通信システム設計の新たな品質及び製品の創造をめざして、高付加価値化に向けたクラウドシステムの構築実習を通して、クラウドサービスの導入で重要となる設計、構築技術を習得します。

1.コースの概要及び留意事項
(1)訓練の目的
(2)専門的能力の現状確認
(3)安全上の留意事項

2.仮想化技術
(1)仮想化技術概要
(2)様々なハイパーバイザー
(3)仮想化の新たな潮流

3.クラウドコンピューティングの知識
(1)クラウドコンピューティングの特徴
(2)クラウドコンピューティングの現状
(3)クラウドコンピューティングを支える技術
(4)システムの導入手法
　イ.クラウドシステムの概要
　ロ.インストール及び操作方法

4.構築実習
(1)セキュリティ管理と構築
(2)ネットワーク管理と構築
(3)インスタンス(仮想マシン)の管理と構築
(4)オブジェクトストレージの管理と構築
(5)インフラ構築の指針
(6)Ｗｅｂサービスのインフラ構築

5.設計
(1)設計指針
(2)各段階での設計ポイント

6.導入、活用事例
(1)導入事例・活用事例の紹介
　　イ.製造業での統合生産管理システムへの導入例
(2)事例に沿った演習

7.まとめ
(1)コース全体について確認及び講評

【受講者の声】
・他講義で取り扱っているPLCやRaspberry　Piとクラウドサーバとの通信、データの受け渡しについての講義があれば、受講してみたいと思いました。
・クラウドについては知識が浅かったのですが、本セミナーを受講したことで専門用語の理解に加えて実際に構築することができたため、知識が以前より深まりました。