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求職者の方へ

機械設備保全科(訓練期間6ヶ月)のご案内      (企業実習付)


訓練の概要(習得できる技能)

モノづくりの基本となる機械図面の読み方・測定技術を先駆け、機械加工のベースとなる旋盤・フライス盤の機械操作習得から技能検定2級レベルの技能習得まで訓練していきます。また、機械・電気の保全に関する訓練を行い、作業者のみならずメンテナンスもできる作業者を目指し、実践的な技能と知識の習得ができます。その他、パソコンやNC旋盤・マシニングセンタの基本的なプログラミングも訓練で習得します。 修了前に実施する「企業実習」では、生産現場での実習を通じて、実践的な知識と技能を習得します。

訓練全体(6ヵ月間)の仕上がり像(訓練目標)

  • 製造現場の生産技術に関する基本的な機械製図CAD、旋盤、フライス盤、NC機械のプログラム、溶接の技能・技術、設備保全技術を習得し、地域の企業実習により現場経験から実践的な知識と技能を習得します。
訓練課題例

訓練課題例

訓練課題例

訓練課題例

総訓練時間

 
     712時間
 

訓練到達目標

1.「機械製図およびCAD基本」

機械製図および2次元CAD基本(製図一般、機械製図および関連規格、機械要素)に関する技能および関連知識を習得します。

機械製図およびCAD基本
機械製図およびCAD基本

2.「旋盤およびNC旋盤作業」

測定作業並びに、課題を通じて普通旋盤の基礎知識と加工作業を理解すると共に、NC旋盤によるマニュアルプログラミングの技能と知識を習得します。

旋盤およびNC旋盤作業
旋盤およびNC旋盤作業

3.「フライス盤およびマシニングセンタ作業」

仕上げ・ボール盤作業並びに、課題を通じてフライス盤の基礎知識と加工作業を理解すると共に、マシニングセンタによるマニュアルプログラミングの技能と知識を習得します。

フライス盤およびマシニングセンタ作業
フライス盤およびマシニングセンタ作業

4.「機械保全作業」

補修技術としてのアーク溶接技能を習得し、機械設備の予防保全とオーバーホールの技能及び関連知識を習得します。

機械保全作業
機械保全作業

5.「電気保全作業」

機械の電気部分の故障発見、復旧に関する技能及び関連知識を習得します。

電気保全作業
電気保全作業

6.「企業実習 フォローアップ訓練」

工場等において、実際の生産現場を経験することにより、製造に関する業務知識を取得します。 フォローアップ訓練では企業実習における課題や疑問点について解決し、実務における問題解決の手法を習得します。

企業実習 フォローアップ訓練
企業実習 フォローアップ訓練

受講要件

過去の機械工やCADの経験

  • 特に必要ありません。
    機械加工、溶接作業、設備保全に強い関心をお持ちの方。

事前に習得していることが望ましいスキル

  • 特に必要ありません。

各訓練科共通要件

  • 訓練に関連する職種への就職を希望している方
  • 訓練を受講することに熱意を有している方
  • 訓練の内容を理解するために必要な基礎学力を有している方
  • 訓練受講・修了に支障がないこと(健康状態・受講態度等)

※受講希望者が多数の場合、上記の条件を満たしていても受講できないことがあります。


受講料

無料です。 ただし、教科書代(約5,000円)及び作業服代(約6,000円~8,000円)については、実費負担となります。


入所前の職種と修了後の就職職種の例

機械加工や設備保全が未経験の方でも、下記のような関連する職種に就職されています。
(ただし、必ずしも下記の通り就職できるとは限りませんのでご了承願います)
(前職)      (修了後の職種)
・飲食業    →   機械加工
・営業・配送  →   機械オペレータ
・木材仕分け  →   機械加工・保全


訓練に関する職種と仕事内容

一般的な職種名

金属工作機械工、溶接工、設備保全

金属工作機械工の仕事

金属工作機械を使い、さまざまな金属に、切る・削る・穴を開ける・溝を切る・磨き上げるなどの加工をすることが金属工作機械工の仕事です。
代表的な機械に旋盤やフライス盤がありますが、基本的に丸モノ形状を加工する場合は旋盤を、角モノ形状を加工する場合はフライス盤を使用します。
同じ形状のものを大量に加工する場合は、加工条件を数値化し、連続自動運転が可能なNC工作機械と呼ばれる機械を使用します。この機械は、要求される精度を出すため、最適な加工条件を正確にプログラミングします。
金属工作機械工には、期限内に決められた数の製品を高い精度で正確に加工することが求められます。

溶接工の仕事

ビルや橋などの鉄骨建設現場や各種機器の製造などで、製品や構造物を溶接することが溶接工の仕事です。溶接とは、金属材料の接合する部分のすき間に溶接棒やワイヤを接触させ、そこに熱を加えて金属材料と溶接棒を同時に溶かしながら必要な長さや厚さに接合することです。

設備保全の仕事

機械設備の整備・修理に携わる保全作業に従事するのが設備保全者です。機械設備の機能をベストの状態に維持するメンテナンス業務を行います。

職種との相性(こんな方に向いている)

“ものづくり”に興味があり、何かを作ったり組み立てたりすることが好きな方。

訓練により就職可能な主な仕事

  • 汎用工作機械(旋盤・フライス盤)を用いた金属加工
  • NC加工機を使用した加工及びオペレーション
  • 生産技術の一貫として、機械のメンテナンスや改善業務

求人票に記載されている職種名

機械加工技能者、 NC工作機械オペレータ、金型製作、金属加工、生産技術、機械技術者、機械メンテナンス、メカエンジニア、生産技能職、製造職、生産技術職、生産管理職 等

