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利用者の声

在職者訓練(能力開発セミナー)受講者所属企業・受講者の声

利用者が語るポリテクセンター関西の在職者訓練

当センターの在職者訓練(能力開発セミナー)を利用していただいているレッキス工業株式会社の受講生の方にお話をお伺いしました。

製品
製品

受講者へのインタビュー


能力開発セミナー利用のきっかけ

前職は飲食業に従事していたため、製造業における知見がほかの社員に比べて少なく独学で補っていましたが、会社の紹介で能力開発セミナー(以下「セミナー」)を知り、セミナーは「なぜこの作業が必要なのか?」という学問的な視点からも理解を深めることができたため、積極的に利用するようになりました。

能力開発セミナーの利用度合い

当社では、社員それぞれの希望も交えながらセミナー受講目標を立てており、一人あたり平均年1~3回程度利用しています。部署異動により担当が変わることもあるので、若年層のスキルアップのほか、社内研修と併用して技術取得・向上のため受講することもあります。

現在担当している仕事はどのようなものですか

現在は、養殖事業のシステム設計を担当しており、今後は水圧・空圧試験記録器の設計・開発などに携わっていく予定です。

どのような能力開発セミナーを受講されましたか

現在は電子部門を担当しているため、「組込み技術者のためのプログラミング(配列・関数編)(ポインタ・構造体偏)(I/O制御編)」や「電気・機械技術者のための計測・制御実践技術(基本設計)」、有接点シーケンス制御の実践技術」、「自家用電気工作物の高圧機器技術」、「高圧電気設備の保守点検技術」、「保護継電器の評価と保護協調」など電気・電子系のセミナーを中心に受講しています。

能力開発セミナーで習得したことは実際の仕事でどのように役に立っていますか

習得したプログラミング言語だけではなく、様々なプログラミング言語を取り扱う場面でも役に立っています。
組み立て方はプログラミング言語によってもちろん異なりますが、組み立ての考え方は共通している部分が多く知識が広がったため、セミナーで受講した経験を仕事に応用することができていると実感します。

能力開発セミナーに期待することがあればお聞かせください

現在までプログラミング関係のセミナーを受講してきましたが、これまで習得した内容を活かしながら、一から自分で考えて課題(成果物)を完成させるセミナーがあるとよいと感じました。  
中小企業の場合は社内研修に時間を多く取ることが難しいです。セミナーにおいて、実際の仕事を想定してプログラミングや不具合(バグやエラーなど)に対応する機会があると、習得した内容がより自分自身に定着し、仕事に活かすことができると思います。
また、業界全体としてAWSやazureといったクラウドサービスを製品へ導入することが拡大しているため、クラウドサービスを取り扱うセミナーがこれから求められると考えています。

取材にご協力いただいた会社情報

事業所名:レッキス工業株式会社
所 在 地:大阪府大阪市中央区西心斎橋1丁目4番5号
設  立:1965年2月(創立:1925年8月)
資 本 金:9,000万円(グループ合計:10億5,000万円)
社 長 名:代表取締役社長 宮川 一彦
社 員 数:180名(グループ合計:300名)
事業内容:パイプマシン・各種切断機・融着機・銅管工具・ダイヤモンド機械工具・環境機器などの 企画、設計、製造、販売、ホースアメニティ事業など
ホームページ:

会社の外観
https://www.rexind.co.jp/jp/ (別ウィンドウで開きます)

利用者が語るポリテクセンター関西の在職者訓練

当センターの在職者訓練(能力開発セミナー)を利用していただいているテラテック株式会社の受講生の方、並びに教育訓練担当者の方にお話をお伺いしました。

社外風景
社外風景

教育訓練担当者へのインタビュー


能力開発セミナー利用のきっかけ

親会社である寺崎電気産業株式会社が、以前から能力開発セミナーを受講していたこともあり、若手社員の教育や中堅社員のスキルアップのため、2020年から本格的に利用することになりました。

能力開発セミナー利用の目的とメリット

社員によって勤続年数や経験値も異なります。能力開発セミナーは体系的にコースが設定されているため、個々のスキルに合わせて受講することができます。
また、セミナーを受講した社員からは、「今まで抱えていた疑問点の意味やしくみを深く学ぶことで解決することができた」「ほかの会社の方と一緒に受講し、共同作業や情報交換をすることで、仕事に対する意欲向上につながった」との感想もありました。
さらに、能力開発セミナーはポリテクセンターの指導員がプロの講師であるため、社内教育だけでは指導が難しい場面でも、プロの講師から研修を受けることで社員の理解向上にも確実につながっています。

能力開発セミナーの利用度合い

セミナーガイドを各部署へ回覧し、部署が必要としている教育方針と社員本人の希望により受講を検討しています。
また、受講の計画をたてる時は、一度に多数のセミナーを受講するのではなく、セミナーのレベルに応じて段階的に受講してもらっています。セミナーで学んだことを実際の仕事に活かすことで、本人の理解も深まりスキルアップにつながっています。そのため、1人あたり年1~2コースの頻度でセミナーを利用することが多いです。

能力開発セミナーに期待することがあればお聞かせください

人気のセミナーは、受講したくてもキャンセル待ちで受講できないことが多いので、受講できる回数(コース数)を増やしていただきたいです。
また、「保護継電器の評価と保護協調」のセミナーは、保護継電器試験のスキルアップのためには重要な内容である一方、使用する保護継電器試験器が生産中止により現場で取り扱うことが少なくなっている現状です。より仕事に活かしていくために、現在使用されている新しい保護継電器(複合タイプ)を使用したセミナーもあるとよいと考えています。

受講生へのインタビュー


現在担当している仕事はどのようなものですか

主に高圧盤、低圧盤、受電設備及びCo-Gen盤(コージェネレーションシステムの制御装置)の改造工事、試運転調整及び引き渡し後の点検を担当しています。

どのような能力開発セミナーを受講されましたか

「有接点シーケンス制御の実践技術」や「自家用電気工作物の高圧機器技術」、「高圧電気設備の保守点検技術」、「保護継電器の評価と保護協調」など電気設備技術のセミナーを中心に受講しています。

