社会人としての基礎力を身につけ、実践的な訓練につなげます。
【企業実習付き訓練】電気設備技術科(短期デュアルコース)のご案内
訓練内容
訓練により習得できる技能
電気関連設備の施工と、装置の保全技術を習得し、間口の広い就職を目指します。
1ヶ月の企業実習で、製造業の生産現場で就労するために必要な能力の基盤を作ります。
※準備中のため、旧コース名及び内容となっております。
訓練全体の目標/人材像
- これまで電気の勉強をしたことがない方でも、電気のイロハを理解し、企業の電気設備の保守ができるようになることを目指します。
- 企業実習は、設備保全の基本を座学や実習で身につけてから行うため、生産現場になじみのない方でも無理なく就労体験ができます。
総訓練時間
ビジネススキル講習付き751時間(内140時間は企業実習)
ビジネススキル講習なし659時間(内140時間は企業実習)
テーマごとの訓練内容
1. ビジネススキル講習
2. シーケンス制御
工場やビル設備で用いられるシーケンス制御の基本回路の配線や点検に関する技能・知識を習得します。
3. 電気保全・電気設備CAD
生産設備の保全・点検と、住宅や制御盤の配線設計に関する技能・知識を習得します。
4. PLC制御
PLCのプログラム手法を学習するとともに、数値処理やタッチパネルなどの各種制御方法に関する技能・知識を習得します。
5. 電気設備工事
一般用電気設備の配線作業を行い、機器の選定や施工に関する技能・知識を習得します。
6. 企業実習
実際の生産現場を経験することにより、企業で求められる能力と、今の自分に不足しているものが何かを知ることができます。
7. フォローアップ訓練
企業実習における課題や疑問点をもとに、各自課題を設定し訓練に取り組みます。
受講要件
過去の制御回路設計、電気制御設備の保守管理等経験
- 特に必要ありません。
事前に習得していることが望ましいスキル
- 電気の知識やワープロや表計算ソフトなどのパソコン操作ができる方は、さらに訓練効果が期待できます。
各訓練科共通要件
- 訓練に関連する職種への就職を希望している方
- 訓練を受講することに熱意を有している方
- 訓練の内容を理解するために必要な基礎学力を有している方
- 訓練受講・修了に支障がないこと(健康状態・受講態度等)
受講料
無料です。
※教科書代(7ヶ月約6,000円、6ヶ月約5,000円)については、実費負担となります。
※「職業訓練生総合保険」の保険料予定金額は7ヶ月5,550円、6ヶ月4,900円です。
※作業服、手袋、安全靴、帽子は各自で用意していただきます。
受講者の入所前の職種と修了後に就職した職種の例
電気機器、制御機器の取り扱いや、制御回路設計等が未経験の方でも、電気制御技術者、PLC制御技術者等として活躍しています。
前職 修了後の職種
販売 ⇒ 電気工事士
図書館司書 ⇒ 設備管理
介護職員 ⇒ 製造オペレータ
食品製造 ⇒ ビル管理メンテナンス
訓練に関する職種と仕事内容
主な職種
- 電気保全作業者
電気保全作業者の仕事
- 電気機械器具製造業、電気設備管理業等において電気設備・電気機器組み立てとその制御回路の設計及び配線を行います。
各種生産工場の製造部門、自動化技術部門で使用される自動機械の開発・設計や管理・保守を行います。
職種との相性(こんな方に向いている!)
- 電気保全作業者
新しい技術に興味と関心を持ち、自ら課題を見つけ解決する意欲がある方、周囲と協力して目標に向かって努力することができる方、技術者として活躍する意思の強い方に向いている仕事です。
訓練により就職可能な主な仕事
- 生産現場の設備の保守・点検
- 製造業における装置の保全や改善
- 電気設備工事
- 制御盤製作
就職率(旧生産設備メンテナンス科)
- 令和4年度実績 100%
- 令和3年度実績 89.5%
- 令和2年度実績 100%
修了者の主な就職先(旧生産設備メンテナンス科)
- 大堀メンテナンス株式会社
- 日本製鉄株式会社
- 日本パリソン株式会社
順不同
訓練で習得した職業能力の就職先での活用状況
電気・シーケンス制御の知識を生かし、自動化機器を製作したり、PLCの知識を活かし、シーケンス制御技術者として生産工場のラインを管理・保全します。
就職先の仕事内容によって異なりますが、訓練で習得した技能・技術と実務経験、OJTにより、企業が期待する仕事ができるようになります。
任意に取得する資格
訓練期間中に受講者の皆さんが習得した技能を活かして任意に受験して取得できる資格の一例です。受験手続きの説明や合格できる技能レベルへの到達は訓練中十分可能です。(※但し、合格を保証するものではありません。詳細につきましては、各実施機関へお問い合わせ下さい。)
技能検定 電気機器組立て(シーケンス制御作業)
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中央職業能力開発協会〔外部サイト〕
技能検定は、「働く人々の有する技能を一定の基準により検定し、国として証明する国家検定制度」です。 技能検定は、技能に対する社会一般の評価を高め、働く人々の技能と地位の向上を図ることを目的として、職業能力開発促進法第44条の規定に基づき実施されています。
技能検定に合格した者には、合格証書が交付されます。また、合格した者は技能士と称することができます。
第二種電気工事士
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一般財団法人 電気技術者試験センター〔外部サイト〕
電気工事士は従事できる電気工作物の範囲によって、第一種と第二種に分かれています。 第二種電気工事士は、暮らしに直結した家庭や商店の屋内外配線の電気工事を行うエキスパートであり、一般の住宅や商店で利用する小型の電動機や電気器具、照明等のための低電圧で比較的受電電力の小さい電気施設の電気工事に従事します。
就職後のスキルアップ
就職後は、当センターで実施しています短期間の 在職者向け職業訓練(能力開発セミナー(有料)) を受講したり、就職先の実務経験を活かして、国家資格である技能検定に挑戦したり、さらにスキルを向上させることができます。当センターでは、就職後においても新たな職業能力の習得やこれまでの職業能力の更なる向上に係る相談・支援を行っています。お気軽にご相談下さい。
お問い合わせ先
ポリテクセンター茨城 【訓練課受講者係】
TEL
0297-22-8845(直通)
FAX
0297-22-8822