講が始まってみると、放課後にも講師に指導してもらえる機会や同期生と教え合う機会も多くあり、その不安を払拭することができました。
また、同じ目標に向かって学習に励む仲間の存在が心の支えとなり、最後までがんばることができました。
「ポリテクセンター大阪港」での受講を検討している方へのメッセージをお願いします
ポリテクセンター大阪港出身者以外の先輩社員の方々から「自分もポリテクに行っておけば良かった」という声を聞くたびに、改めて、素晴らしい環境に出会えてよかったと思います。港湾業務の魅力を教わり、さまざまな業界で活かせる資格を取得できたことで、人生の選択肢が大きく広がりました。
きっと、将来の目標がまだ見つかっていない方でも、1年間の学びを通じて具体的な進路を見つけられるはずです。
新しい可能性を信じて、ぜひ挑戦してほしいです。