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CAD/NC技術科デュアル (テクニカルオペレーション科)(企業実習付コース)のご案内

訓練の概要(訓練により習得できる技能)

 NC旋盤、マシニングセンタの加工実習により機械加工に必要な知識、技能・技術と機械製図やCAD実習による機械図面の見方、描き方を習得し、機械加工及び機械設計に関する実践的技能・技術及び関連する知識を習得します。
 訓練期間の後半では、企業実習とフォローアップ訓練(施設内訓練)を実施します。企業において機械加工の実務を体験することで、自身の強みや弱み等を再発見でき、その後のフォローアップ訓練で受講者それぞれの課題を設定することで、より実践的な技能や技術を習得することができます。

訓練全体の目標人材像(訓練目標)

  • 切削加工基本とNC機械のプログラミング及び加工ができる。
  • 訓練で身につけた技能や技術を、企業での1ヶ月間の実習を通じて実務上の技能・技術として活用できる。
訓練課題例

訓練課題例

総訓練時間

  • 796時間(9月開講)
  • 703時間(10月開講)

訓練到達目標

0.「ビジネススキル講習」(9月開講のみ)

個人・グループワークを通して企業が求める能力を理解し、コミュニケーション能力・ビジネスマナー・自分を表現する技法・パソコンの基礎(文書作成)等について学習し、仕事と自分のマッチングを高めることを目指す講習で、6ヶ月の訓練の前に1ヶ月行います。

1.「NC旋盤」

機械加工の基本(測定、旋盤作業)から切削理論・機械設定を理解し、NC旋盤の加工などに必要な技能・技術及び関連知識を習得します。

NC旋盤

NC旋盤

2.「マシニングセンタ」

機械加工の基本(手仕上げ、フライス盤作業)から機械の設定・各種工具による加工を理解し、マシニングセンタでの加工に必要な技能・技術および関連知識を習得します。

マシニングセンタ

マシニングセンタ

3.「CAD/CAM」

CAD/CAMなどで加工するためのプログラムを作成し、プログラムミングに必要な技能・技術及び関連知識を習得します。

CAD/CAM

CAD/CAM

4.「機械製図」

加工図面の読解力を得るため、手書きによる製図を行いJIS規格の技能・技術及び関連知識を習得します。

機械製図

機械製図

5.「企業実習」

NC旋盤、マシニングセンタを使用した機械加工等の企業実習を体験し、実務において必要な技能・技術及び関連知識を習得します。

企業実習

企業実習

6.「フォローアップ訓練」

企業実習を体験した中で、実務的に不足した能力を補うため、より実践的な技能・技術及び関連知識を習得します。

フォローアップ訓練

フォローアップ訓練

受講要件

過去の機械加工の経験

  • 特に不要

事前に習得していることが望ましいスキル

  • パソコンの基本操作

各訓練科共通要件

  • 訓練に関連する職種への就職を希望している方
  • 訓練を受講することに熱意を有している方
  • 訓練の内容を理解するために必要な基礎学力を有している方
  • 訓練受講・修了に支障がないこと(健康状態・受講態度等)
  • 上記を踏まえ、希望職種に就職するために職業訓練の受講が必要であると認められ、公共職業安定所長の指示又は、推薦を受けられること。

※企業実習付コースは、概ね55歳未満の方が対象です。
※受講希望者が定員を超える場合は、受講要件を満たしていても受講できないことがあります。

受講料

無料です。ただし作業服、教科書代等(約20,000円程度)については、実費負担となります。

受講者の入所前の職種と修了後に就職した職種の例

機械やCADの知識が無い方でも、下記のような機械設計や製造と関連する職種に就職されています。

(前職)                      (修了後の職種)
施設内警備(30代男性)      →        NC旋盤加工
接客調理(40代男性)       →        機械加工(組立)
研究補佐員(20代女性)      →        CADオペレータ

訓練に関する職種と仕事内容

一般的な職種名

  • NC加工技術者
  • CADオペレ-タ
  • CAD/CAMオペレ-タ

仕事内容

NC加工技術者の仕事

同じ形状のものを大量に加工する場合は、加工条件を設定し、連続自動加工するNC旋盤・マシニングセンタを使います。NC旋盤・マシニングセンタでは、図面から要求される精度を出すため、最適な加工条件を正確にプログラミングします。
次に、設定が終わったら、精度を確認するための試削りを行い、試作品を正確に測定し、必要に応じてNC側の設定とプログラムを修正します。そして、精度が安定したら、連続的に自動加工します。

CADオペレ-タの仕事

CADといわれる図面作成支援ソフトウエア使って、コンピュータ上で図面を作成することです。CADを使って、各種の図面を正確に描くのがCADオペレータです。

CAD/CAMオペレ-タの仕事

CAD/CAMシステムを使用したNC加工デ-タの作成業務です。
加工プログラムは作業者が工作機械に直接入力することもできますが、加工方法や形状が複雑な場合は時間がかかります。そこで、パソコン上でプログラムを作り、工作機械に転送して加工します。

職種との相性(こんな方に向いている。)

「ものづくり」に興味があり、じっくり忍耐強く仕上がりを重視した作業ができる方。性別は全く問いません。

訓練により就職可能な主な仕事

機械加工・マシニングセンタ・オペレータ・NC旋盤オペレータ・CAD/CAMシステムを使用した設計製図・機械部品製造・機械組立製造(車両部品・自動機部品等)・生産管理・NC加工機を使用した加工及びオペレーション

求人票に記載されている職種名

NC機械工・機械加工・機械オペレ-タ・機械技術者・CAD/CAMオペレ-タ・CADオペレ-タ・3DCADオペレ-タ・機械設計士・機械設計補助・生産管理・機械保守・旋盤工

就職率

80.7%(令和2年度から令和3年度(過去2年間)実績)

訓練終了時に取得できる資格

自由研削といしの取替え業務に係る特別教育修了証

労働安全衛生法第59条第3項及び労働安全衛生規則第36条で研削といしの取替え、取替え時の試運転業務等を行う業務に労働者を就かせるときは、事業者が 「安全衛生特別教育規程」に基づく安全または衛生のための特別の教育が義務づけられています。
本特別教育は、訓練中に実施し、修了時に特別教育修了証が当センター所長名で交付されます。

任意に取得できる資格

訓練期間中に受講生の皆さんが習得した技能を活かして任意に受験して取得できる資格の一例です。受験手続きの説明や合格できる技能レベルへの到達は訓練中十分可能です。(※但し、合格を保証するものではありません。詳細につきましては、各実施機関へお問い合わせ下さい。)

CAD利用技術者試験【一般社団法人コンピュータ教育振興協会】

CADを使いこなし、製図・設計・デザインをする能力を認定する民間資格であり、2級は筆記試験、1級は筆記および実技試験が行われています。また、1級、2級の他に、2次元CADや基礎試験という利用技術者試験も有ります。

CAD利用技術者試験

就職後のスキルアップ

就職後は、当センターで実施しています短期間の在職者向け職業訓練(能力開発セミナー(有料))を受講するなど、さらにスキルを向上させることができます。当センターでは、就職後においても新たな職業能力の習得やこれまでの職業能力の更なる向上に係る相談・支援を行っています。お気軽にご相談下さい。

お問い合わせ

訓練課 受講者係

TEL

0744-22-5226

FAX

0744-22-6744

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