能力開発セミナーで習得したことは実際の仕事でどのように役に立っていますか

使用している装置は異なりますが、保護継電器の動作理論、試験方法及び動作時の注意点をより理解できたことで、実際の仕事に活かすことができています。

能力開発セミナーに期待することがあればお聞かせください

実際の仕事では、お客様のニーズに合わせて回路変更が必要になることが多くあります。また、仕様のとおり問題なく変更できているか試験まで行うので図面を読む力も必要です。そのため、実務と理論をミックスさせた、回路変更及び動作確認する技術を向上させるセミナーがあれば受講してみたいです。

取材にご協力いただいた会社情報

事業所名:テラテック株式会社
所在地:大阪府大阪市平野区加美東七丁目2番10号
設  立:1984年7月1日
資 本 金:2,000万円
社 長 名:代表取締役社長 岡田 俊二
社 員 数:135名(2023年3月31日現在)
事業内容: 船舶用及び産業用(工場、施設など)電気システム・製品に対する点検・整備、修理、改造工事など
ホームページ:

https://www.teratec.co.jp(別ウィンドウで開きます)

利用者が語るポリテクセンター関西の在職者訓練

当センターの在職者訓練を利用していただいている理研発条工業株式会社の受講生の方にお話をお伺いしました。

会社での作業風景
会社での作業風景

受講生へのインタビュー


現在担当している仕事はどのようなものですか

生産部生産管理チームで仕事をしています。

どのような能力開発セミナーを受講されましたか

「コスト低減のための原価管理とシステム構築技術」を受講しました。

能力開発セミナーで習得したことは実際の仕事でどのように役に立っていますか

標準原価と実際原価との差異を調査することから、コスト低減の課題を見つけ、製造原価を低減させています。

能力開発セミナーに期待することがあればお聞かせください

今年は原材料の値上げが何度もありマスター修正ミスが発生しています。修正ミスや漏れ等を改善するセミナーがあればありがたいです。

取材にご協力いただいた会社情報

事業所名:理研発条工業株式会社
所在地:大阪府四條畷市上田原16番地
設  立:1964年6月8日
資 本 金:2,952万円
社 長 名:代表取締役 森田 雅則
社 員 数:49名
事業内容:金属ばねの製造販売
ホームページ:

会社の外観
https://www.riken-spring.com(別ウィンドウで開きます)

利用者が語るポリテクセンター関西の在職者訓練

当センターの在職者訓練を利用していただいている森脇鉄工株式会社の代表取締役社長にお話をお伺いしました。

会社での作業風景
会社の製品

代表取締役社長へのインタビュー


能力開発セミナー利用のきっかけ

弊社は印刷用シリンダーのメーカーですが、製造工程で使用している各種の加工機械、特に旋盤の利活用の可能性を広げるために、外部の教育訓練機関の利用を考えていたところ、ポリテクセンターにたどり着きました。

能力開発セミナー利用のメリット

OJTだと「このようにやる。」が主になり、なぜそうしなければならないのかなどが抜けてしまう場合も出てきます。私も受講した経験がありますが、ポリテクセンターの研修は、「なぜそうするのか」などの作業の本質を理解するのに役立ちます。また、講師の説明には説得力があり、興味をもって受講することができます。

能力開発セミナーの利用度合い

年間の教育スケジュールを基に利用しており、機械加工分野を中心に、年間のべ10名前後が受講しています。

能力開発セミナーに期待することがあればお聞かせください

他の教育訓練機関で実施されているオンラインによる研修プログラムも利用していて、期間中であればいつでもどこでも受講できるので便利に感じています。コロナ禍ということもあり、ポリテクセンターの研修コースもオンラインを活用したものを実施していただくとより便利に利用できると思います。

取材にご協力いただいた会社情報

事業所名:森脇鉄工株式会社
所在地:大阪府門真市三ツ島6丁目22番1号
設  立:1970年6月
資 本 金:2,000万円
社 長 名:代表取締役社長 森脇 拓也
社 員 数:29名
事業内容:グラビア印刷用シリンダーの製造、預託・管理、リサイクル
ホームページ:

会社の外観
http://www.moriwaki-i.co.jp/(別ウィンドウで開きます)

利用者が語るポリテクセンター関西の在職者訓練

当センターの在職者訓練を利用していただいている攝津電機工業株式会社の受講生の方、並びに教育訓練担当者の方にお話をお伺いしました。

会社での作業風景
会社設備

受講生へのインタビュー


現在担当している仕事はどのようなものですか

私は設計部に所属しており、制御盤の設計やソフト製作などが主な仕事です。

どのような能力開発セミナーを受講されましたか

「有接点シーケンス制御の実践技術」、「PLCによる自動化制御技術」、「機械の電気保全技術」、「自家用電気工作物の高圧機器技術」など多岐に渡って受講しています。

能力開発セミナーで習得したことは実際の仕事でどのように役に立っていますか

電気設計については、日々の業務の中で少しずつ技術や知識を積み重ねている状態でした。ポリテクセンターでの各種研修を通して、専門的な技術を学ぶこと、そして雑多に散らばっていた知識を補完して整理することができました。特にPLCのセミナーでは、即座に活用できる知識やスキルを多く習得できたため、仕事の中で活用しています。

能力開発セミナーに期待することがあればお聞かせください

グローバル化が進み、変化のスピードが速い時代ですので、時代の潮流に乗った新しい技術講座をどんどん出してもらえるとありがたいと思っています。

教育訓練担当者へのインタビュー


能力開発セミナー利用のきっかけ

これまでメーカー系のセミナーなどを活用して社員教育を実施してきましたが、特定のメーカーに偏るなど内容に一部不足している部分がありました。ポリテクセンターではメーカーに偏ることなくセミナーをラインナップされていることから利用することといたしました。

