給水設備保全の現場力強化及び技能継承をめざして、技能高度化、診断・予防保全、故障対応・予防に向けた各種配管や動力機器に関する保守・管理実習を通して、トラブル発生時の対処法及び設備の適正な運用・管理に関する技術を習得します。
※1H221「排水設備保守・管理技術」とのセット受講をおすすめします。
1.コース概要及び留意事項
(1)訓練の目的及びコース概要
(2)専門能力の現状確認
2.給水設備の概要
(1)給水装置・設備・方式の種類
(2)設備施工材料
(3)建築用途別の最大給水量
3.給水管の直径の決定法
(1)器具連結管の管径
(2)均等表による管径決定法
(3)器具数と同時使用率
4.給水設備の保守・管理
(1)ポンプの構成
(2)設備に関係する法令
(3)給水設備の検査・保守
(4)実績データを用いた具体的な設備管理手法の検討・保守計画策定
(5)トラブル事例と発生時の対処方法
5.読図に関する実習
(1)図面による系統把握と各図記号
(2)立体空間の把握
6.まとめ
【受講者の声】
・分解・組込み、カットモデル等見ることが出来、構造等の理解が深まりました。
・トラブルの原因の想定と対処が理解できました。
・給水設備の構造理解と水漏れ箇所による対処の仕方がわかりました。
・写真や実物を見ながら、実際に実物を使用して指導受けることができました。
・普段当たり前に作業していましたが、専門的に習うことができて勉強になりました。