入所月:4月、7月、10月、1月
訓練期間:6ヶ月
定員:各15名
平日9:20~15:40の6時限
(※7時限の日も有)
テキスト代等:約8,000円
明日の暮らしを照らす
電気設備技術科
訓練の概要
訓練到達目標
- 電気設備に関する設計、工事、保守管理ができる。
- ビジネスソフト(文書、表計算)、CADソフトを活用して書類や図面の作成ができる。
訓練内容(4月生・10月生:A→B/7月生・1月生:B→Aの順番で受講いただきます)
A
電気理論・関連法規
電気に関する基礎知識・電気法規について学びます。机上で簡易的な電気工事をすることで工具や電気器具の扱い方なども合わせて習得します。
電気設備工事・測定
電気配線図の読み方、ケーブル・金属管・樹脂管などを使った様々な電気工事の施工方法、施工後に必要な各種検査と測定方法について習得します。
CAD活用技術
CAD(Jw_cad)を使用して住宅図面や電気配線の読み方、描き方を習得します。使用するJw_cadはフリーソフトで建築・設備関連企業を中心に広く普及しています。
B
シーケンス制御
シーケンス制御とは、交通信号機やエレベータなど機械を電気でコントロールする自動制御の一種です。工場などの生産ラインを支えている技術について基礎から習得することで電気設備の保守管理などのスキルが身につきます。
シーケンス制御応用
PLCやタッチパネルなど高度な自動制御について習得します。PLCとはプログラマブル・ロジック・コントローラの略です。制御装置で工場などの自動機械の制御やエレベーター、自動ドア、テーマパークの各種アトラクション(遊具)など、身近な機械の制御に使用されています。
消防設備/情報活用
自動火災報知設備の工事・点検に関する知識・技能を習得します。
パソコンの基本操作、文書作成・表計算・プレゼンテーションに関するソフトの使い方を学びます。
電気設備技術科 就職率
令和3年度修了者 87.9%
令和2年度修了者 93.0%
令和元年度修了者 88.5%
該当年度の入所者全員(自己都合退所者を除く)における、修了後3ヶ月までの集計結果です。
訓練に関連する主な職種と仕事内容
主な就職事例
・設備工事業(電気・通信・防災)
・営業・事務(電気関連業)
・CAD設計、積算
・ビル、生産設備の保守管理
・配電盤、制御盤組立
・電気機器類の製造
仕事内容
電気設備の設計・積算やコンセント・スイッチなどの取付工事、電気関連の製造業においては製品の組立・配線から電気設備の保守管理など関連職種は様々です。製品組立・配線・電気工事など身体を動かす仕事から、関連分野についての設計図・見積書・申請書類の作成といった事務的な仕事まで関連職種は広範囲になります。
受講条件
◆電気設備関連職種への就職を考えている方。
全科共通
次の(1)~(3)すべてに該当する方です。
(1) ハローワークに求職登録をしている方。
※現在、離職している求職中の方。
または、現在退職予定日が決まっている求職中の方。
(2) 全訓練期間を通して意欲的に受講できる方。
(3) 訓練受講後、訓練と関連のある分野などへ速やかに就職をお考えの方。
任意に取得できる資格
・第二種電気工事士
・第一種電気工事士
・消防設備士乙種第4類
※訓練コースに関連する分野の資格の一例です。ただし、合格を保証するものではありません。
講師から一言
電気は私たちが生活していく上で必要不可欠な分野であり、また、電気に関連する業界・職種は多岐にわたります。日常生活になくてはならない電気分野のスキルを習得することは、年齢・性別を問わず有益です。再就職や関連国家資格の習得など全力でサポートします。電気分野に興味がある方は未経験でも全く問題ありませんので、ぜひ受講についてご検討ください。