能力開発セミナー利用の目的とメリット

私どものお客様は多種多様な業種があり、それぞれに必要な技術が異なります。社内教育も行っておりますが、それでは不足する内容をポリテクセンターのセミナーで補完することができます。また、能力開発セミナーは実際に講師の方の体験談等も学ぶことが出来るため、こういった事も受講する側にとっては非常に為になります。

能力開発セミナーの利用度合い

基本的には年間の教育スケジュールに沿って計画しており、年間のべ10名前後が受講しています。

能力開発セミナーに期待することがあればお聞かせください

希望のセミナーに申込をしてもキャンセル待ちになっていることが多いので、人気のコースは増やしていただきたいです。また、年度末は繁忙期に入り受講がしにくいため、9月~12月辺りのコースを充実させていただくと助かります。

取材にご協力いただいた会社情報

事業所名:攝津電機工業株式会社
所 在 地:大阪府箕面市稲6丁目2番1号
設 立:1947年5月
資 本 金:4,000万円
社 長 名:代表取締役社長 賀内 一彦
社 員 数:59名
事業内容:制御盤、配電盤等の設計製作および販売、並びにそれらに付随する据付、電気工事等の設計監理および施工
ホームページ:
会社写真
http://www.sd-kogyo.co.jp/(別ウィンドウで開きます)

利用者が語るポリテクセンター関西の在職者訓練

当センターの在職者訓練を利用していただいている第一鋼業株式会社 総務部部長 宇野眞博様にお話をお伺いしました。

社内作業風景
社内作業風景

事業所担当者へのインタビュー


能力開発セミナー利用の目的

弊社は金属加工などを行う製造業なので、能力開発セミナーについては製造技能だけでなく管理能力についても色々と専門のスキルを学べる機会として活用させていただいております。

能力開発セミナー利用のメリット

弊社の職能等級制度、目標管理制度においてなかなか超えられない問題や課題を解決する手がかりやヒントを得るためには、能力開発セミナーの活用はかかせないものだと思います。また能力開発セミナーでは、講師の方をはじめ、同じ課題や問題、使命を抱える方たちと一緒に学ぶことで、社内の人間とは異なる考えや価値観に触れることができ、それまでになかった気づき、発想、そして刺激を得ることができるメリットがあるのではないかと思います。

能力開発セミナーの利用度合い

弊社では毎年3月ごろに年間での人材育成計画を検討します。ポリテクセンター関西の能力開発セミナーガイドを見ながら、習得をめざすスキルに合わせて、年間では毎月1名くらいのペースで利用させていただいております。

能力開発セミナーに期待することがあればお聞かせください

人気のあるセミナーなのでしょうか、時々キャンセル待ちとして順番を待つことも多いのですが、そのようなとき参加のできなかった講習については、開講回数を増やしていただけるなどのフォローがあれば助かります。

【ポリテクセンター関西より】
貴重なご意見ありがとうございます。当センターでは、前期にキャンセル待ちの多く発生した人気のある一部のコースなどについて、後期に追加コースとして新たに設定する取り組みを行っております。まだまだ不十分ではありますが、今後もニーズに対応できるコース設定を行っていく所存ですので、引き続きのご利用をお願いいたします。

取材にご協力いただいた会社情報

事業所名:第一鋼業株式会社
所在地:大阪府大阪市西成区南津守6丁目3番22号
設  立:昭和10年5月27日
資 本 金:3,060万円
社 長 名:代表取締役社長 妻藤 誠
社 員 数:76名
事業内容:機械刃物製造販売、金属熱処理加工、各種工具及び機械部品の設計・製作
ホームページ:
https://daiichis.com/(別ウィンドウで開きます)

利用者が語るポリテクセンター関西の在職者訓練

在職者訓練を受講された株式会社酉島製作所 情報システム室 企画・開発課 野口朝晴様に
お話をお伺いしました。

受講生写真
受講生写真

受講生へのインタビュー


現在行っている仕事はどのようなものですか

弊社は、1919年創業のポンプメーカーで本社・工場は高槻にあります。ポンプは主に上水道・下水道設備、農業用かんがい・治水設備、海水淡水化プラント、発電所などで給水・送水・排水などに利用されます。
現在、私は情報システム部門に所属し社内のIT化推進を主に担当しています。

どのような在職者訓練を受講されましたか

IT活用の能力向上を目指し毎年計画的に1コースずつ、「電気・機械技術者のための計測・制御実践技術(プログラム開発編)<C#>」「オープンソース携帯OS活用技術(Androidアプリ開発編)」「実習で学ぶ画像処理・認識技術」、「組込みDBシステム開発技術(Raspberry Pi編)」、「Webを活用した生産支援システム構築技術(Pythonフレームワーク編)」の5つのコースを受講してきました。

在職者訓練で習得したことは実際の仕事でどのように役に立っていますか

弊社は公共事業に対する大型プロジェクトの受注が多く関連部門と情報共有化を図り、リードタイム短縮化につなげる生産管理システムの構築が最重要課題です。当初、IT関連業務は未経験で、知識やスキルがほとんどない状態でした。日々の業務で知識を身に着けてきましたが、ポリテクセンターでの各研修を受講しIT能力を高めてきたことにより、情報システム会社の選定やシステムの構築の際に両社のベクトルを合わせることができるようになりました。
今後もさらにIT関連の専門能力を高め業務の改善に取り組んでいきたいと思います。

在職者訓練に期待することがあればお聞かせください

グローバルに事業を展開するなか、人手不足に直面している企業において、どのように業務の効率化を高め、いかに本来行うべき業務に注力するかは大きな課題です。膨大な量の仕事に追われている日々を解消することが今後のビジネス拡大には欠かせません。今後の企業の生産性向上に必要な業務知識、例えばAI・RPA関連の在職者訓練を実施していただきたいと思います。

