各科紹介

港湾ロジスティクス科

<日本版デュアルシステム>
校内での訓練・技能習得プラス企業での実習で即戦力を目指す

港湾や物流を取り巻く環境-ロジスティクス、荷役、通関などについて学ぶとともに、企業実習(1~4週間程度)、就労型実習(6ヶ月程度)により実際の企業現場での実習を経験し、企業のニーズに対応できる実践力を付けることを目的とし、全員正社員での就職を目指します。
指導陣には港湾・物流業界の出身や、現役で活躍されている方々をお迎えし、テキストには載っていない現場ならではの体験談を聴けることも大きな特色の一つです。

日本版デュアルシステムとは

ドイツの職業訓練システムを手本に2004年4月厚生労働省と文部科学省が連携しスタートしました。
「大学校と企業の両方で学ぶ」ことにより、即戦力の職業人を育てる新しい職業訓練システムであり、人材育成システムでもあります。企業実習・就労型実習と並行して、これに関する内容を座学で学び、就職に直結した訓練を行います。

カリキュラムの流れ

導入訓練

港湾・物流関係企業の見学などを行い、訓練実務職種を目で見て体感します。これから目指していく業界の現場を見ることで目的意識を明確にします。

施設内訓練(学科・実技)

港湾・物流の基本的知識を広く学びます。内容は貿易や通関、荷役、倉庫、情報、輸送、コンテナ、法令など多岐にわたりフォークリフトの運転実習も行います。

企業実習(1~4週間程度)

実際に港湾・物流関係企業において1~4週間の実習を行います。習得した知識・技術の確認と応用を実施し、当初の目的意識の再確認を行います。

施設内訓練(学科・実技)

企業実習で体得した経験をもとに、技能と技術を兼ね備えたスペシャリストとして対応できるようにさらに訓練を実施し、実践力や応用力を身に付けます。

就労型実習(6か月程度)

大学校内で習得した技能・技術をもとに、実際の現場での就労を通し実践的な能力を習得します。この間指導員による巡回指導も行い個々の状況に応じてサポートします。

就職先企業

就職支援のページをご覧ください。就職支援