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CADクラフト科(訓練期間6か月)のご案内

訓練の概要(訓練により習得できる技能)

製造に必要な機械図面をCADで作成するための技能や知識だけでなく、旋盤・フライス盤などの機械加工作業、NC工作機械の加工(プログラム作成・段取り作業)、測定や検査、保全など、ものづくり全般に関する様々な業務につくための技能及び関連知識を習得します。

訓練全体(6か月間)の目標人材像(訓練目標)

  • 1.機械加工(切削加工)に必要な汎用工作機械の操作、NC工作機械のプログラミング及び加工ができる。
  • 2.機械装置を理解し、CADシステムにより様々な機械図面(部品図、組立図、3次元モデル)を作成できる。

訓練課題例1

  訓練課題例1

訓練課題例2

  訓練課題例2

訓練課題例3

  訓練課題例3

訓練課題例4

  訓練課題例4

概ね1か月ごとの訓練によって習得する具体的な内容を以下に整理しました。一つの目安として参考にしてください。
※入所月によって訓練の順序が変わります。

総訓練時間

  • 665時間

1か月ごとの訓練目標

10月 NC旋盤作業

旋盤による加工作業に必要な切削技能及び関連知識を習得します。普通旋盤を使用したシャフト等の部品加工作業、NC旋盤作業で必要な段取り作業、プログラミング作成、加工作業を学びます。

1. 切削基本1(測定及び切削法)
2. 切削基本2(旋盤)
3. NC旋盤1(プログラムの基本)
4. NC旋盤2(プログラムの作成手順)
5. NC旋盤3(加工準備)
6. NC旋盤4(加工作業)

NC旋盤作業

11月 マシニングセンタ作業

フライス盤やマシニングセンタによる機械加工に関する技能、関連知識を習得します。フライス盤による切削加工作業、マシニングセンタ作業に必要な、段取り作業、プログラム作成、加工作業を学びます。

1. 切削基本3(平面加工)
2. 切削基本4(溝加工・穴加工)
3. マシニングセンタ1(プログラムの基本)
4. マシニングセンタ2(プログラムの作成手順)
5. マシニングセンタ3(加工準備)
6. マシニングセンタ4(加工作業)

マシニングセンタ作業

6月・12月 普通旋盤応用、CAM作業

普通旋盤による応用的な加工作業、CAD/CAMを活用した効率的な加工プログラムの作成手法・加工作業を学びます。

1. 普通旋盤4
2. 普通旋盤5
3. 普通旋盤6
4. CAM1(2次元加工データ作成)
5. CAM2(2.5次元加工データ作成)
6. 応用課題

普通旋盤応用、CAM作業

7月・1月 機械製図およびCADの基本

JIS(日本産業規格)を基に機械製図の基本となる投影法、図面の読み方、書き方、各種図示法、要素、関連規格について習得します。また2次元CADの基本操作を習得します。

1. 機械製図CAD1(投影法)
2. 機械製図CAD2(図形の表し方)
3. 機械製図CAD3(断面図示法)
4. 機械製図CAD4(寸法とはめあい)
5. 機械製図CAD5(表面性状・幾何公差)
6. 機械製図CAD6(機械要素および課題演習)

機械製図

8月・2月 3次元CAD基本

3次元CADによる部品作成(モデリング)、組み立て(アセンブリ)に関する技能を学びます。また、3Dプリンタによる試作品作成作業を行います。

1. 3次元CAD1(3次元モデルの作成)
2. 3次元CAD2(3次元モデルの編集)
3. 3次元CAD3(2次元図面への展開)
4. 3次元CAD4(アセンブリモデリング)
5. 3次元CAD基本総合(課題演習)
6. 造形型RPによる試作

3次元CAD基本

9月・3月 機械装置分解組み立て・製図応用

機械装置の分解・組み立て・測定作業を行い、機械の構造(機械要素)、加工、組立精度などを学びます。また、得られたデータ等をもとに、製図の規格に則した図面作成を行います。

1. 機械保全のための分解・組立
2. 機械要素基本
3. 3次元測定
4. 製図課題1(部品図)
5. 製図課題2(組立図)
6. 製図課題3(構造物)