取材にご協力いただいた会社情報

事業所名:株式会社酉島製作所
所在地:大阪府高槻市宮田町1-1-8
創   業:1919年
資 本 金:15億93百万円
社 長 名:代表取締役社長 原田 耕太郎
社 員 数:1,588名(連結)878名(単体)(2019年3月31日現在)
事業内容:ハイテクポンプ事業・プロジェクト事業・サービス事業・新エネルギー/環境事業
ホームページ:
https://www.torishima.co.jp/(別ウィンドゥで開きます)

 

利用者が語るポリテクセンター関西の在職者訓練

能力開発セミナーを受講されたモリテツ電機株式会社 製造部 品質保証課 K様にお話をお伺いしました。

受講者作業写真

受講生へのインタビュー

 

現在行っている仕事はどのようなものですか

当社は、生産設備の開発及び改造、OEM製作設備のオーバーホール・メンテナンスを行っているFAソリューションメーカーです。現在、私は品質保証課に所属しています。一品一葉の部品の測定・検査や仕分けが主な業務です。

どのような能力開発セミナーを受講されましたか

「機械製図実践(手書き編)」、「測定・検査技術」、「三次元測定技術」、「三次元測定機による幾何偏差の測定技術」の4つのコースを受講しました。

能力開発セミナーで習得したことは実際の仕事でどのように役に立っていますか

当初、機械加工の業界は未経験で、技術や知識がほとんどない状態でした。日々の業務で技術や知識を身に着けてきましたが、ポリテクセンターでの各研修を受講したことでより専門的な技術や知識を習得することができました。また測定関係のセミナーでは、普段の業務で使っている測定機とは違います。だから実務でそれらを使う際、受講した内容をいかに自社の測定機の使い方に落とし込めるかを意識して仕事をしています。

能力開発セミナーに期待することがあればお聞かせください

前述したように、私は機械加工に関しては技術や知識がほとんどありませんでした。だからそのような人でもわかりやすく学べるコースがあれば、スムーズに実務に生かしていけるのではないかと感じています。

取材にご協力いただいた会社情報

事業所名:モリテツ電機株式会社
所在地:大阪府守口市八雲中町1-1-24
創  業:1947年
資 本 金:1,000万円
社 長 名:代表取締役 塚本 逸平
社 員 数:50名
事業内容:生産設備機械の設計、製作並びに単品部品加工及び治工具の製作している。主として、半導体、自動車部品、医療機器関連の大手企業の生産設備部門及び設備メーカーのOEM生産をしており、生産設備の企画、設計から部品製造、組立調整、電気制御、そして納入据付、アフターフォローまでを行っている。
ホームページ:
https://www.moritetsu-jp.com(別ウィンドゥで開きます)

利用者が語るポリテクセンター関西の在職者訓練

能力開発セミナーを受講されたムネカタインダストリアルマシナリー株式会社 大阪ファクトリー製作技術部の大道倖輔様にお話をお伺いしました。

受講者写真
受講者作業風景

受講生へのインタビュー

 

現在行っている仕事はどのようなものですか

FA機器(樹脂溶着機)の電気設計と制御設計を担当しています。 プログラムや制御盤といったFA機器を動かすための工程を担当していますが、設備の設計、製作、組み立てといった製造業務を一貫して行うだけではなく、納品から立ち合いについても担当します。設備は一品一様であり、やるべきことが多いという大変さはあります。しかし、自分の意見や考えを反映させやすいため、とてもやりがいがあります。自分で作り上げた設備には誇りが持てます。

どのような能力開発セミナーを受講されましたか

直近では「通信によるPLC制御システムの構築」のセミナーを受講しました。 入社してから3年目くらいまでは、3ヵ月に一度から半年に一度の割合で能力開発セミナーを受講していました。 現在は応用的な内容で関心を持ったセミナーがあれば受講しています。 会社では社員個人が関心を持ったセミナーを受講することを推奨しているので、他の社員についてもセミナーの案内を見て、関心を持ったものに参加しています。

能力開発セミナーで習得したことは実際の仕事でどのように役に立っていますか

「通信によるPLC制御システムの構築」のセミナーは、今後を見据えてシステムの構築やIoTといった分野に関心を持ち受講しました。 PLCとパソコンをつなぐ方法は数多くありますが、例えばEthernetを用いたPLCとパソコンをつなぐ方式は、ビッグデータの活用も視野に入れることができます。設備の状況確認が容易になるためプログラムの効率化を図ることができ、設備の生産効率の向上につなげられると考えています。

能力開発セミナーに期待することがあればお聞かせください

セミナーは段階的に進むので内容を理解しやすいのですが、次の段階に進んだ時に前の段階と内容が重複するところがあります。復習は無意味ではないのですが、内容についてもう少し効率化が図れるのではないかと思います。 セミナーでは社内の研修ではカバーしきれないような技術についても習得できるので、講師の方が会社にお越しになり実施頂けるようなセミナーについても、今後利活用を図かれたらと考えています。 その他には、応用的な内容のセミナーがより増えることを期待しています。

取材にご協力いただいた会社情報

事業所名:ムネカタインダストリアルマシナリー株式会社 大阪ファクトリー
所在地:大阪府高槻市辻子一丁目1番30号
従業員数:70名
事業内容:インパルスウェルダー・フラットフュージョンシステム等の樹脂溶着機の設計、製作、販売
ホームページ:

受講者写真
https://www.munekata.com/industry/(別ウィンドゥで開きます)

利用者が語るポリテクセンター関西の在職者訓練

能力開発セミナーを受講された中央精機株式会社の受講者の方、並びに教育訓練担当者の方にお話をお伺いしました。

受講者写真

受講生へのインタビュー

現在行っている仕事はどのようなものですか

弊社は、航空機関連部品の加工、溶接機関連部品の加工、銀ロウ付け及び組立作業などを行なっている会社です。 私は入社して2年が経過しますが、現在はマシニングセンタを使用した加工作業を担当しています。

どのような能力開発セミナーを受講されましたか

今回、ポリテクセンター関西の能力開発セミナーを初めて受講しました。 受講したコースは、「フライス盤のテクニック」と「マシニングセンタ技術(プログラム~加工編)」です。

