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ビル設備サービス科(訓練期間6ヶ月)のご案内


訓練の概要(習得できる技能)

訓練では給排水衛生設備保守管理・消防設備保守管理・空調設備保守管理・電気設備に関する保守管理技術及びコンピュータに関する基礎技術 など、ビル管理の技能と関連知識を身につけます。また、訓練修了時の仕上がり像を2つ設定し、関連職種に幅広く対応できるコースとなっています。

訓練全体(6ヵ月間)の仕上がり像(訓練目標)

ビル等建築物の電気設備、空調設備のメンテナンスと報告書の作成ができる。
ビル等建築物の消防防災設備・給排水衛生設備の保全管理及びデータの収集ができる。

訓練課題例

訓練課題例

総訓練時間

 
     676時間
 

訓練到達目標

1.「電気配線工事」

屋内配線を想定したカリキュラムで、ケーブル工事・金属管工事等の様々な工事形態を学習しながら、電気配線工事技術を習得します。

電気配線工事
電気配線工事

2.「電気設備保全管理」

シーケンス制御の基本及び電動機、受変電設備や給排水設備の保全に関する技能及び関連知識を習得します。

電気設備保全管理
電気設備保全管理

3.「パソコン基礎及び図面管理」

パソコンのハードウェア・ソフトウェアの知識及び文章作成、表計算、設備CADに関する技能を習得します。

パソコン基礎及び図面管理
パソコン基礎及び図面管理

4.「空調設備保全管理」

ヒートポンプ形式の熱源を中心に空気調和設備の概要と、ビル空調設備の保守管理と故障診断に関する技能及び関連知識を習得します。

空調設備保全管理
空調設備保全管理

5.「消防防災設備とビル環境管理」

「警報設備法定点検」「スプリンクラー設備総合点検」など消防防災設備の点検管理及び環境測定並びにビル管理システムについての技能及び関連知識を習得します。

消防防災設備とビル環境管理
消防防災設備とビル環境管理

6.「給排水衛生設備管理」

給排水衛生設備及び給湯・温水配管に関する知識と工事の技能を習得します。 また、ボイラー設備に関する取扱い方の基本技能と燃料燃焼及び法令の知識を習得します。

給排水衛生設備管理
給排水衛生設備管理

受講要件

事前に習得していることが望ましいスキル

  • 特に必要ありません。

各訓練科共通要件

  • 訓練に関連する職種への就職を希望している方
  • 訓練を受講することに熱意を有している方
  • 訓練の内容を理解するために必要な基礎学力を有している方
  • 訓練受講・修了に支障がないこと(健康状態・受講態度等)

※受講希望者が多数の場合、上記の条件を満たしていても受講できないことがあります。


受講料

無料です。
ただし、教科書代(12.000円)及び作業服、帽子、手袋(6,000円~8,000円)については、実費負担となります。


入所前の職種と修了後の職種の例

溶接が未経験の方でも、下記のような溶接と関連する職種に就職されています。
(ただし、必ずしも下記の通り就職できるとは限りませんのでご了承願います)
(前職)      (修了後の職種)
・製造業   →   総合ビル管理、設備管理
・接客業   →   電気工事業
・営業    →   消防設備業


訓練に関する職種と仕事内容

一般的な職種名

ビルメンテナンス要員、電気工事要員、消防設備要員

ビル設備管理技術者の仕事

ビル利用者に快適な環境を提供するために電気、空調、消防、給排水などの設備を管理するのが、ビル設備管理技術者です。一般的にはビルに常駐して設備管理する技術者と、担当ビルを巡回して設備管理をする技術者に分かれます。ビルの設備管理室に常駐してその施設を管理する技術者は、各設備の状態を一括して管理します。常駐での設備管理は、コンピュータで自動制御された機械装置の運転状況を制御モニターで監視します。そして、定期的に現場を巡回して運転状況を確認し、機器の点検や保守をします。常駐管理は、24時間体制で管理するため、一般的に、技術者は交代制で勤務します。
多くの人々が集まる施設の設備管理室は、防災センターとしての役割も大きくなります。ビル設備管理技術者は、常日頃から設備に異常が起きないように施設を運営し、人々の安全と快適な環境を守ります。

職種との相性(こんな方に向いている)

ビル設備管理はグループで作業を行います。したがって同僚やお客様とのコミュニケーションをとるのが好きな方はビル設備管理に向いているといえるでしょう。それに加え、機械相手の職種ですから、機械の構造や理論について技術的興味を持っている方は仕事に溶け込みやすいといえます。また、地味で目立たない仕事のため、辛抱強さが求められます。