就職後の仕事例(求人票より)

  • 旋盤、フライス盤を使用し、金属の切削加工を行う。
  • パソコンにより NCプログラムを作成し、金型をNC加工で製作する。
  • 自動車部品生産技術、図面を見て製造工程を理解する。
  • マシニングセンタをはじめとした最新のNC加工機を導入した機械加工専用の工場などでの業務。
  • 精密機器・自動車部品製造の生産技術。

就職率

   100%(平成27年3月末実績値)
 


修了生の主な就職先

  • ㈱ニチワ
  • 赤江機械工業㈱
  • 九州オリンピア工業㈱
  • ㈱コバテック
  • ヒラサワプレシジョン㈱

〔順不同、敬称略〕


就職先での習得能力の活用状況

保全技術を有する汎用旋盤及びフライス盤の機械操作等の技能が習得できます。
訓練を修了すると、旋盤・フライス盤を使った機械部品の製造ができるようになります。また、機械・電気保全の技能・技術も習得しているので、現場において幅広い職務に携わることができます。
就職後は、就職先の仕事内容によっても異なりますが、概ね3ヶ月から6ヶ月程度でベテラン技能者のOJTにより、期待される仕事(標準的な作業時間と品質・仕上がり)ができるようになります。およそ、2~3年で熟練度は向上し、細かく指示されなくても自らの判断で仕事ができるようになります。


訓練修了時に取得できる資格

アーク溶接特別教育

アーク溶接とは、金属電極と被溶接物の間にアーク(火花)を発生させ、その熱を利用して溶接する方法です。
特別教育を修了すると、アーク溶接業務(手アーク溶接(被覆アーク溶接、ガス・シールドアーク溶接など)、半自動アーク溶接、自動溶接)を行うことができます。


訓練期間中にチャレンジできる資格

訓練期間中に習得した技能を活かして、任意に受験できる資格の一例です。
合格できる技能レベルへの到達は、訓練期間中に十分可能です。
(ただし、合格を保証するものではありません。詳細につきましては、各実施機関へお問合せください。)

資格の名称
CADトレース技能審査・機械部門(厚生労働省認定)
資格の主催者
中央職業能力開発協会(宮崎県職業能力開発協会)
受験資格
上級(1年以上の実務経験のある方) 中・初級(ポリテクセンター訓練生は受験可能)
受験料
上級(15,000円) 中級(13,000円) 初級(10,000円)
試験日程
9月中旬、2月中旬
合格率
ホームページを参照してください
その他特記事項
主に、CADを操作して図面作成業務に携わる方々を対象に、CADを用いた写図(トレース)業務に必要な技能を評価する試験です。
(この資格を持っていないと、CAD業務ができないというものではありません)
ホームページ
資格の名称
CAD利用技術者試験
資格の主催者
一般社団法人コンピュータソフトウェア協会
受験資格
1級(2級有資格者) 2級(特にありません)
受験料
1級(15,000円) 2級(5,500円)
試験日程
1級(毎年6月、11月頃) 2級(随時受付)
合格率
ホームページを参照してください
その他特記事項
CADを利用した知識・スキルを明確化し、一定水準に達している受験者に対して評価・認定を行う制度です。
1級は学科試験及び実技試験が行われます。
2級は学科試験が行われます。
(この資格を持っていないと、CAD業務ができないというものではありません)
ホームページ
資格の名称
コンピュータサービス技能評価試験(Word、Excel)
資格の主催者
中央職業能力開発協会(宮崎県職業能力開発協会)
受験資格
特に制限はありません
受験料
1級(7,600円) 2級(6,400円) 3級(5,100円)
試験日程
3月、6月、9月、12月頃
合格率
ホームページを参照してください
その他特記事項
教育訓練施設や事業所において、コンピュータを活用した各種のサービスを行う人々の能力を評価する試験です。
これによって、これらに従事する方々の技能修得意欲を増進したり、社会一般の評価を高めることで、社会的、経済的地位の向上を図ることを目的としています。
ホームページ
資格の名称
技能検定(旋盤、フライス盤、NC旋盤、NCフライス盤、27年度公益財団法人日本プラントメンテナンス協会 機械製図CAD、機械検査)
資格の主催者
中央職業能力開発協会(宮崎県職業能力開発協会)
受験資格
職種によって異なりますので、ホームページを参照してください。
受験料
職種によって異なりますので、ホームページを参照してください。(目安:10,000~18,000円)
試験日程
職種によって異なりますので、ホームページを参照してください。(前期、後期と年2回行われます)
合格率
職種によって異なりますので、ホームページを参照してください。
その他特記事項
技能検定は、職業能力開発促進法に基づいて、働く人々の技能を一定の基準によって検定し、これを公証する国家検定制度です。技能検定は、昭和34年に実施されて以来、年々内容の充実を図り、現在137職種について実施されています。
合格者には、厚生労働大臣(特級、1級、単一等級)または、県知事(2級、3級)の合格証書が交付され、「技能士」と称することができます。
ホームページ

就職後のスキルアップ

就職後は、当センターが実施しています短期間の在職者向け職業訓練(能力開発セミナー(有料))を受講したり、就職先の実務経験を活かして、国家資格である技能検定に挑戦するなど、さらにスキルを向上させることができます。
当センターでは、就職後も新たな分野の職業能力の習得やこれまでの職業能力の更なる向上に係る相談・支援を行っています。お気軽にご相談下さい。

お問い合わせ先

ポリテクセンター宮崎【訓練課 受講者係】
        TEL 0985-51-1512
        FAX 0985-51-1513

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