能力開発セミナーで習得したことは実際の仕事でどのように役に立っていますか

セミナーで学んだことを復習しながら実際の業務にあたっています。 セミナーでは上手く出来なかったことも良い経験となり、自分自身の成長につながっていると感じています。 次年度以降もスキルアップの為に必要な能力開発セミナーを受講したいと考えています。

教育訓練担当者へのインタビュー

能力開発セミナーを利用されたきっかけは何ですか

ポリテクセンター関西の能力開発セミナーはずいぶんと前から利用させていただいており、毎年度送付いただく能力開発セミナーガイドを社員に回覧し、セミナー受講の希望を募り、弊社の年間教育訓練計画を作成しています。 会社としても社員の育成に注力しており、社員が希望するセミナーの受講は積極的に後押ししています。

能力開発セミナーを受講することのメリットは何ですか

論理的なことも含め、短期間に集中して学べる環境が整っており、実際に機械等を使った実習もふんだんにあるので、実務に活用することができます。

その他、能力開発セミナーに期待することがあればお聞かせください

「旋盤のテクニック」や「フライス盤のテクニック」など、人気のコースは申し込みをしても既にキャンセル待ちになっていることも多くあり、受講者が多いコースはもう少し増設していただければ嬉しいです。

取材にご協力いただいた会社情報

事業所名:中央精機株式会社
所在地:大阪府茨木市目垣2丁目34番14号
代表者名:代表取締役 森 正雄
設  立:2000年1月
資本金:1,000万円
従業員数:40名
事業内容:航空機用精密機械加工部品の製造、溶接機用加工部品の製造及び組立、
     溶接機用精密部品のロウ付け加工、溶接用ロボット部品の製造、
     CO2レーザー発振器用部品の製造、医療機器用精密機械加工部品の製造及び
     組立
ホームページ:
http://www.chuouseiki.co.jp/(別ウィンドゥで開きます)

利用者が語るポリテクセンター関西の在職者訓練

能力開発セミナーを受講されたエフ・ピー・ツール株式会社のFA室長 林 十夢様に感想等をお伺いしました。

FA室長 林 十夢様

現在行っている仕事はどのようなものですか

弊社は、リーマという高精度な穴仕上げ加工に使用する工具を製造しています。 生産設備は手動機が多いのですが、近年、社内設備の自動化、工場全体を自動化していこうという取組を始めました。当初FAグループから始まり、現在ではFA室となっている部署ができ、自動化に取り組んでいます。FA室での作業は、電気回路設計から、必要な部品の製作まで全てを部内で行っています。やむを得ず外注することもありますが、社内で出来ることはできるだけ自分たちで行っています。

どのような能力開発セミナーを受講されましたか

今年度は、モータの特性評価と選定技術、機械の安全設計のポイント(制御設計編) 以前には、PLC制御、有接点シーケンス、プログラム開発関係の能力開発セミナーを受講しています。 受講については、FA室には6名の社員がおり、自分が受講して役に立ったと思ったコースを勧める等、その一人ひとりに必要だと思う知識・技術を話し合い、受講するコースを決めています。会社においても、社員が希望するセミナー等の受講は積極的に推奨してくれる体制となっています。

能力開発セミナーで習得したことは実際の仕事でどのように役に立っていますか

ポリテクセンターで能力開発セミナーを受講後は、そこで得た知識等を活用して、実際に回路を組みこんだり、ソフトウェアの開発等ができるようになり、社内設備の自動化につながっています。 能力開発セミナーで受講したことは、業務にいろいろ活用させていただいています。

能力開発セミナーに期待することがあればお聞かせください

能力開発セミナーの中には、体系的に設定されているコースを順番に受講した際、次の段階のコースの受講の一日目に、第一段階の内容と重複していることがあります。その時間は決して無駄ではないと思うのですが、短くしていただいて、さらに深い内容をしていただければと思います。 また、製品であるリーマを加工するには、研削加工技術、特に円筒研削の技術を習得する必要がありますが、ポリテクセンター関西ではこの種のセミナーがないようなので、是非設定してもらいたいと思います。

取材にご協力いただいた会社情報

会社名:エフ・ピー・ツール株式会社
創 業:1932年7月
設 立:1944年7月
代表取締役社長:佐々木 清吉
所在地:京都市山科区東野百拍子町47-3
資本金:1,161万円 (授権資本金2,000万円)
事業内容:精密切削工具の製造及び販売

利用者が語るポリテクセンター関西の在職者訓練

能力開発セミナーを受講された寺崎電気産業株式会社の教育担当者 K様(写真左)、M様(写真右)、受講者のO様(写真中央)にお話をお伺いしました。

K様(写真左)、M様(写真右)、受講者のO様(写真中央)

受講生へのインタビュー

現在行っている仕事はどのようなものですか

弊社は、船舶及び陸上の配電盤やブレーカーの設計・製造及び販売をしている会社です。 私は入社4年目ですが、入社当時から船舶部門の配電盤のPLCソフト設計を担当しています。 特に船舶は海上での活動になるので電力を自ら発電しなればいけません。 その船舶で使用する電力を安定して供給するために、PLCを用いてソフト設計し制御するという仕事は、船上の暮らしを支える責任のある仕事だと感じています。

どのような能力開発セミナーを受講されましたか

今年度は、電気・電子分野の低圧系のコースを3コース受講する予定です。 前年度はPLC系のコースを3コース受講しました。

能力開発セミナーで習得したことは実際の仕事でどのように役に立っていますか

受講したタイミングですぐ実践できる機会は少ないのですが、業務の中で受講してよかったと思えることがあります。 最近では、業務で新しいソフトを使うことになったのですが、社内ではそのソフトを使ったことがある人がいませんでした。 そのような時に、能力開発セミナーで学びの場があったことは、心強かったです。 また、それ以外でも業務を理論的に理解した上で進めていくことができることが多くなりました。

