【利用されたコース名】
・若手従業員に気づきを与える安全衛生活動(実施編)
・作業手順の作成によるノウハウの継承
・現場社員のための組織行動力向上 外
生産性向上支援訓練 受講者所属企業・受講者の声
利用者が語るポリテクセンター関西の生産性向上支援訓練 大和田カーボン工業株式会社
当センターの生産性向上支援訓練を利用いただいている大和田カーボン工業株式会社の総務部長、並びに受講者の方にお話を伺いました。
総務部長へのインタビュー
生産性向上支援訓練利用のきっかけ
「カーボン事業を通じて人創り・未来創りに貢献する」「人は資産」という経営理念を掲げる当社では、業績拡大に伴い人材育成の重要性が高まっていました。求人関係でポリテクセンター関西を利用していた際に、生産性向上支援訓練を知り、令和4年より本訓練の受講を開始しました。まずは管理職研修から開始し、その後は中堅層、一般職へと対象を広げることで、全社的な育成体制を段階的に構築しました。現場の課題に直結する内容で、社員が自ら考え、動く姿勢が少しずつ根付き始めているのを実感しており、訓練の効果を日々の業務の中で感じています。
総務部長の藤田様
生産性向上支援訓練利用のメリット
①高い満足度
受講者アンケートでは約9割が「満足」「期待ができる」「職場で活かせる」など回答。
②実践的な内容
OJT指導法やマニュアル作成など、現場で即活用できるスキルを習得。
③柔軟な対応
管理職から一般職まで、ニーズに応じたコース選定が可能。
④講師の質
グループワークや意見交換が活発で、飽きない工夫がされている。
実施方法の工夫
本来は6時間×1日の訓練だが現場業務を最優先するため、3時間×2日に分けて行う形式を採用し、業務への影響を最小限にしながら学びを継続できる体制を整えました。
生産性向上支援訓練を受講しての成果や変化
意識改革と業務改善の浸透
生産性向上支援訓練を通じて、従業員の意識改革が促進されました。従来の固定概念にとらわれない柔軟な思考が育まれ、業務の進め方や改善提案に変化が見られます。受講者は「自分ごと」として業務改善に取り組む姿勢を身につけ、部署間だけでなく他部署とのコミュニケーションも活性化し、職場全体の風通しが良くなりました。これにより現場の課題が可視化され、改善活動が自発的かつ継続的に行われています。
OJTと手順書で指示が明確化
OJTと手順書整備により、業務手順が明確化され、指示のばらつきが解消されました。これによりミスが減り、効率が向上。教育内容が現場に反映され、改善のスピードが加速し、モチベーション維持にもつながっています。部下育成の質も高まり、組織全体のスキルが底上げされました。こうした取り組みは「人は資産」という理念と結びつき、生産性向上に直結しています。
会社の変化
「人は資産」という原点に立ち返り、部署間だけでなく他部署との連携も活発になり、職場の風通しが大きく改善しました。安全に対する妥協は一切なく、意識改革と現場改善を結びつける取り組みが進行中です。社員が自ら考え、動く姿勢が広がっていることは、当社の未来を創る力だと確信しています。
受講者へのインタビュー
安全活動を見直すきっかけになりました。【若手従業員に気づきを与える安全衛生活動(実施編)】
今回の生産性向上訓練を通じて、安全衛生について改めて考えるきっかけになりました。安全衛生委員として活動している中で、現場での指導や教育に直結する内容が多く、すぐに実践に活かせると感じました。これまで受講してきた訓練の内容を整理する意味でも、非常に有意義な時間となりました。
ノウハウの継承が生産性向上につながるという視点も印象的でした。【作業手順の作成によるノウハウの継承】
手順書や技術の継承がいかに重要かを改めて実感しました。注意を要する作業を安全に進めるためにも、正しい知識と書き方を理解することが必要だと再認識できました。具体的な作成方法も学べたので、今後の業務にしっかり活かしていきたいと思います。
利用者が語るポリテクセンター関西の生産性向上支援訓練 株式会社エクセディ
当センターの生産性向上支援訓練を利用いただいている株式会社エクセディの人材組織開発部チーム長、並びに受講者の方にお話を伺いました。
【利用されたコース名】
企画力向上のための論理的思考法
【コースのねらい】
生産性向上に資する企業人材の資質向上を目指して、企画提案時に必須となる論理的思考法について理解し、企画力向上のための論理的思考の活用手法を習得する。
人材組織開発部チーム長へのインタビュー
生産性向上支援訓練利用のきっかけ
弊社の研修プログラムには論理的思考の講座が無く、ポリテクセンターの生産性向上支援訓練のプログラムに講座があることを知りオーダーコースとして実施していただきました。
弊社の問題点として、人へ伝える際に道筋を立てて矛盾なく説明することが弱く、論理的な思考を鍛える必要性を感じ、今回のセミナー実施に至りました。
また、ここ数年、業務改善を求められているなか、まずIT関連スキルを向上させるために関数・ピポットテーブル・VBAを学んだことで、個々のスキルがあがり職場の業務改善に繋がってきています。