訓練により就職可能な主な仕事

  • ビル管理業務(電気、空調、衛生、消防設備及び建物の維持・管理)
  • ショッピングセンターのビル照明、空調、給排水等の設備の保守メンテナンス
  • 一般家庭電気工事
  • 太陽光発電設置工事

求人票に記載されている職種名

ビルメンテナンス、ビル管理業務、居住施設・ビル等の管理、ビル管理人、ビル清掃員、オフィスビルの清掃・設備管理、マンション管理、ビル設備管理、ビル管理技術員、施設保安警備員

就職後の仕事例(求人票より)

  • ビル管理業務(電気、空調、衛生、消防設備及び建物の維持・管理)
  • ショッピングセンターのビル照明、空調、給排水等の設備の保守メンテナンス
  • 一般家庭電気工事
  • 太陽光発電設置工事
  • 消防設備設置工事

就職率

   95.0%(平成27年3月末実績値)
 

修了生の主な就職先

  • (株)双葉電業
  • フェニックス・シーガイヤ・リゾート
  • 宮崎綜合警備株式会社(ALSOK)
  • (株)ビブレアール宮崎
  • (有)日辰工業
  • (株)南日本電設工業

就職先での習得能力の活用状況

屋内配線工事・給排水衛生設備・ボイラー設備保全管理等の知識・技能を習得して、ビル設備の保守管理の業務に就職しております。また、警備・清掃管理の業務に就職された方も、習得した電気設備やビルクリーニングの技能を活かして、活躍しています。


任意に取得できる資格

訓練期間中に皆さんが習得した技術・技能を活かして任意に受験して取得できる資格です。受験手続きの説明や合格できる技能レベルへの到達は訓練中十分可能です。

2級ボイラー技士 ( 各地区の安全衛生技術センター )

最も受験者が多く、特級、1級、2級の3種類がありますが、2級の資格をもっていれば、伝熱面積の合計が 25m2未満の場合において、すべての種類のボイラーを取り扱うことができます。ボイラーは、重油や都市ガス等を燃焼室で燃やしてボイラー内に高圧蒸気を発生させるので、爆発や破裂の恐れがあります。そのため、ボイラー技士がボイラーの操作、安全運転のための管理、点検、定期検査を実施します。ボイラーはオフィスビルや病院、学校、工場などに設備されています。

第3種冷凍機械責任者 ( 高圧ガス保安協会試験センター )

高圧ガス製造保安責任者の9種類に分かれている高圧ガス保安法に基づく国家資格のひとつで、都道府県知事名で交付されます。冷凍能力20Rt(アンモニア等)、50Rt(フルオロカーボン)以上の冷凍設備を持つ事業所では、高圧ガス製造保安責任者の第1種、第2種、第3種冷凍機械責任者免状の交付を受けている者のうちから冷凍保安責任者を選任しなければなりません。身近なところで考えてみると、エアコンも冷凍機のひとつです。近年は冷凍機(エアコン)で暖房も行うことが多く、一般的なビルにおいては冬でも冷凍機を運転することになります。

第二種電気工事士( (財)電気技術者試験センター )

電気工事士は従事できる電気工作物の範囲によって、第一種と第二種に分かれています。第二種電気工事士は、暮らしに直結した低圧屋内外配線の電気工事を担当するエキスパートです。一般の住宅やビルで利用する低圧小型の電動機や電気器具、照明等のための比較的受電電力の小さい電気施設の電気工事に従事します。

消防設備士( (財)消防試験研究センター各都道府県支部 )

消火栓、消火器、火災報知機、救助袋、スプリンクラー等消防用設備等の設置、維持・管理をします。資格は甲種と乙種の2種類があり、取扱う設備によって、甲種が特類及び1~5類、乙種が1~7類に分けられています。甲種消防設備士は工事、整備、点検まで担当できます。乙種消防設備士は整備、点検を行うことができます。

危険物取扱者(乙四類 (財)消防試験研究センター各都道府県支部 )

「危険物」とは、消防法によって定められた、火災等の災害発生の予防上危険と考えられる引火性または発火性の物品を指し、危険物取扱者はそれらの危険物を一定量貯蔵したり製造したりする事業所で、監督や取扱い作業に従事します。


就職後のスキルアップ

就職後は、当センターで実施しています短期間の在職者向け職業訓練(能力開発セミナー(有料))を受講したり、就職先の実務経験を活かして、国家資格である技能検定に挑戦したりするなど、さらにスキルを向上させることができます。
当センターでは、就職後も新たな分野の職業能力の習得やこれまでの職業能力の更なる向上に係る相談・支援を行っています。お気軽にご相談下さい。

お問い合わせ先

ポリテクセンター宮崎【訓練課 受講者係】
        TEL 0985-51-1512
        FAX 0985-51-1513

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