能力開発セミナーに期待することがあればお聞かせください。

PLCについてはある程度使い方を習得した後は、プログラム構成の向上に努めることになると思います。 構成の出来不出来により、後々のメンテナンスや改造のしやすさが左右されるからです。 そのためのプログラム構成技術を習得したいので、そのようなコースがあればと思います。 また講義の中の余談等のちょっとした話の中で、新しい技術・研究の話をしていただけると、知識の幅が広がるきっかけになると思います。

教育担当者へのインタビュー

能力開発セミナーを利用されたきっかけは何ですか

ポリテクセンター関西の能力開発セミナーはずいぶんと以前から利用させていただいています。 私がこの仕事を担当するようになったとき、既にポリテクセンター関西を利用していました。 一般的な教育訓練は社内で計画的に実施していますが、専門的に特化した技術の教育を社内で実施することが非常に難しいため、予算を確保し各部署が必要に応じた訓練を社外で受講するようにしています。

能力開発セミナーを受講することのメリットは何ですか

各部署では年間の教育訓練スケジュールをOJT、Off-JTを組み合わせて個人のスキルにあった形で計画しています。 私どもは電気分野を専門に行っているのですが、その分野は非常に広く、持っている技術についてはOJTである程度教育できるのですが、そうでない技術をポリテクセンター関西で教育できるのは良いと思っています。 ただ、コース受講後すぐに実践で活かせる機会というのは少ないです。 本当は、新しい分野の仕事が入ってくる直前に必要なコースがあるのがベストなのですが、受講してきた知識が必要になったとき、後々にでも活かしていくことはできると考えています。

その他、能力開発セミナーに期待することがあればお聞かせください。

申込をしても既にキャンセル待ちになっていることが多々ありますので、このようなコースをもう少し増設していただければと切に思います。 また、弊社も年度当初及び年度末は従業員を受講のために外部へ派遣させにくい時期です。 他社様も同じ状況だと思いますので、10月~12月あたりに開講するコースを増やす等、開講時期の工夫をしていただければと思います。 また、受講者がどれだけ受講した内容を理解できているのか、社内でも評価したいと考えています。 なにか評価できるようなものをいただけると有難いです。

取材にご協力いただいた会社情報

会社名:寺崎電気産業株式会社
創業:1923年10月1日
設立:1980年4月1日
資本金:12億3,664万円
代表取締役会長:藤田 正一
代表取締役社長:寺崎 泰造
従業員数:1,895名(連結) 590名(単体)
売上高:394億00百万円(個別売上高252億25百万円)
事業内容:船舶用システム製品、産業用システム製品、機器(ブレーカ)製品、医療関連機器製品の製造、販売

利用者が語るポリテクセンター関西の在職者訓練

当センターの在職者訓練を利用していただいているオリックス・ファシリティーズ株式会社 教育訓練担当技術管理部技術管理1課係長 神先 典子氏に感想等をお伺いしました。

当センターの在職者訓練を利用することとなったきっかけ

きっかけはポリテクセンター関西のセミナーガイドを拝見したことです。ビル管理等を行う従業員のスキルアップ研修の一つとして、ポリテクセンター関西が実施する電気関係や省エネ等の在職者訓練を利用することになりました。

利用頻度、期間等

平成22年度から今年度まで3年間利用しており、ポリテクセンター関西の在職者訓練は、従業員のスキルにあった研修が実施できるよう、内容等を事前に打ち合わせできるオーダー型セミナーとして毎年年間20コースほど受講しています。平成24年度では、21コースで約180名の従業員が受講しています。

在職者訓練をどのように活用していますか(対象者、レベル等)

自社の研修で実施できない設備・機器を使用した研修(受変電設備の管理に関する研修等)として活用しています。 また、研修は従業員の在籍年数やスキル等に合わせて事前にポリテクセンター関西と調整し、計画的にスキルアップが図れるよう体系的なものとしています。

実際に利用した感想・メリット

実際の現場にあるような設備、機器等が研修で利用できることや、スキルに合った研修を実施できることで、従業員が現場に戻ってすぐに研修した内容を実践できるところが良いです。 また、高圧の実習機器も室内に配置されているため、天候に左右されずに確実に研修が実施でき非常に助かっています。

ポリテクセンター関西の訓練への期待・要望等

当社はビルに関するトータルサービスを行っていることから、ビル設備の保守・管理等に関する研修のほか、機器や設備の修繕等で必要となる設計や製図等の研修も実施していきたいと考えています。ポリテクセンター関西の在職者訓練では、より幅広い分野の研修が実施できるよう期待しています。

在職者訓練の様子1
在職者訓練の様子2
在職者訓練の様子3

取材にご協力いただいた事業所概要

事業所名:オリックス・ファシリティーズ 株式会社
設  立:1970年2月12日
所 在 地:京都府京都市下京区大宮通仏光寺下る五坊大宮町99
資 本 金:857,500(千円)
従業員数:合計898名(2012年4月1日現在)
事業内容:FM(ファシリティ・マネジメント)、PM(プロパティ・マネジメント)、CM(コンストラクション・マネジメント)、賃貸マンション管理、その他サービス
ホームーページ:
http://www.orix-f.co.jp/(別ウィンドウで開きます)

 

利用者が語る在職者訓練(5)  ローレルバンクマシン株式会社

在職者訓練(能力開発セミナー)を受講した、ローレルバンクマシン株式会社 教育訓練担当 開発生産本部開発部開発2課長 徳野様、受講者 吉岡様にお話をお伺いました。

在職者訓練を受講された受講生へのインタビュー

現在行っているお仕事はどのようなものですか

当社は、金融機関などで使われる硬貨や紙幣の計数及び仕分け等を行うシステム機器を製造する専門メーカーです。現在所属している開発部の仕事は5年目となり、電気回路設計と装置評価を担当しています。