人材組織開発部チーム長の大地様
生産性向上支援訓練利用のメリット・訓練を利用した感想等
業務報告では、論理的に話す順序を整理することで、相手に上手く伝えることができるようになってきたと感じています。また、プレゼン力や提案力の向上に繋がり、論理的に自身の考えを整理する事に役立っているのではないかと感じています。総じて、相手を納得させる伝え方を考えることができた良い機会でした。
生産性向上支援訓練に期待することがあればお聞かせください
本セミナーをはじめとした「横断的課題」関連セミナーを受講することで、社員一人一人の意識や考え方が良い方向に変化してきています。引き続き「横断的課題」関連セミナーを中心とした訓練計画を検討するとともに、社内の各部門で教育が求められるカリキュラムを洗い出し、生産性向上支援訓練で対応できる内容について相談していきたいと考えています。
受講者へのインタビュー
生産性向上支援訓練を受講した感想をお聞かせください
以前まで直感的に業務を進めていましたが、セミナーの演習を通して自身が論理的な一面も持ち合わせていることに気づくことができました。
また、自身の思考の癖や弱い面もわかったほか、セミナーでの意見交換や演習を通して相手に自分の考えを上手く伝えるヒントを得ることができました。時間的に余裕がない環境でも、論理的思考をもとに業務の全体像を俯瞰できるよう心がける意識が芽生えました。
受講者の宮勝様
取材にご協力いただいた会社情報
事業所名:株式会社エクセディ
所在地:寝屋川市木田元宮1-1-1
設 立:昭和25年7月
資 本 金:82億84百万円
社 長 名:代表取締役社長 吉永 徹也
社 員 数:約14,000名(連結)
約 3,200名(単体)
事業内容:自動車部品(クラッチ・トルクコンバーター)製造
ホームページ:
利用者が語るポリテクセンター関西の生産性向上支援訓練 オイレス西日本販売株式会社
当センターの生産性向上支援訓練を利用いただいているオイレス西日本販売株式会社の管理企画部長並びに管理企画部管理企画課長にお話を伺いました。
オーダーコース訓練風景
【利用されたコース名】
ビジネスとSDG's(持続可能な開発目標)の融合
【コースのねらい】
世界中の企業がSDGsを経営の中に取り込もうと力を注いでおり、SDGsを経営に組み込むべく様々な取組が進められている中でSDGsの必要性を理解し、自社のビジネスの成長につなげる知識を習得する。
管理企画部長へのインタビュー
生産性向上支援訓練利用のきっかけ
以前より社員を積極的にポリテクセンターのオープンコースに参加させていましたが、グループ全体でSDGsに取り組んでいることから、弊社でも部分的に取り組みたいと考えていました。その時期にポリテクセンターからオーダーコースの案内があり、受講を決めました。
生産性向上支援訓練利用のメリット・訓練を利用した感想等
弊社の課題や要望の相談ができること、また、1度で複数の社員を受講させることができるのが、オーダーコースのメリットだと思います。
当日は主任以上の役職及び営業担当社員16名を受講させ、グループワークで積極的に意見を出し合っていたことが印象に残りました。最近の採用試験ではSDGsの取り組みについて質問する受験生がいると聞いたことがあるので、今後は弊社も自信をもって答えられるようになれたらと思います。
また、受講した社員が習得したことをアウトプットし、自信をもって顧客に合った提案をしてほしいと考えています。
生産性向上支援訓練に期待することがあればお聞かせください
社員に在庫を適切に管理してもらいたいと考えているので、今後は生産管理関連のセミナーの受講も検討しています。
管理企画部管理企画課長(受講者)へのインタビュー
現在担当している仕事を教えてください
私は管理企画部に所属し、総務・経理を担当しています。
生産性向上支援訓練を受講した感想をお聞かせください
初めはSDGsというとメーカーが取り組むイメージが強かったのですが、訓練を通して、商社である弊社も社会貢献できると感じました。訓練は概要説明だけでなく、全員参加型のグループワークもあり、先生が紹介された事例を踏まえて他部署の社員とアイデアを出し合いながら積極的にコミュニケーションをとることができました。
訓練終了後は社内で取り組める目標について話し合い、弊社のホームページに新たにSDGsの項目を追加しました。
今後の抱負をお聞かせください
SDGsが掲げる目標はすべて大切なことなので、今後は個人としても身近なことから取り組みたいと考えています。
取材にご協力いただいた会社情報
所在地:大阪市西区立売堀1丁目11番2号 OTビル
設 立:昭和35年5月17日
資 本 金:4,600万円
社 長 名:代表取締役社長 丸山 勉
社 員 数:39名
事業内容:各種ベアリング、伝導装置及び機械要素用品、プレス・樹脂金型部品、油・空圧機器、各種金属・プラスチックの機械加工品
各種機械及び省力化装置販売
ホームページ:
お問い合わせ先
生産性センター業務課
TEL
06-7670-7007
FAX
06-6383-0961
