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利用者の声

利用者が語るポリテクセンター関西の施設設備(T101溶接実習場)

当センターのT101溶接実習場の施設設備を講習会等で利用していただいている社団法人大阪溶接協会 吉岡徹郎事務局長に施設設備を利用した感想等をお伺いしました。

1. 当センターの施設設備を利用することとなったきっかけ

当協会は大正15年(1926年)に大阪府下及び近隣の都市で金属加工業者が『作業安全の確保』と『技術の向上』や、あらゆる産業の発展に寄与することを目的として設立され、その後個々に活動する方が効果的との考えから大阪府下各地に任意団体の組合を組織して活動が開始されました。
当協会会員事業所の社員の技術向上という点からポリテクセンター関西の溶接実習場をアーク溶接特別教育やガス溶接技能講習会で利用するようになったのは10年以上前からです。大阪府の訓練校やポリテクセンター兵庫でも施設を借りて講習会等を実施していました。

2. 当センターの施設設備を利用した感想

溶接の機器を借りられる施設は近隣ではあまりないため、ガス溶接とアーク溶接で10台ずつ使えることは非常にありがたいです。また、ポリテクセンター関西の溶接機器は最近導入されたものであるため、最新の設備が整っている実習場であり講習等を実施する環境としては最高です。平成24年度ではアーク溶接とガス溶接の講習で毎月2回程度ポリテクセンター関西の施設を利用しています。

3. 溶接業界を取り巻く状況について

リーマンショックによる景気悪化の影響から溶接業界も厳しい状況が続いています。そんな中でも、当協会の会員事業所の中には非常に売上を伸ばし忙しくしている会社もあります。手がける製品や職人の技術力によって、売上に差が出てくるのかもしれません。
また、近年は後継者がいないことにより経営を断念してしまう事例なども多く見受けられることから、技能伝承や技術支援等が必要になってきています。

4. 今後の事業展開等について

溶接を扱う現場は危険を伴う作業が多いので、当協会では安全に関する指導や講習などを徹底して行うようにしています。それは社員のためであり会社を守ることにもなるからです。ついつい面倒だからと言ってマスクを着用しなかったり、じん肺の健康診断を受診しなかったりと安全や健康を軽く見がちですが、そういった安全の基礎、基本を守ってもらうように厳しく指導しています。
今後はさらに安全指導を徹底するとともに、技術支援としてポリテクセンター関西の設備を利用したJIS評価試験を実施していければと思っています。また、溶接関連の求人等についてもポリテクセンター関西の訓練生を会員事業所等に紹介できればと思います。
 

面接対策セミナーの写真
面接対策セミナーの写真
面接対策セミナーの写真
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取材にご協力いただいた団体概要
団体名
社団法人大阪溶接協会
所在地
大阪府大阪市西区京町堀3-4-14
団体ホームページ  http://www7.ocn.ne.jp/~oyosetsu/
役員     理事22名 監事2名(平成19年4月1日現在)
事業内容
・技能講習又は特別教育等の講習会の実施
・グループ保険の案内
・労働保険事務組合加入のご案内
・じん肺健康診断の実施
・その他協会の目的を達成するために必要な事業
 
 
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