ポリテクセンター関西の能力開発セミナーはどの程度利用されていますか

毎年、年度当初に会社からセミナーコースの案内がされるので、その中から毎年1~2コースを選んで受講しています。現在まで8コースを受講しました。セミナーは、普段行っている仕事を、その理論から考える良いきっかけになっています。特に、開発の仕事に携わった当初は、与えられた仕事をこなすことに精一杯という状況でした。こうした中で、デジタル回路の理論を学べたことは、考えながら仕事をするきっかけとなり、とても大きな意味があったと感じています。

受講された吉岡様

受講された吉岡様

セミナーで習得したことが実際の仕事でどのように役立っていますか

現在は、それぞれ従事している職務の中で、必要と思われるテーマや要素を、自らセレクトしてその内容に合ったセミナーを受講しています。今年度、「小型化・高効率化のためのDC-DC回路設計実践技術」のコースを受講して、仕事で使っているコンバーターの細かな回路構成等を理解した上で仕事ができるようになり、仕事に幅がでるようになりました。

その他、セミナーに期待することなどがあればお聞かせください

内容が具体的な職務につながることは、とても良いのですが、こちらの求めていることとズレが生じてしまうことがあるのが残念です。こうしたことを防ぐため、実際の現場の仕事に幅広く応用できるような汎用性のある技術のセミナーをしていただけるとありがたく思います。それと同時に、実際の職務の中で活かせるよう理論よりも実習に力点を置いたコースがもっと多くなれば良いと思います。また、セミナーの情報について、文字情報だけでなく、実際に使用する図面のサンプルや実習状況の写真などを事前に見ることができれば、なお実務に即したセミナーの活用につながるように感じます。

教育訓練担当者へのインタビュー

〈開発生産本部開発部開発2課長 徳野様(入社26年目)〉

これまでの利用実績をお聞かせください

職務遂行力の裏付けとなる基本知識と技術を身につけてもらうため、概ね5~6年までの技術系社員を対象に、年度当初にセミナー受講の希望を募っています。その際、なるべく全員の希望に応えられるように調整し、年間で延10コース前後受講させています。

セミナーを受講する事で得られるメリットは何ですか

仕事を行っていると、様々なトラブルに見舞われることがあり、マニュアル通りに行かない場合が多々あります。事前にセミナーを受講して得られた知識や技術は、トラブルが解決した場合に、その知識と実際がつながったという報告を受けることがあり、より個人の技術レベルの向上につながります。そうした時に、セミナー受講の意義を感じます。 また、社内でセミナー受講者を講師として復命を兼ねた「ミニセミナー」を開いて得られた知識を共有できるように努めています。ミニセミナーを開くことで社員に説明するために、改めて自分の中で整理をすることにより、さらに理解を深めることが出来ると考えています。

教育訓練担当者 徳野様

開発生産本部開発部開発2課長 徳野様

その他、機構の業務やセミナーについて希望することがあればお聞かせください

従業員がセミナーコースを選ぶ際の資料は、セミナーガイドとホームページのデータ等になりますが、もう少し訓練の中身がわかるような工夫をしていただけると有難いです。 それがあれば、事前の予測などにもつながり、より実際の職務との有機的な連携が生まれてくるように感じます。

取材にご協力いただいた事業所概要

事業所名:ローレルバンクマシン株式会社
創  業:1946年
資 本 金:払込資本金 1億5,700万円
代表者名:代表者取締役社長 池邊 孟
売 上 高:254億円(2009年度)
従業員数:1,335名(2010年8月現在)
事業内容: 各種通貨処理機・システムの開発/製造/販売/保守、 金融オンライン端末機の開発/製造/販売/保守
所 在 地:(大阪本部)大阪府大阪市中央区西心斎橋1-12-5
会社ホームページ:
http://www.lbm.co.jp/(別ウィンドウで開きます)

私たち、ローレルバンクマシンは、当社が保有する高度な通貨処理技術と新しいサービス、独自のネットワーク、フットワークを生かして、 お客様の価値を徹底的に追求した製品・サービスを提供することにより、お客様の業務効率化・安全性の確保に貢献し、お客様の価値を高めていきます。

利用者が語る在職者訓練(4)  北陽電機株式会社

大阪府は、大阪圏を次世代ロボット産業の拠点とする構想の下に、ロボットテクノロジーに関する産業や技術の推進に産学官一体となって取り組んでいる。北陽電機株式会社(大阪市)は、昭和21年創業以来、センシングやコントロールといった分野に特化し、自動制御装置の研究開発や製造を行っている。現在、ロボット技術に欠かせないセンサーの開発および製造を通じ、オンリーワンを目指してきた企業であり、社員数は150名で、特に人材育成に力を入れている。

毎年、多くの社員を独立行政法人雇用・能力開発機構大阪センターが実施している能力開発セミナー(現在名称を在職者訓練に変更)を受講させるなどして、社員の能力開発を行っている。雇用・能力開発機構大阪センターが実施する能力開発セミナーの受講目的の一つには、技術者にとって必要な技術と知識を、この能力開発セミナーで習得することにある。この北陽電機株式会社が次世代ロボット用のセンサーとして開発したレーザー式測域センサ(写真2)は、高度な独創性が評価されて、日刊工業新聞社主催の『第2回モノづくり部品大賞』電気・電子部品賞(H17年度)、経済産業省、(社)日本機械工業連合会、(独)中小企業基盤整備機構、日本経済新聞社主催の「『今年のロボット』大賞2006」優秀賞(H18年度)などを受賞した。

開発風景

この製品の開発に至る経過は、顧客から、従来のセンサーよりも、 (1)高分解能化、 (2)高性能化、 (3)データ転送の高速化などの仕様要求項目が挙げられた。(1)と(2)については、何とか現状の技術で解決出来そうであったが、(3)については、パソコンに高速に取り込めるUSBかIEEE1394のどちらかのインターフェースを採用する必要があったが、開発当時、両方とも使用した経験がなく、技術開発に困っていた。ところが、当時、大阪センターが実施していた能力開発セミナー「USBインターフェース設計」を、本製品の開発チームが受講したことがきっかけで、USBの開発に関する技術的な知識・技能を習得することができたことから、本製品にUSBインターフェースを搭載して、顧客が要望する高い仕様内容をクリアすることができ、製品開発の成功に繋がったものといえる。