機械装置分解組み立て・製図応用

受講要件

過去の経験

  • 特に必要ありません。

事前に習得していることが望ましいスキル

  • パソコンのキー入力、マウス操作

各訓練科共通要件

  • 訓練に関連する職種への就職を希望している方
  • 訓練を受講することに熱意を有している方
  • 訓練の内容を理解するために必要な基礎学力を有している方
  • 職訓練受講・修了に支障がないこと(健康状態・受講態度等)

受講料

無料です。
ただし、教科書代(約4,000円)については、実費負担となります。
(導入講習付き7か月訓練の場合は約7,000円)
訓練においては作業服、作業帽、安全靴等が必要になります。
※作業服等の詳細については入所式のオリエンテーション時に説明いたします。

受講生の入所前の職種と修了後に就職した職種の例

(入所前職種)    (修了後就職職種)
 食品製造   →    設備管理
 販売     →    機械加工
 事務     →    設計、開発補助
 事務     →    設計
 営業     →    一般事務(仕入、外注管理など)  
※令和7年新規コースのため、上記は過去に実施した類似コースからの例となります。

訓練に関する職種と仕事内容

一般的な職種名

機械工、NCオペレータ、CADオペレータ、品質管理(測定、検査)等

NCオペレーターの仕事

NC加工:金属を削る工具の動作をコンピューターに制御させることによって自動で加工します。
    作業者は図面から形状を理解しプログラムを作成、工具や材料を準備し加工していきます。

CADオペレーターや製造業の事務職種、NCオペレータとの相性(こんな方に向いている!)

CADオペレータや事務職種:物づくりに興味があり、細かい作業が得意な方、想像力のある方、
              パソコン作業の得意な方
NCオペレータ:物づくりに興味がある方、作業が好きな方、想像力のある方

求人票に記載されている職種名

  • 機械工
  • NC工作機械オペレーター
  • CADオペレータ
  • 機械設計補助
  • 品質管理
  • 機械保全作業
  • その他

就職後の仕事例(求人票より)

  • 機械加工
  • NC工作機械オペレーター
  • CADオペレーター
  • 機械設計補助
  • 品質管理(測定、検査業務)
  • 製造業の事務(一般事務、生産管理)
  • その他

    ※令和7年新規コースのため、上記は過去に実施した類似コースからの例となります。

就職率

新規コースのため、過去の実績はありません。  

修了生の主な就職先

  • 株式会社 山下金型
  • 株式会社 富士商工
  • 冨士樹脂 株式会社
  • 株式会社 ウラノ
  • エヌ・ティ 株式会社
  • 株式会社 設備保全センター  など

    ※令和7年新規コースのため、上記は過去に実施した類似コースからの例となります。

訓練で習得した職業能力の就職先での活用状況

CADの操作知識は、機械設計時の際に、機械図面作成やデザインなどの作業に活用できます。また、機械加工の技能や図面を読む知識、測定技能は、生産現場での部品製作時に幅広く活用できます。

訓練修了時に取得できる資格

特にありません。

任意に取得可能な資格

訓練期間中に受講者の皆さんが習得した技能を活かして任意に受験して取得できる資格の一例です。
(※但し、合格を保証するものではありません。詳細につきましては、各実施機関へお問い合わせ下さい。)

CAD利用技術者試験

主にCADを操作して図面作成業務に携わる方々を対象に、CADを用いた写図(トレース)業務に必要な技能を評価する試験です。

機械プラント製図、普通旋盤、フライス盤技能検定

技能検定とは、働くうえで身につける、また必要とされる技能の習得レベルを評価する国家検定制度で試験に合格すると「技能士」と名乗ることができます。

就職後のスキルアップ

当センターでは、就職後においても新たな職業能力の習得や、更なる職業能力の向上についての相談・支援を行っています。お気軽にご相談ください。

担当テクノインストラクターから

 当科では、製造業全般の就職先で活躍できるように、基本的な技術、関連知識を習得します。就職先で技能と技術に磨きをかけ、企業の製造分野において中心的な役割を担う技術者をめざしていただきたいと思います。

お問い合わせ先

ポリテクセンター佐世保【訓練課】

TEL

0956-58-3118

FAX

0956-58-3120

E-MAIL

sasebo-poly03@jeed.go.jp

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