入所月:4月、7月、10月、1月
訓練期間:6ヶ月
定員:各15名
平日9:20~15:40の6時限
(※7時限の日も有)
テキスト代等:約9,000円
目指せ、ビルのお医者さん
ビル設備サービス科
訓練の概要
訓練到達目標
- ビル、ホテル・旅館、病院などの電気設備のメンテナンスができる。
- ビル、ホテル・旅館、病院などの空調設備・給排水衛生設備のメンテナンスができる。
訓練内容(4月生・10月生:A→B/7月生・1月生:B→Aの順番で受講いただきます)
A
電気設備工事
電気理論や電気用図記号について理解し、ケーブル配線工事を通じて、測定器の使用方法や測定結果による評価について学びます。
給排水衛生設備管理、環境衛生管理
給水管・排水管などの課題製作及び衛生器具の取付けや水漏れに対するメンテナンスについて学びます。また、残留塩素や二酸化炭素の測定方法についても学びます。
Jw_cad操作、ビルクリーニング
Jw_cadによる基本操作から各種設備図の描き方について学びます。また、剥離剤塗布作業から床維持剤(ワックス)塗布作業までの一連の清掃作業工程について学びます。また、残留塩素や室内空気(粉じん・二酸化炭素)の測定方法についても学びます。
※Jw-cadとは、施工に必要な様々な図面をパソコンで作成するソフトです。
B
自動火災報知設備管理、ボイラー
消防設備(受信機・感知器・発信機)の種類や作動原理、機能試験等について学びます。また、ボイラーの構造・取扱い及び関連法令についても学びます。
シーケンス制御、高圧受変電設備
受水槽内の水位制御やポンプ、モータの制御回路について学びます。また、高圧受電設備についても学びます。
※シーケンス制御とは、信号機やエレベータなどの機器で決められた動作手順に基づいて自動で稼働するようコントロールすることです。
空調設備管理(エアコン)
空調機の主要構成機器の役割を理解し、ルームエアコンの据付、配管技術について学びます。
ビル設備サービス科 就職率
令和3年度修了者 88.9%
令和2年度修了者 92.6%
令和元年度修了者 91.2%
該当年度の入所者全員(自己都合退所者を除く)における、修了後3か月までの集計結果です。
訓練に関連する主な職種と仕事内容
主な就職事例
・建物、設備等の点検及び保守管理
・電気、消防、給排水等の技術スタッフ
・施設警備
・校用業務員(用務員)
・マンションの管理人
仕事内容
ビル、ホテル・旅館、病院などの建物には、電気設備、空調設備、給排水設備、防災設備などさまざまな設備があります。
安心・安全・快適に過ごすための環境をお客様に提供するため、定期的に各機器の保守点検を行い、徹底したデータ管理をすることによって、トラブルが発生した場合には、早急に異常箇所を探求し、適切な対処をしていきます。
受講条件
◆ビル管理関連職種への就職を考えている方。
全科共通
次の(1)~(3)すべてに該当する方です。
(1) ハローワークに求職登録をしている方。
※現在、離職している求職中の方。
または、現在退職予定日が決まっている求職中の方。
(2) 全訓練期間を通して意欲的に受講できる方。
(3) 訓練受講後、訓練と関連のある分野などへ速やかに就職をお考えの方。
任意に取得できる資格 訓練コースに関連する分野の資格の一例
・第二種電気工事士
・二級ボイラー技士
・消防設備士乙種第4類
・第三種冷凍機械責任者
※ただし合格を保証するものではありません
講師から一言
ビル、ホテル・旅館、病院などの建物の中で働く人々が、快適な1日を過ごせる環境を整え、建物の所有者にも満足していただける「設備管理員」を目指しませんか!