レーザー式センサ URG-04LX 北陽電機製

社内での技能・技術の継承にはOJTが主となっているが、こういった短期間の能力開発セミナーを受講させることで、すぐに効果が出てくるものではないが、こうした受講の積み重ねにより新しい製品を生み出すための推進力になってくるものと考えている。

利用者が語る在職者訓練(3)  株式会社エネゲート

常に専門性とその質を維持している講師をそろえていると感じています

これまでポリテクセンター関西の在職者訓練を数多く受講してきましたが、いつも感じることは常に高い専門性とその質を維持している講師をそろえているということですね。おかげで、現在従事している電子設計に関して何か疑問があれば訓練を受講し、すぐに実践にいかしています。特に、3次元CAD応用技術(現在は、内容をバージョンアップし、設計ツールを活用した製品設計技術(部品設計編)として実施)を受講した後に、習得した内容をいかして工程や不具合を減らした製品の設計をすることができました。

制御機器事業部 当真 勲さん

制御機器事業部 当真 勲さん

今後も、技術課題を解決するために訓練を受講していきたいと考えておりますが、同じ課題で悩んでいる訓練生同士のコミュニケーションを活発化させるなど、よりよい機会になることを期待しますね。

内容が実践的で、学んだことをすぐに活かしている社員が多くいます

当社は、各種電力量計や試験台ならびに、受配電設備をはじめ とする制御システム、変成器や設備の監視制御機器の製造販売を行っています。 社員教育については、教育体系の構築を進めながら、実施していますが、企業内のOJTでは、教えるという面で難しいことも多く、特に制御機器事業部についてはOFF-JTを実施する際多くはポリテクセンター関西を利用しています。内容が実践的で、学んだことをすぐに活かしている社員が多くいます。

制御機器事業部 教育担当  中山 将暢さん

制御機器事業部 教育担当 中山 将暢さん

取材にご協力いただいた事業所概要

事業所名:株式会社 エネゲート
所 在 地:大阪府大阪市北区大淀北1丁目6番110号
従業員数:811名
事業内容:電力量計の製造・販売・修理・取替および各種電気機器の製造・販売

利用者が語る在職者訓練(2)  株式会社サトウプロダクト

株式会社サトウプロダクト製造第三課溶接部若松真太郎さんと総務部長岩崎修二さんに、受講生と社員教育担当者それぞれの立場から、在職者訓練について感想をお伺いしました。

受講していくことにより、品質、コストダウンに関する社内の意識が変わった

当社は、溶接・プレス・板金を取り扱っています。従業員に対して、在職者訓練を積極的に受講させていますが、在職期間を考慮して、製造部門の社員から受講してもらっています。特に品質に対する顧客の要望が厳しいため、その要求に応えるためにも訓練を利用していますし、またISO9000も取得しました。 社員が訓練を受講していくことにより、品質、コストダウンに関する社内の意識が変わったと思います。実際に不良品の激減という数字としての結果もでてきています。これからも、どんどん在職者訓練を活用していきたいですね。(総務部長岩崎修二さん)

左 岩崎総務部長 右 若松さん

左 岩崎総務部長 右 若松さん

「品質保証のための計測器管理」を受講しました。丁寧に教えてもらってわかりやすかったですね。セミナー受講後はレポートを作成し、社内にてさっそく伝達研修を実施しました。 (製造第三課溶接部若松真太郎さん)

取材にご協力いただいた事業所概要

事業所名:株式会社サトウプロダクト
所 在 地:大阪市平野区加美北3-8-37
従業員数:95名
事業内容:精密プレス・ロボット溶接・レーザー加工・ブレーキプレス・金型試作製作・治具製作・板金試作・機械加工品

利用者が語る在職者訓練(1) タケモトデンキ株式会社

新たな仕事に挑戦する上で、在職者訓練で学んだことがいかされました。

当社に採用後、設計補助の仕事を数年していましたが、ある時上司から設計の仕事をしてほしいと言われました。責任とともに技術が必要となり、利用したのが在職者訓練でした。 訓練では、初めて知ることが多かったですが、指導員のサポートを得たことで理解を深めることができました。 後日、当社の製品である手計量システムの画面デザインを設計しましたが、その際、訓練で習得した、知識と技術がいかされました。 今後も業務上必要となれば、訓練を受けていきたいと思います。

システムグループ システム情報課 梁本 真理さん

システムグループ  システム情報課  梁本 真理さん

職務上の成果を上げている点で、在職者訓練を受けさせる目的を十分達成できていると感じています。

当社は、計測・計量制御システムの製造販売をしています。これからの企業の成長のために、当社の人材が持つ能力を最大限に活かした業務展開を図っています。その中では、職種転換や能力向上に社員教育を必要としますが、時間と教える人材及び設備の確保を考えると社員教育は非常に手間がかかるため、業務に必要な内容をコンパクトに実施しているポリテクセンター関西の在職者訓練は大変役に立ちます。 梁本さんのように、新たな職務に必要な能力を向上させるために在職者訓練を受講させた社員が習得した内容をいかして成果を上げている点で、在職者訓練を受けさせる目的は十分に達していると考えています。

先進開発室 マネージャー 谷垣 正弘さん

先進開発室 マネージャー 谷垣 正弘さん

これからも在職者訓練を活用しながら社員の持つ能力を最大限引き出していきたいと考えています。

取材にご協力いただいた事業所概要

事業所名:タケモトデンキ株式会社
所 在 地:大阪市淀川区田川3-5-11
従業員数:151名
主たる取扱い製品:計測・計量制御システムの製造販売

お問い合わせ先

事業課 事業主支援係

TEL

06-6383-0064

FAX

06-6383-0961

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