職業訓練を受講して03
機械加工技術科
機械加工技術科の職業訓練を受講された方の声をご紹介します。
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機械加工技術科 平成30年6月生
私は6月からポリテクセンター伊勢の職業訓練で、機械加工技術科に入所し、機械加工についての知識や技能について学んでいます。
これまで営業、小売業、と製造業とは縁のない仕事をしてきましたが、以前からモノ作りに興味があり、やってみるなら今しかないと思い、この度入所させていただくことになりました。
最初は計測器の使い方、製図の知識、そして8月にはフライス盤という機械を実際に使い、金属を削る作業をすることになり、けがをするのではないかという不安や100分の1ミリまでの精度を出すことに自分にできるのかという不安もありましたが、先生方の親切な指導や同じ訓練生の方達のフォローもあり、不安やミスもなく安心して訓練を受講しています。
今回の訓練を受講し、モノを作る楽しさ、そして難しさを学ぶことができました。まだ訓練は途中ですが、職業訓練の機会を通して、よりモノ作りの深さを学び、自分に合った再就職を勝ち取りたいと思っています。
機械加工技術科6月生
私が機械加工技術科を選択したのは、実家の鉄工業の仕事を手伝うため、機械加工の勉強をしようと思ったのがきっかけです。
今まで機械加工技術科では、本訓練の前に橋渡し訓練として、主にコミュニケーション能力を磨く訓練を行いました。訓練内容は、会社におけるマナーや、ワード、エクセルなど使って一般的な事務処理ができるようなパソコンの講習も学びました。
本訓練では、まず基本的な製図の読み方や書き方を学んだ上で、研削砥石、測定の方法、2次元CAD、フライス盤など、短期間で多くのことを学んできました。これらのことを学んで、就職した際、いきなり何もわからない状態は、ある程度の基本的なことがわかった上で作業が行えるというのは自信になると思いました。また、早く会社の即戦力になれるよう今後の授業も頑張って挑んでいきたいと思います。
機械加工技術科6月生
自分は以前働いていた会社が倒産してから、ポリテクセンターで学習しているに至るまでに、社会人としての自覚を徐々にですが意識し始めてきました。
それまでは、自分の趣味以外の事は周りの流れに委ねる形をとり、あまり深く考える事は一切ありませんでした。そして会社倒産の後、他の会社を短期で転々と渡り歩く内に、仕事に対する考えの浅さや周りの人に依存していた事を強く痛感しました。ポリテクセンターに行くと決めた訳も正にそれで、自分の身勝手な思い込みを直すのも兼ねて入所しました。
入所後の自己紹介、他己紹介、グループワーク、パソコン講習などを経て周りへの気配りやメモ取りなど社会人としての基礎が前以上に身についてきたと感じてきました。しかしまだ授業の態度や機械操作の技術など自身の課題は多く残っているのも事実です。
思い通りにいくとは限りませんが、より一層課題克服の為に意識し行動し、周りに誇れるような社会人になっていきたいです。
お問い合わせ
ポリテクセンター伊勢
TEL
0596-37-3121 (代表)